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2019年2月

白いアイリングがかわいい   続  メジロ

 冬の間はシジュウカラやエナガ、ヤマガラなどの混群で移動している公園のメジロも、この時季になると必ずペアーで動いている。

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 梅の花に顔を突っ込んで蜜を吸っている。時々頭を出すその顔の目は鋭いが、白いアイリングがそれをやさしく見せる。

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 夢中で花に取りついているかと思うと、梅林の中の散策路を人が通ると一斉に後ろの林に入ってしまう。

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 しばらくするとまた姿をみせ、無数に咲いている花から花へと蜜を求めて飛び回る。時には逆さまになったりしながらの吸蜜活動である。

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 ウグイスも花の蜜などを好物になれば、花札の世界の「梅にうぐいす」の姿がどこでも見られるようになるのだが、ウグイスはどちらかというと昆虫類が好みである。

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 「目白押し」の語源もメジロが眠るときの姿が由来らしい。白いアイリングが特徴のメジロは、英名ではそのままの White-eye である。日本語も同じかと再認識した公園である。

今シーズンもまた   トラフズク

 毎年毎年おなじことを繰り返しながら鳥見を続けて約十数年が過ぎた。ところが、同じ鳥でも同じ設定にならないところがまた楽しみの一つになる。

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 そろそろこの鳥が来るころだと思うと、昨年の出会った場所を歩いてみる。すると同じようなところにいるものである。

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 たぶん同じ個体が来ているものと思う。特に渡りをする鳥は、その時季を逃さないようにすることが必要である。

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 河原の土手を歩いて、潜んでいそうな樹木の陰を除きながら歩いてみるが、見つからないことが多い。

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 それもそうである、夜行性の彼らは昼は天敵などに見られないように、隠れて休んでいるからである。

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 そんなトラフズクが見やすい樹木の枝に動いて、しかも眼を開けてくれた。というより警戒して羽角を立てている。いずれにしても今シーズンもまた出遭うことができたトラフズクである。

 

 

梅の花が満開   ウメジロ

 梅の花が咲きだすと風はつめたく感じても、春がそこまで来てるなとうれしくなる。梅にどんな鳥が絡んでくれるかと、期待しながら公園の坂道を上る。

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 あわよくばルリビタキの4年生ぐらいのオスを期待する。それが無理ならメスでもいいか、ジョウビタキも期待を持たせてくれる。

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 そんなことを考えながら最悪の場合は、メジロで我慢しようとメジロには悪いが、ウメジロを思い描きながら梅林に出る。

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 聞こえてくるのは 「キュルキュル・・・・」 とメジロの小さな鳴き声である。これで坊主は免れたと足取りも軽くなる。

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 剪定もされず伸び放題の梅の枝に咲く花の中に、メジロのウグイス色の姿が見える。忙しく動き回るので追いかけるのが大変である。

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 近くではウグイスの囀りも聞こえ始めたので、それも期待しながら今シーズン初めてのウメジロである。

続合流点の決闘     ダイサギ

                  激しいバトルは続く合流点の決闘。

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                        負けるものか!

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                        これでもか!

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                      なんのなんの!

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                  これでどうだ、動けないだろう!

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             次は必殺技のコプラツイストをかけてやる。   続く

続続 合流点の決闘    ダイサギ

                  激闘はさらに続く、結末はいかに!

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                 生意気だから張り倒してやろう!

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                       さらにキックだ!

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                 それでは上からのキックはどうだ!

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                そうはいかないよ、ひらりとかわす。

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           勝利の着水か?結末はいかに! 魚も興味津々?

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            勝てないとわかった侵入者は、静かに飛び去るのだった。  完

 

合流点の決闘    ダイサギ

 コサギが採餌している川に、ダイサギが一羽のんびりと食事中にライバルの出現。餌場を盗られまいと必死で襲いかかって守る。そんな光景を聞耳頭巾で観察することにする。

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                  ここは俺の縄張りだぞ!

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                   そんなことは誰が決めたんだ!

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                     生意気な奴め!

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                       懲らしめてやる

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             負けるものか、やるならやろうじゃないか!   続く

久々のペアーで    ベニマシコ

 河原の土手を歩いていてもいつもハイタカ狙いなので、樹木の高いところばかりを見ている。

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          羽が傷んでいる?

 土手の上を上流から下流へと歩いてまた戻ってくる。会う人は、寒いせいか犬を連れて散歩する常連さん程度で人の姿も少ない。

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           地味なメス

 厚い雲から太陽が出てくると寒さが和らぐのでほっとする。そんな土手の下の方から「ヒッホ、ヒッホ・・・」と消え入りそうなベニマシコの鳴き声が聞こえる。

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 もうすでに、ベニマシコはいなくなってしまったのかと思っていたので、うれしい鳴き声である。

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 探してみると、土手下のいつもの枯れた草の実のある、こんもりとした藪の上にその姿は有った。Bnmk4

 オスは相変わらず嘴に草の実をつけて、周りを警戒しながらもぐもぐしている。近くには同じようなメスの姿もあり、久々のベニマシコのペアーとの出遭いであった。

 

梅の枝どまりを期待して   ルリビタキ

 公園では梅の花が咲き始めた。梅にうぐいすはなかなか実現しないので、せめて梅にルリビタキを期待して公園に向かった。

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 すぐにそのルリビタキは姿を見せてくれたが、梅の花が咲くところとは程遠い。あちこち飛び回ってくれるが望みは薄い。

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 それでは、きれいなブルーと黄色をうまく演出したいなと狙ってみる。時々地面に降りて採餌をするが、すぐに近くの枝に飛び上がる。

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 苔の生えた大きな石のお立ち台が好きなようで、この上ではしばらくの間じっとして、よきモデルになってくれる。

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 そのうちに飛び回る範囲が広がってきたので、近くの梅の花咲く梅林への移動を期待して待ってみる。

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 毎度のことで思うようにいかないのが世の常で、時間切れになったしまった。梅の花はまだこれからなので、次回に期待して引き上げることにした。

 

パタパタをしたので撤収   続ミコアイサ

 ミコアイサに会えたので、せめてパタパタをしてくれたら帰ろうと待っていると、意外とすぐに見せてくれたので帰ることにした。

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 背景にコガモのオスを置いて自分が目立とうと思っているのか、なぜかコガモの動きが引き立て役になっている。

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 それを意識してかおおきく翼を広げて、これ見よがしに羽ばたきを見せる。その間コガモは、普段でも小さいのにさらに小さくなっている。

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 上野動物園のジャイアントパンダ、シンシンの子供のシャンシャンも人気があるが、近いうちに中国に帰ってしまうとか?

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 冬鳥のパンダガモはまたやって来てくれると思うが、シャンシャンはどうなるのだろうか、パンダは繁殖のために繁殖地の中国から借りているらしい。

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           コガモもたまらず尻隠さず!

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 最後は「ドヤ顔」でパタパタを終えた。今シーズンは近場でミコアイサに会えたので、足元軽く家路につくことができたのである。

 

 

パンダガモに遭いたくて   ミコアイサ

 メス二羽を引き連れていい思いをしていると噂のミコアイサに遭いに行ってきた。このシーズンになると、遭いたい冬鳥の鴨の仲間では優先順位の高い鳥である。

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 先日は10羽ほどのオスのいる池に行ってきたが、池が大きすぎて近くに来てくれなかった。

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 どうしても、近くで目の周りの黒い頬の中に光る眼を見たかったのである。眼の位置が黒い斑点の片方によっているので、よく見るとかわいい眼をしているのである。

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 その池に着いてミコアイサの存在を確認した時は、水辺の葦の下で二羽のメスと共にまだ眠りに入っていた。

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 しばらく待っているとメスが動きだして、オスに出かけるよと合図をしたかと思うと二羽のメスは前後して移動を始めた。

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 メスの動きで目覚めたオスは、辺りを見回してメスの後を追うように動き出した。水面を滑るように動くミコアイサの白い姿に魅せられるのである。

 

 

 

だるまさん転んだで接近   ハイタカ

 少し遅れて河原に着くと、すでに仲間がハイタカを見つけてくれていた。時間切れで帰るからと引き継いで観察を続ける。

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 体はこちらを向けているが、飛び出すときは河原の叢の方に飛び出していく。すぐに戻ってくるので狩りは失敗しているようである。

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 何度かそんなことを繰り返しているうちに、背中を向けて獲物を探しているようなので、少し接近を試みた。

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 それこそだるまさん転んだ状態で、むこうを向いているときに歩を進め動いて、振り返ったときは電柱の状態である。

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 それでも振り向いた時の光る鋭い眼光は魅力的である。その眼つきを見ているとそろそろ限界かなと思う。

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 そのうちに背を低くしたかなと思うと背中を向けて飛び出して行ってしまった。なかなか思うようにはいかないが、今日も遭えたという満足感で引き上げることにした。

 

鳴き声と共に   クイナ

 早朝の冷たい風が吹き上げる土手を歩いていると、湧水池の外れの葦原になった湿地からクイナの鳴き声が聞こえる。

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 姿を見せてくれるかと期待をしながら池の水際を見ていると、期待通りクイナが姿を見せてくれた。

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 いつも早足で駆け抜けてしまうので、そのつもりでカメラを構える。少し暗い水際を黒っぽいクイナが動く。

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 餌を獲るために少し留まってくれたが、見た目には急ぎ足で駆け抜けようとしている。赤いくちばしと鋭い眼は魅力的である。

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 脚がゆっくりと水場を歩くようになっているので、天敵に見られる見通しの良いところの移動は速い。

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 土手の前の高い樹上に現れるはずの本命に振られ、足元の水際のクイナに慰められた早朝の河原である。

本命出ずに代役が    タヌキ

 ハイタカの季節が限られているので、その間はハイタカに集中しようと通いづめているが、振られた帰りに合流点の猛禽を期待して久しぶりに脚を向けてみた。

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 しばらく待てども猛禽の姿は見られない。目の前の支流ではサギ類がにぎやかに餌取りをしている。

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 対岸の崖下にはカラスの群れが降りているが、その中に動くものが見える。よく見ると狸である。狸は夜行性かと思っていたが、昼間でも動き回るのだと再認識した。

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 子供のころは狸とムジナは同一だったような気がする。どちらかというと狸は悪者扱いにされていることが多い。

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 身近では、ずるがしこい人のことを「狸おやじ」とか「狸爺」という。死んだふりをしたり寝たふりをする「狸寝入り」などである。

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 子供の童話でも「カチカチ山」の狸は悪者である。そうかと思うと「ポンポコ」と言われるとユーモラスで縁起物などになる。

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 千畳敷などと言われたり、「♪たんたん狸の・・・・・♪」と子供のころは歌ったものである。人を化かすともいわれて「狐の七化け狸の八化け」という言葉もある。

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 狐は女性に化けて悪さをするが、分福茶釜などを見ると狸は憎めないところがある。童話や言い伝えはさておいても、狸の毛や毛皮は防寒具になったり、高級な筆の材料になる。

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          何かいるぞ!

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 そんな狸が目の前でのんびりと遊んでいる。見た目は結構イケメンで、毛並みもきれいそうである。猛禽待って狸が出たとは、これこそ化かされているのかなと思う、昼間の狸との遭遇の場面である。

 

相変わらずゴソゴソと    シロハラ

 公園の梅畑も花が咲き始めたので、どんな鳥でも良いからその枝にとまってくれないかと思いつつ歩いてみた。

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 近くでメジロの鳴き声がするので、メジロでもいいかとまず妥協するが、その姿は遠のくばかりである。

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 そんな時声もなく姿を見せたのは、ルリビタキのメスである。これも梅の花の咲く枝に行ってくれと見守るが、わが意通じずやぶの中に入ってしまった。

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 それではクロジでもいないかなと、高台から枯葉の積もる散策路を下ってみる。目の前を横切ったのはクロジではなくアオジであった。

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 足元で枯葉を動かす音がガサゴソとするので、見てみるとシロハラである。相変わらず嘴で大きく枯葉をどかしている。

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 シロハラも今シーズンは出遭いが遅かった。目の前のシロハラは結構ハンサムで目がきりっとしている。今度はトラツグミを連れて来てよと、レンズを向けた公園である。

凛々しい姿を見て!    シメ

 イカルの中に混ざっていたシメ、同じような嘴をしているが、黄色の嘴をいつも汚しているイカルに比べて枝どまりではなんか凛々しく見える。

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 いつも悪役顔だと言っているが、後ろ斜めに構えたその姿は何となく威厳がある。イカルに混ざっていなくても単独で動けばいいのにと思う。

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 敵から身を守るためには混群でいるのも一つの方法であるが、その面構えであれば敵もひるむだろうに。

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 それは人間の考えで、シメを狙うのは猛禽類になる。この程度の睨みではびくともしない鷹類たちである。

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 弱肉強食の生態系の中では、いかに生き延びて子孫を残すかの知恵が必要なのだろう。確かに食事中は警戒心が薄くなる。

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 地面に降りているときは特に危険が増すので、群れでいる必要があるのだろう。しかしこの枝どまりの姿はほれぼれする姿である。

 

清楚なメスが突然に   ルリビタキ

 段差の多い公園の散策路を鳥の姿を探しながら上っていくと、待ってましたよと言わんばかりに出てきたのはルリビタキのメスである。

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 その清楚なやさしそうな目つきとスタイルは、公園の坂道をを上ってきた疲れをいやしてくれる。

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 以前は何ともなかったこの公園の散策路の上り下りも、最近は一息つくようになってきた。寄る年波には勝てないなと思う一瞬である。

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 せめて言い訳をすれば、冬鳥が少ないからだというせいにもできる。それでも今日は数多く出遭いがあるので脚は軽い方である。

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 すでにスマホの歩数計測では12、000歩を超えている。一日一万歩を目標にしているので計画は達成である。

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 坊主になると足取りも重くなるが、そうでもなく最後にルリビタキのやさしい眼差しに出遭えたので、家路につくことにした。

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 これで歩いて帰ると13、600以上になりそうである。鳥見は野鳥に出遭い心が癒され、歩くことで健康も維持されて、一挙(脚)両得というところだろうか。

シメと混群     イカル   Ⅲ

 群れで動き回る鳥たちは混群であることが多いが、イカルの中にもシメが混ざっていることがある。

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 同じアトリ科なので仲良しなのか、スタイルが似ているので親近感がわくのか、定かではないがよく一緒にいることが多い。

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 シメの群れの中にイカルがいることは少ないが、イカルの群れにシメの姿を見ることはある。

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 今シーズンはシメの群れは数多く見かけたが、イカルの群れは久しぶりである。結構警戒心が強く人の気配で飛び立ってしまう。

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 それでも地面に落ちている木の実がおいしいのか同じところに降りてくる。そんな繰り返しをしながら、どんどん遠く離れていく。

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 そろそろ公園の他の餌場に向かうのか、一斉に飛び立って後ろ姿だけを見せて木立の陰に消えてしまった。

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 ところが公園の木製のベンチの陰に一羽だけ残っている。また戻ってくるよというサインなのか、取り残された一羽なのか聞耳頭巾をかぶって聞いてみよう。

緑の背景も    イカル  Ⅱ

 ユリノキに留まっていたかと思うと、人の気配がなくなると一羽が偵察のように地面に降りてくる。

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 そのうちに続いて数羽がパラパラと降りてきて、いつの間にかと思うほど十数羽が地面に落ちた木の実を突き始める。

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 ユリノキの木の実がよほどおいしいのかもしれないが、なぜユリノキというのか不可思議である。

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 それではと調べてみると、花はチューリップのような花が咲くので、「チューリップの木」と呼ばれているところもあるらしい。

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 ではなぜチューリップの木と言わないで、ユリノキというのかというと、日本に入ってきたのは明治時代の頃で、当時は今ほどチューリップが一般化されていなかったのでユリの花に見立てたらしい。

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 冬の葉が枯れたユリノキにいるよりも、やはり緑の背景の方が鳥たちも引き立つ。人が近づいて飛び立った樹木でのイカルである。

ユリノキに群れが    イカル

 東京の大雪予報も大したことはなく、雪の鳥たちを期待していたが、ちょうど西の方に出張だったので残念というか安心したというところか。

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 梅も咲きだしたので、雪があると良い構図が頭には浮かぶ。ただめあての鳥がそこに来てくれればの話である。

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 早朝の猛禽に出遭えなかったので、午後から久しぶりに公園を歩いてみた。あいにくの空模様ではあったが、イカルの群れに出遭えた。

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 イカルは以前から群れで入っているのはわかっていたが、タイミング良くその群れに出遭うことはなく、頭上を飛んでいく姿などであった。

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 今日は遠くから見るとユリノキに群れがいたので、これはイカルだと直感で近づく。近くで子供たちが遊んでいると、一斉に飛び去るがすぐに戻ってくる。

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 寒い昼下がり、イカルの群れを観察することにした公園散歩である。

顔じゃないよ心だよ   シメ

 いつも出遭いに顔を合わせると、本当に悪役顔だなと感心する。目が合うと 「顔じゃないよ心だよ」 という声が聞こえてきそうである。

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 今シーズンはシメの姿が多く目立つ。他の鳥が少ないせいなのか、シメの群れは早朝の樹木の高いところにいる。

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 様子を見ながらパラパラと降りてくる。顔つきはあまり良くないが、その装いは朝陽に映えてきれいに見える。

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 池の端にある枯草の実を、体いっぱいに伸ばしてとろうとしている。いつも思うことだが、近くにも草の実はあるのに、なぜ遠くの実をとりに行くのかなと?

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 ストレッチをかねて餌獲りをしているのかもしれない。それとも身近なところはいつでも取れるので、遠くのものからとるという算段か?

 意外と考えていることは、人間と変わらないかもしれない。若いころ目つきが悪いといわれたこともあるが、「見かけじゃないよ気持ちだよ」というところである。

 

 

コツコツと響く音    ヤマガラ

 久しぶりに公園を歩いていると、静かな森に「コツコツ・・・・」とリズムカルな音が響く。樹上を見上げるとヤマガラである。

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 秋口に隠したエゴの実を採り出してきて食べているようである。両足でうまく抱えて嘴でエゴの実を突く音である。

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 ヤマガラには悪いが本当は他の鳥を期待して探していたところである。そうはいってもヤマガラの姿を見ると、ファインダーに収めないわけにはいかない。

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 いつも良いところに出てくれて、頭部は黒色で背中は青味がかった灰色、下面は赤褐色で喉元は黒味がかっている。

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 嘴が黒く目じりが下がったように見える顔はかわいさを感じる。一生懸命木の実を突いているが、時折周りを警戒するように頭を持ち上げる。

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 鳥の少ないときに良い被写体になってくれるヤマガラである。

 

やはり魅かれる    ハイタカ   Ⅲ

 鳥見を続けていると、やはり行き着くところは猛禽類の狩りの場面になる。犠牲になるのは小鳥類なので、喜んでばかりはいられないのだが?

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          同じ樹木に見かけは仲よく!

 オオタカなど魅力的であるが、最近はその数が多くなっているように思えるのと、留鳥なのでいつでも出遭える安堵感がある。

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 その点通常は高山や北の国で繁殖しているハイタカは、この季節しか地元では遭えない。それだけに連日早朝からそのフィールドに通ってしまう。

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 寒風にさらされる河原では、背中におばあちゃんの知恵袋の張るカイロをつけていると、背中を温めてくれるので快適である。

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 そんな苦労を知ってか知らずか、今朝のハイタカはサービスが良い。眼の前で二羽の飛び交う姿をじっくりと観察することができる。

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 しかし未熟なカメラマンは、ハイタカの敏捷な素早い飛翔姿をうまくファインダーに収められないが、脳裏に焼き付くその姿には満足している。

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 獲物を狙うときはかなり低空飛行で目の前を横切るが、それも眼で追うのが精いっぱいである。

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          ピンが来たのは飛び去る姿、目が無いのが残念!

 ハイタカの名前の由来は”疾き鷹”からきているといわれるが、そのスピードと鋭い眼光はやはり魅力的である。繁殖地に戻るまでもう少し楽しませてもらうことにしよう。

 

 

見事な飛び出しでどこへ   ハイタカ Ⅱ

 余裕を見せて寛いでいたハイタカ、なかなか動かない。観察する方は枝どまりだけではストレスが高まってくる。

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           獲物を見つけたか?

 次の行動を待っていると、振り向いたかと思うと一気に飛び出していった。見ている方は狩りの場面を期待してカメラで追いかける。

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             良いしょっと!         

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 ところがどこに行ったかと思うと、近くの林の樹木にいたらしい仲間のハイタカにちょっかいを出しに行ったのである。

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          一気の飛び出し!
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 この河原の森には二羽か三羽のハイタカがいるようで、仲よくしているのかと思うとそうでもない。

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           獲物目指して一直線!

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 よく見るとペアーかなと思うのであるが、メスどうしのように見える。そうであれば縄張り争いをしたり、恋の相手を競争しているのかもしれない。

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           鋭い眼光と飛翔       

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 相手を驚かしたかと思うと、上下になって同じ樹木に留まっていたりする。仲良しなのかライバルなのか、判断に迷うところである。

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           どうも狩りではなさそう?

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 それでも、今朝はずいぶんと楽しませてくれたので満足としよう。目の前見せてくれる狩り場面は、次回に頑張るところを期待することにする。

 

余裕を見せる   ハイタカ

 ハイタカの行動は朝が早いと聞いているので、夜明け前から河原に向かうがすでに仲間は探索中である。

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 鳥を探すのは目が多い方が良いが、多すぎると警戒されるので、ほどほどの探索眼があるとうれしいものである。

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 何しろこちらは二足歩行でしかも老化も進んでいる。相手は空を自由に飛べる翼をもっているのでそのハンディは大きい。

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 夜明け前に一通り探索してみるが、その姿は見当たらなかった。その時猛禽運の強い仲間が発見してくれたので、急ぎ現地に向かう。

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 河原に立つすっかり葉が落ちた樹木の枝にその姿は有った。ちょうど順光に向かって鋭い眼差しを向けているところである。

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 早朝の狩りは終わったのか動く様子はなく、ストレッチなどを始めて余裕のあるところを見せているハイタカである。

本命を待つ    トラツグミ  Ⅱ

 冬鳥が遅い遅いと言ってるうちにもう暦の上では春になってしまった。山ではあまり雪が降らなかったので、餌に困らなかったのかもしれない。

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 それでも各地では少ないながらも一通りの冬鳥はやってきたようである。それにしてもその数は圧倒的に少ない。

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 自然の生物や地域を相手に遊んでいると、毎年鳥たちのやってくる時期や種類に変化がある。

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 それも楽しみの一つではあるが、だいたい同じ個体が同じところに来るようなので、その姿を見ないと心配になる。

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 寿命が尽きたのか、旅の途中で事故に遭ったのか、それとももっと過ごしやすい越冬地が見つかったのかと、思いめぐらしてしまう。

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 そんなことを考え前座のトラツグミを観察しながら、本命を待っている公園である。

湿地で遊ぶ     トラツグミ

 湿地が好きな本命を期待して早朝から公園を歩いてみたが、姿を見せたのはトラツグミであった。

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 同じような擬態色で装っているので、その姿を見つけるのは容易ではない。特に高齢者の目には負担がかかる。

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 枯葉の落ちた公園の傾斜地にはハトが数羽、枯葉を嘴でどかしながら採餌中である。その中に混じっていないかと眼を凝らしてみる。

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 そのうちに一斉にハトが飛び出したと思ったら、なんとオオタカの急襲である。すごい場面に遭遇したが、成果はならずハトはうまく散らばって逃げ切ったようである。

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 オオタカには来るなら来ると言ってくれと言いたいところである。幸いトラツグミが狙われなくてよかったなと思ったところである。

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 飛びもの得意な仲間ならすぐにレンズを構えるところであろうが、私などはオオタカがどこに行くのか自分の目で追ってしまう。もう少し修行しようと動きの遅いトラツグミに集中する早朝である。

タダチュウと言わないで    チュウヒ

 チュウヒの中ではハイイロチュウヒが魅力的である。特にその中でもハイイロチュウヒのオスは際立っている。

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 出遭いのチャンスとしては、塒を飛び立って出かける狩場での狩りの場面である。その他では夕方の塒入りの時がチャンスになる。

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 早朝の狩りの場面を期待して待ったが、肩すかしか姿が見えなかった。さらにもっと早く行動を起こしていたのかもしれない。

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 それではと移動して他の葦原で待ってみるとそれらしき姿が見えたが、よく見るとチュウヒである。

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 通常はただのチュウヒなのでタダチュウと言ったりするが、本人(本鳥)はそんなことは知らない。

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 それでも慰めに上空を飛んでくれたことに感謝して、カメラを向けてみた。ハイチュウのリベンジを狙いたいところである。

葦の幹にくらいつく     オオジュリン

 広い葦原の中を覗いてみると、オオジュリンが葦の幹にいる虫を捕っていた。今シーズン初めての出遭いである。

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 河川敷の葦原は夏の大雨ですっかり流れが変わってしまって、オオジュリンが採餌をするような雰囲気ではなかった。

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 そういう意味ではその姿がなかなか見つからなかった。時々見かけたような気もするが、すぐに葦原に潜ってしまうので、出遭いはなかった。

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 見るとやさしそうな嘴であるが、それで葦の茎を啄む。中にいるだろう虫たちを探している。

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 今シーズンは河原を飛び交うのはカワラヒワの群れが多い。これもよく見るとなかなか魅力的な鳥である。

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 ただしオオジュリンを探して歩いているときは、「ああ、カワラヒワか!」と、通り過ぎてしまう。

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 やはり狙いの鳥を決めて歩いているときは、他の鳥には悪いが、目線が外れてしまうことが多い。少ない冬鳥の今シーズン、そんなことは言ってられないのだが?

 

いつものお立ち台から飛び出し   コミミズク  Ⅴ

 夕暮れの広い河川敷に飛び回るコミミズクは三羽ほどになってきた。だんだん撮影条件が悪くなってくると、その数は増えてくる。

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 見通しの良い真ん中にある樹木には必ず留まってくれるが、これはいつも同じ個体かなと思っている。

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 陽が沈む西の方向に向いて獲物を探していると、しばらくして体を低くして飛び出しの態勢を見せる。

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 残念ながらいつものお立ち台のここからの飛び出す狙いの先は、高い葦原に遮られてその場面は見えない。

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 時間が経っているときは狩りに成功して、ネズミを丸呑みしてしまったのかなと想像するだけである。

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 時間の経過とともに引き上げのタイムリミットも近づいてくる。これからは日の入りの時刻が少しづつ遅くなるので、もう少し楽しませてくれるだろうことを期待する。

ああ~疲れた!   コミミズク   Ⅳ

 土手越しに登場以来目の前を飛び回ってくれたコミミズクは、なかなか獲物がとれないので疲れたのか土手の斜面の赤白の測量棒に留まった。

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 羽ばたく羽の音をさせないで静かに飛ぶ個体は、スーッと棒の先端に留まったが、雰囲気は「ああ~疲れた!」ときこえてきそうである。

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 その姿を見ていると棒の先端にうまくとまるものだと感心する。それからまた周りを見回して、獲物を探しているように見える。

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 止まりものを待っていると、次の動作は飛び出しを期待するものである。しばらくそのチャンスを待ったがなかなか次の行動に移らない。

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 それでは、他の個体も姿を見せるのではないかと見渡してみる。遠く上流の方にもう一羽が飛び交っているようである。

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 そんな隙に目の前の個体は飛び出してしまった。ちょっと目を離したすきに飛び出してしまうのは鳥見の常であるが、それもまた楽しからずやと、一人慰めている夕暮れの河川敷である。

 

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