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2019年3月

子育ての息抜き     カイツブリ

 桜も五分咲きの公園、週末に一気に満開になるかと期待していたが、寒気団の南下で冬に逆戻り。桜の満開も先に持ち越しで、いつまでも花が楽しめそうな気配である。

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 カイツブリの雛が孵っているという公園を歩いてみた。池の真ん中に枯葉を積み上げたような上に、ゼブラ模様の雛が五羽見える。

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 一見ごみの山に見える巣にかわいい雛が見える。その雛にカイツブリのオスは、休みなく小魚を捕っては運んでいる。

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 餌を渡し終えると、池の水中の餌を捜し求めてもぐっていく。池の端で見ていると、目の前に来てもぐったかと思うと、しばらくすると大きなえびのようなものを咥えてきた。

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 この大きさでは雛たちには無理だろうからどうするのかとみていると、どうやら自分で食べようと決意したようである。

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 雛を守っているメスにもっていくのかと思ったら、かなり遠くなので見えないからいいかと考えたのか、いや自分へのご褒美というところだろうか、けなげに子育てに働くカイツブリのオスである。

 

 

名残リさざんか    メジロ

 春の芽吹きが始まった公園の樹木、もう少しでやわらかい緑の小さな葉が開き始める。そんな中でいつも緑の葉を光らせている終わりのさざんかが赤い花を残していた。

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 本命を待てども一向に姿を見せないので、そろそろ引き上げようかと隣に眼を向けると、メジロが吸蜜に来ていた。

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 赤い花に緑の葉、その中にメジロのホワイトアイリングとその容姿が良く似合う。メジロに対してウグイス色というと怒られそうであるが、そんな装いである。

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 すでにほとんどのさざんかの花が地に落ちてしまっているのに、残っている数少ないはなである。春に降る雪を名残雪というならば、赤いそれは名残りさざんかとでもいうんだろうか。

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 最近はメジロも群れで動くよりは、ペアーで飛び回っている姿が目立つようになってきた。春なんだなーと感じるこのごろである。

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 公園のどこでもさえずりの声が響き渡るようになってきたので、冬鳥の少なかったさびしい公園もにぎやかさが感じられるようになってきた。これからが楽しみである。

 

たまには姿も     コジュケイ

 早朝の公園を歩いてみると、枯れていた芝生にやわらかい緑色が目立つようになってきた。人通りが少ないせいか、目の前をのんびりと歩くコジュケイの家族が見える。

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 それでも敏感に人影を察知した個体は、素早く藪の中に隠れてしまった。採餌に忙しい二羽はその雰囲気を感じないのかかなり近づいても動じない。

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 いつものコジュケイは大きな声で「チョットコイ、チョットコイ」と鳴くだけで、その姿はなかなか見せてくれない。人の少ない早朝ならではの出遭いである。

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 いつも考えることは、地面を歩いている姿はあまり絵にならないので、近くの樹木の枝にとまってほしいなと思うことである。

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 やはり鳥は鳥らしく空を飛んだり、止まるときは気の利いた枝や背景のあるところにいてほしいものである。そんなことを言ってるのはお前だけだと、いわれそうであるが本音である。

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 だから一期一会を大事にして公園を歩き回るのである。鳥との出遭いは同じような場面はあるがまったく同じものは二つとない。これもまた鳥見の楽しみの一つである。

 

春告げ鳥のさえずり    ウグイス

  公園を歩いているとウグイスの囀りが聞こえるようになった。最初のうちはへたくそな鳴き方だったが、最近はきれいな声が方々から聞こえるようになってきた。


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 あいにくの空模様であったが、ウグイスを探して公園のアップダウンを歩き回ってみた。声は良く聞こえるが、背景が暗いのでウグイスも新緑の若芽も良い色が出ない。


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 ウグイスは囀りながら自分の縄張りを作っているのか、同じコースを鳴きながら回ってくる。だから時間があれば同じ場所で待っていると必ず戻って来て、鳴き声と姿を見せてくれるのである。


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 鶯が鳴き始めると、冬鳥たちはそろそろ北帰行で姿を見せなくなってくる。鶯にも早く囀りを始めるものとそうでないものがいるらしく、まだ地鳴きの声も聞こえてくる。


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 地鳴きの頃は低い藪の中を動き回っていることが多く、なかなかその姿を見せてくれないが、さえずりが始まると高い樹木の枝を忙しく動き回りながら鳴いている。


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 今シーズン初めてのウグイスとの出遭いである。もう少し明るく新緑が芽吹いてくるころに、春らしい背景でファインダーに収めてみたいものである。

花ラッパはこうして   続・続 ニューナイスズメ

 穏やかな春を思わせる日よりに満開の寒桜、その花を上手にくちばしに銜えて楽しんでいるニューナイスズメ。
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 よく考えてみると、子供の頃に同じようなことをやったことを思い出す。小さな花ではピンクのフロックス。
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 大きな花では朝顔やつつじなどである。そういえば吸ったことを考えると、甘い花の蜜が思い出されてくる。
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 それと同じようにニューナイスズメも遊んでいるのかなと思える。よく見ていると、
こうしてやるんだよと、その要領を教えてくれているように見える。
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まず横に銜えて蜜を出やすくするんだ!
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さらに新しい花を探して!                                                                                       
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今度は一気にうまくできたよ!
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ああ 美味しい!
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こうして何度も何度もやることによってうまくなっていくんだよ。見ていると花が一輪一輪嘴でむしりとられているよう
にも見える。そういう意味では今がちょうど良い時季なのかもしれない。これが花の散り際になったときは
どうなるのだろうと余計な心配をしてしまう。
子供のころは、つつじの花がすぐになくなってしまうことがあった。
ニューナイスズメの花ラッパを見て、子供の頃の遊びを思い出した鳥見である。

 

花ラッパの競演     続 ニューナイスズメ

 ここのニューナイスズメの何が魅力かというと、「花ラッパ」である。桜の花を嘴に加えて吸蜜をするのである。
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 どの鳥もそれをやってくれるのかと思って見ていると、そうでもなくそれを得意な鳥がいるらしい。数羽の中でそれをさがすのも一苦労である。
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 花ラッパが得意な鳥は、飛んできておいしそうな花を探すと、すぐにその演技を見せてくれる。本人(鳥)にすれば見世物ではないので、当たり前の吸蜜活動である。

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 よく見ていると、花の茎を嘴で横からつかんで、それを吸いやすいようにくちばしにもっていく。その時は花が正面になるので顔が見えないことがある。

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 花の茎の部分がうまくくちばしに入ると、得意げに花の蜜を吸いこんでいる。見ていてもさぞかしおいしいのだろうと思う光景である。

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 結構その作業は早い。次から次へと花びらを口にしては吸蜜をしては捨てて、次の花びらに向かう。桜は満開になっているので、花がなくなってしまうことはないだろうが、見ていると心配になる。

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 花ラッパがあまり得意でない鳥は、首を伸ばして花びらの中に嘴を差し込んで吸蜜作業である。なんといってもニューナイスズメが演ずる「花ラッパ」がみどころなのである。

満開の寒桜を満喫    ニューナイスズメ

 今シーズンも早咲きの桜が満開になって、その花にニューナイスズメの群れが入れ替わり立ち代わりやってくるが、よそ者はつらいところである。
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 ここはヒヨドリの縄張りらしく、旅鳥のニューナイスズメは遠慮しながらの吸蜜作業である。時々ヒヨドリが脅かしに来る。
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 その都度逃げて近くの田んぼや樹木に避難している。数本ある桜並木の一本だけで遠慮しているにも関わらず、追い出されてしまう。
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 ほかの数本の樹木はヒヨドリが独占し、ニューナイスズメは一本の桜を中心に吸蜜をしている。中にはメスが来ることがあるので興味深い。
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 一般のスズメはオスもメスも同じスタイルで見分けるのは難しいが、ニューナイスズメはオスは普通のスズメとよく似ているが、頬の黒い斑点がないのが特徴である。
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 一方メスは茶色系が薄く、目の上に白い眉線のようなものがあり、オスとははっきりと違う装いである。春の日差しの下でのニューナイスズメ観察である。

ドドドドッと母衣打ちの音     キジ

  橋の上から河原を見下ろしていると、のそのそと歩いてくるキジのオスの姿。枯れた葦原の開けたところのお立ち台に上る。

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           「ケーン ケーン」の雄叫びを!

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 メタリックグリーンのおなかを膨らませて首をすくめながら、しばらくじっと周りの様子を見ている。

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 そのうちに、背筋を伸ばしたかと思うと大きな口を開けて、「ケーンケーン」と大きな鳴き声。そのあとは、大きく翼を広げて「ドドドドッ・・・」と母衣打ちの音を響かせる。

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              「ドドドドドッー」の母衣打ち

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 見ていると、結構脚を踏ん張って力が入っていることがわかる。時間をおいてはこれを何度も繰り返している。

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         セーフと言ってるのではなく、見事な尾羽を強調しているのだ。

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 自分の縄張り宣言をしているのか、対岸の葦原からも同じように間をおいてキジの鳴き声が聞こえてくる。

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             これでもかの見事な尾羽!

 何回か同じところで母衣打ちを繰り返してから、静かに葦原の中に姿を隠してしまった。そのうちに花嫁候補のメスになるのか、メスが一羽飛び出して近くの葦原に潜りこんだ。

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           どこかでメスが見てくれていたのかなと不安顔?

 一夫多妻のキジはこのようにして縄張り宣言をしながら、メスを探しているのだろう。そんな河原を後に、雛を連れたキジの親子の姿を期待しながら家路についたのである。

正面顔はもう一つ   続 クイナ

 獲物探しの抜き足差し足というスタイルのクイナの移動はゆっくりで安心していられるが、ひとたび危険を感じるとその逃げ足は速い。

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 それはコサギなどもそうであるが、コサギの場合は水草の陰に隠れたりはしないで飛び去ってしまうが、その点クイナはすぐに危険を察知すると草葉の陰に隠れてしまう。

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 そのせいか周りに何もないところで採餌することは少ない。いつも隠れる場所があるところの近くで水面を覗いている。

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 水の中の獲物を探して歩くが、横顔を見ることが多いので赤い嘴と大きな眼が印象的であるが、正面顔になると別の鳥の雰囲気になる。

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 大きな丸い眼が細面の中に小さく見えるせいかもしれない。鳥たちの正面顔を見ることは少ないので、一瞬のその顔が興味深い。

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 たまに鳥たちの正面顔だけを集めている人もいるが、正面顔だけで正確な鳥の判断はなかなか難しい。久しぶりにゆっくりと姿を見せてくれたクイナである。

 

 

素早い逃げ足     クイナ

 三寒四温の繰り返しで春がくるといわれるが、春のような陽気だと思っていると雨が降って寒い日が来たりと、体調管理が難しいこのごろである。

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 幸いにも休日に暖かい日に恵まれ、早朝から河原を歩いてみた。夜明けが早くなったので土手を歩く人、ランニングをする人などが多くなっていた。

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 そんな雰囲気の土手を歩いていると、仲間の鳥友さんがクイナが出ているよと教えてくれた。うれしいことにその鳥を探す手間が省けた。

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 さっそくその場所に行ってみると、見下ろす川の流れがある草葉の陰にその姿は有った。人の気配を感じたのか、素早い逃げ足で草の陰に隠れてしまった。

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 しばらく待っていると、忍び足のようなスタイルでゆっくりと顔を出してあたりを見回す。安心したのか水の中に嘴を入れて採餌を始めた。

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 静かに上から見下ろしてみていると、浅い川の流れの水の中の餌を探し回っている。なかなか姿を見せてくれないクイナとのうれしい出遭いであった。

 

 

飛翔姿も見て   続・続・続チョウゲンボウ

 イケメンのオスはモテモテのように見えるが、それは簡単ではない。いろいろと努力を重ねてメスをひきつけているようである。

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 気に入ったメスが樹木の高い小枝に留まっていると、盛んにモーションをかけてみる。メスは風に揺れるような小枝に留まっているので、足元は不安定である。

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 近くを飛び交ったオスはそのメスに猛然とアタックした。かなり高い揺れる小枝で交尾を始めたのである。まさかと思う場面である。

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 見ている方は逆光気味で条件は良くないが、元気なオスだなと見上げるだけである。その後は得意げな飛翔姿を青空の下で見せた。

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 鳥の世界も人間の世界も同じようなものなのだと思いながら、飛翔姿を追いかけている。メスのいる近くを飛んでから、だんだんと上空へと上がっていった。

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 イケメンだし狩りも上手だし飛び方も見てと、言ってるように見える。今風の人の世界では、オスが料理もできるし、掃除も洗濯もできるよとメスに言い寄っている場面か?

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 高い樹木の天辺での交尾の後は、見事な飛翔姿を見せてくれているイケメンのオスである。

 

イケメンの飛び出し   続・続・ チョウゲンボウ

 昨シーズンは相手が見つからなかった独身チョウゲンボウが、他の家族の雛の子育てのヘルプをしていた。

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 そんなことがあるのかなと思っていたが、今シーズンはかなりイケメンのオスのチョウゲンボウがいる。

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 目鼻立ちがキリッとして嘴もみごとであるが、見返りのその姿も魅力的である。たぶん1才か2才の若者なのだろう。

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 そう言われてみるとお相手は昨日のメスとは違っているようにも見える。モテモテのチョウゲンボウのように見える。

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 外観は合格でも狩りが上手でないとなかなか良いお相手は見つからない。飛翔姿もきれいな羽を見せてくれた。

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              枝被りの飛び出し!

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 鳥の世界にもイケメンはいるのだと思いながら、新緑の葉を背景にもう一度お会いしたいものだと、大恋愛を期待しているチョウゲンボウの谷である。

ここでも恋の始まり     続・チョウゲンボウ

 公園の樹木の小さな芽が膨らみ始め、春の息吹を感じるようになってきた。春といえば日差しも明るく暖かく感じ、なぜか心がウキウキしてくる。

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   チョウゲンボウの谷のオスとメスは目線を見ていると、意気投合という感じである。それでは次に愛の儀式が始まるのかと期待する。

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 オスに背を向けたメスが背を低くすると、すかさずオスがその背中に飛び乗ってきた。両方とも大きくはばたいて交尾が始まった。

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 あいにく背後からの構図になってしまったので、顰蹙を買うかもしれないが、ご容赦願いたい。

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 オスもメスも大きくはばたきながらの行為であるが、よく見てみるとオスのあの鋭い足指は丸められている。

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 小鳥や爬虫類などを捕るときのあの鋭い爪先は、メスに傷をつけないように配慮しているのである。優しいオスである。

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 昨シーズンは静かだったこのチョウゲンボウの谷も、今シーズンは賑やかになりそうである。アジサイの花咲く頃の雛の巣立ちが楽しみになりそうである。

 

 

 

 

恋の予感    チョウゲンボウ

 三寒四温の繰り返しで春がやってくるというが、まさにここ数日はそんな天気である。冬のコートを脱いだかと思うと翌日にはまた引っ張りだしている。

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 公園の樹木も芽吹きはじめ、早い桜が満開の時季も終わろうとしている。自然界の春の活動が始まってきた感がある。

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         メスを見つめる ♂

 昨シーズンは少し静かだったちチョウゲンボウの谷を覗いてみた。聞くところによると今シーズンはすでに1ペアーは出来上がっており、3ペアーが期待できるかも知れないとのこと。

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        オスの視線を意識する ♀

 久々ににぎやかなチョウゲンボウの谷の春になりそうである。そんなことを考えながら目の前を見ると、落ち着かないオスの姿が見える。

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 小さな固いつぼみが目立ち始めた樹木の横枝には、これもまた落ち着きがなくキョロキョロしたり、振り向いたりするメスの姿がある。

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 お互いは意識しているかのように視線を交わしているところを見ると、どうも愛の儀式の予感がする。展開を期待したいものである。

 

伴侶を見つけて帰ろう    ジョウビタキ

 そろそろ冬鳥たちが北国や山の方に帰っていく季節になってきた。里に下りて縄張りをしっかり守ってきたジョウビタキ。

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            ジョウビタキ ♂

 公園の地面に降りて採餌をしているようだが、人が来ると樹木の枝に飛び上がったり、藪の中に入ってしまう。

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 そんな行動を見てか知らずか、近くの枝にはジョウビタキのメスの姿が見える。そのポーズは私がここにいるのにと、言っているように見える。

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 一方のオスもそれを意識しているのかどうか、目線はキョロキョロしている。一見地味で控えめに見えるメスも今朝は凛としている。

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 繁殖地に戻る前に、伴侶を見つけて帰りたいなと言っているようである。その気持ちがオスに伝わるのかどうか、行く末が気になる。

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            ジョウビタキ ♀

 花が咲き始め新芽が出始めた公園で、北帰行のまえに、花がらみのジョウビタキをファインダーにおさめたいものである。

新緑に営巣準備   エナガ

 葉が落ちた枯れ枝ばかりだった公園の灌木も、そろそろやわらかい緑の葉が出始めてきた。

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 枯葉の蜘蛛の巣からその糸を嘴で引っ張りだして巣作りに忙しいエナガが、芽吹き始めた緑に絡んでくれた。

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 カラスに狙われやすいエナガの営巣は、見ていても雛が育つまで、カラスなどに狙われても大丈夫かなと心配になる。

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 エナガも樹木の二股に分かれたところに、外観は樹木の皮と同じように見せかけて上手に作るが、天敵もさらにその上を行く。

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 カラスなどはエナガが抱卵期に入ると、雛が孵るまで待って産毛の頃に狙うのでかわいそうになる。

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 それぞれ弱肉強食の世界で生き抜くためには、その本能で天敵に対しての防備はしているが、敵も学習している。

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 楽しみはエナガの雛たちの団子並びが見られることなので、ぜひ子育てに成功してもらいたいものである。

早春を独占    ヒヨドリ

 満開の河津桜を独占しているのはヒヨドリ。それこそ行儀が悪く嘴を花粉で黄色く汚して、仲間同士でも美味しいところは譲らない。

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 ヒヨドリをくわしく観察することは少ないので、こういうときがチャンスである。日本ではどこにでもいる鳥で、普段はあまり振り向かない。

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 聞くところによるとヨーロッパでは珍しい鳥で、日本にきた英国人がヒヨドリを見られたので喜んでいたという話を聞いたことがある。

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 そういう目線で観察してみると、結構きれいな鳥だなと再認識するところである。やはり引き立て役の桜の花園かなとも思うが?

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 あの良く通る鳴き声はあまり歓迎したものではないが、顔つきやおなかの模様などは魅力的に見えるところである。

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 普段はあまり目立たないが、やるときにはやるという雰囲気を持っている。そういう意味では留鳥たちの魅力を探すのも、鳥見に必要な要素になるのだろうと言う反省と再認識である。

 

桜に負けてる?     メジロ

 河津桜が満開の公園を歩いてみた。ソメイヨシノよりもピンクが濃いカワヅザクラは、花びらの密度も多く見ごたえがある。

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 何か鳥でも絡んでくれないかとみていると、そこはヒヨドリの天国である。メジロが入ってくるとヒヨドリがそれを邪魔しにくる。

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 一方メジロは、桜の木の近くのこんもりとした常緑樹に身を隠し、ヒヨドリの隙を狙ってピンクの濃い花に取りつく。

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 花の蜜はさぞかしおいしいのだろう、嘴を花粉で黄色にして花びらの中に嘴を突っ込んでいる。

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 ヒヨドリの独壇場の公園のカワヅザクラに異変が?ヒヨドリが一斉に飛び出してかなり離れた大きな樹木に移動した。実はオオタカの若がヒヨドリの群れに飛び込んできたのである。

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 その隙に出てきたのはたくさんのメジロたちであるが、満開の桜の花に負けているかのようなメジロである。

 

 

本命動かず    イソヒヨドリ

 春の陽気に誘われて潮騒が聴きたくなってきた。あわよくばそろそろ春の活動を始めているかなと、波打ち際を歩いてみた。

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 見上げるがけの上の樹木の横枝には、オスを待つメスの姿が見える。まったく動く気配がない。

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 イソヒヨドリにもまだ春は来ていないようで、オスが静かに岩の上をを飛び交いながら採餌をしている。

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 釣り人を恐れないイソヒヨドリは、カメラを向けると飛び去ってしまう。どうもカメラマンは嫌われているようである。

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 コサギやカワセミなどもそうであるが、釣り人の近くには何を恐れるでもなく近寄っていくが、カメラを構える人には近づかない。

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 それもそうだ、人間でもいきなりカメラを向けられると顔をそむけてしまう。本命が動き出す頃合いを見計らって、もう一度脚を運んでみよう。

 

 

最後の出遭い?   ヨシガモ

 暖かい日があったかと思うと、早朝の散策路の枯葉には霜が降りている日もある。こうして春がやってくるのかと思うと、春は待ち遠しいものである。

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 そんな散策路の池で、今シーズンはもう遭えないかと思っていたヨシガモの姿が見えた。秋口にはいつもいる池に行ってみたが、見事に振られてしまった。

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 その後は大きな池の端っこにその姿を見たが、あのメタリックグリーンの頭と白い馬の尾のような尾羽が良く見えなかった。

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 池の近くにはオカヨシガモもペアーでいたが、この装いは対照的でヨシガモのオスは見ごたえがある。

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 そういう目線で見ると、なぜオカヨシガモはオスメスともに、こんなに地味なのかと疑問がわいてくる。

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 水鳥には疎い方だが、ヨシガモは好きな鳥の一種である。いずれにしてももう帰る時季に近くで出遭えたことはうれしいかぎりである。

 

違う鳴き声これも恋か    トビ

 トビというと、「トンビがくるりと輪を描いた」 というように上空を気流に乗って廻りながら「ピーヒョロロ・・・」 と鳴いているイメージである。

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 その他では電柱に留まったり、河原に降りたりしている姿が目に浮かぶ。目の前にいるトビは、格好の枝にとまって鋭い眼差しを見せる。

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 時々「ピーヒョロピーヒョロ」と普段の鳴き声と違う声を聴かせる。先ほどまで二羽で飛んでいたので、相方を呼んでいるのかもしれない。

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 トビはどこにでもいるのと、あまり好印象を持っていないので、普段は興味をもって接近することは少ない。

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 ところが、目の前の枝ぶりの良いところに留まっているトビの姿は、普段のそれとは違って見えるので、少し眼をを引く姿である。

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           目線の先にはメスの姿が見えるのか?

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 しばらく観察していると、鋭い目つきといい、しっかりした羽の様子もなかなか様になる。相方選びに少しおめかしをしたトビという感じなのだろうか。

 

頭上でコツコツ    ヤマガラ

 枯れ落ちた公園の樹木の根元のあたりを探っているのは、ヤマガラである。秋口に隠しておいた木の実を探しているようである。

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 探し当てた木の実を嘴に銜えて、背景のすっきりした横枝にとまる。両足で木の実を抑えると、嘴でコツコツと皮をむいていく。

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 この音が意外と静かな公園の中には響き渡る。時にはコゲラかアオゲラが、虫を探しているのかなと思うときもある。

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 しばらくコツコツやった後は、しっかり足で木の実を抑えながら周りを警戒して見渡す。安全確認をするとまたコツコツである。

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 意外と近くでその光景を見せてくれるが、体を動かすと少し離れた場所へ移動してまた作業を始めた。

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 鳥たちの採餌は身の安全に配慮しながらなので、それこそ喉元がうまく通らないのではないかと心配してしまう光景である。

 

春の囀り     シジュウカラ

 梅の花が咲き始めた公園をあるいていると、「スキッ スキッ スキッ・・・・」 と聞こえるシジュウカラのさえずりが大きくなってきた。

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 冬の間、エナガなどと混群で公園内を循環していたが、最近はペアーで行動している姿が目立つようになってきた。

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 混群の仲間がみんな梅を背景にポーズをとるなら、私もよと、言わんばかりの梅の枝どまりである。

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 ただシジュウカラはあまり梅の花の蜜を吸う様子はないので、動きが早く良いポーズをとってくれない。

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 そのシジュウカラの雌雄の見分けは、胸元の黒いネクタイが太くしっかりしているのがオスで、やや細く薄いのがメスである。

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 後ろ向きでその姿を良く見せてくれないが、シジュウカラの梅の花がらみの公園散策である。

あいにくの曇り空    ワカケホンセイインコ

 公園の高い樹木の上の方で、大きな聴きなれない鳴き声が聞こえる。もしやと期待するが今や大繁殖の外来種のワカケホンセイインコである。

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 ずいぶん前は、ある限られた公園にだけいたので、物珍しさで遠征して観察に行ったものである。

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 ところが最近はどこに行ってもこの鳥の姿は見られるようになった。なぜか、外来種は繁殖力が強いという印象を受ける。

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 あのガビチョウも同じで、最初に見たときはメジロの親分みたいなアイリングが珍しく、カメラを向けたものであるが、最近の公園はガビチョウ天国なので、ここのところ振り向きもしなくなった。

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 このワカケホンセイインコもきれいなグリーンの色をしているのだが、あいにくの曇り空でその色が良く出ない。

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赤いくちばしと眼、首のリングがみえれば結構きれいな鳥である。これは首のリングが無いからメスのようであるが、また晴れた日の光線の程よい時にきれいなオスに出遭いたいものである。

 

珍しい常緑樹で     アトリ

 アトリは当たり年とそうでない年があるのか、数年前はかなりのアトリが公園で長い間楽しませてくれた。

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 その後しばらく姿を見せなかったが、ここのところ昨シーズン、今シーズンとアトリと出遭う機会が多い。

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 アトリは群れで動いて、ケヤキの実とか木の実を好んで食べるので、それが地面に落ちていると集団で地面に降りてくる。

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 公園などではそこに散策の人が通ったりすると、一斉に大きな高い樹木に飛び移って通過するのを待つ。

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 人の気配などがなくなると、またパラパラと降りてくることの繰り返しであるが、ここでは珍しく常緑樹の枝で採餌中である。

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 よほどおいしい木の実か虫でもいるのかなと、思いながらのアトリ観察である。

男はつらいよ家づくり   続続 オオタカ

 一昔前までは、一人前になって家を持つのは男の甲斐性であった。雇用機会均等法ができてからというものは、若い独身女性でも自分の家をもっている。

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 オオタカの世界はオスが巣をつくり、メスがそれを気に入ると、ペアーができて子育てに入る。一昔前の人の世界のままである。

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 古いペアーは去年の巣をリフォームして、新しい年の子作り体勢を始める。オスは近くの採りやすい枝を嘴で折って運んでくる。

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 それを巣で待っているメスは、さらに産卵がしやすいように嘴で巣作りをする。夫唱婦随なのか婦唱夫随か定かではないが、ペアーでリフォーム中である。

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 外に巣材を採りに行くオスは、アクロバットまがいのスタイルで枝を折っている。生木はなかなか折れないので、枯れた枝を選んでいる。

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 かなりの力で枝を折っているので、それが外れたときは大変である。鳥の事だから簡単に木から落ちたりはしないが、よろけている感じである。

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 うまく枝がとれたときはそれをしっかり銜えて、メスの待つ巣へと飛び立っていく。人も鳥も子育ては大変だなと、見上げるオオタカの営巣地である。

 

 

恋の季節     続 オオタカ

 二月後半からウグイスのさえずりが聞こえ始めた。まだきれいなさえずりにはなっていないが、春が来たなと感じる。

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               そわそわするメス

 そうかと思っているとシジュウカラのさえずりもにぎやかになってきた。弥生三月、春の始まりである。

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                 いきなりオスの登場

 春といえば恋の季節、鳥たちもペアーができて早いところは巣作りが始まっている。巣作りも鳥によって違ってくる。

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              狩りには失敗したが、もう一仕事!

 毎年新しいところで営巣を始める鳥たち。そうかと思うと数年は同じところで営巣する鳥たちがいる。

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 オオタカは数年は同じところで子育てをする。それでは、そろそろ巣作りが始まっているかなとオオタカの森を覗いてみた。

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 現地につくと「キョッ キョッ キョッ キョッ・・・・」といきなり大きなオオタカの鳴き声が聞こえる。

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            なぜかオスはごめんなさいポーズ?

 そうかと思っていると林の中を飛び交い、嘴で枝を折っては巣に運んでいる。昨年の巣の補強をしているようである。

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                    やはり雄々しい王者の風格

 そのうちに巣にいたメスがしっかりした横枝に出てきた。しばらくの間羽繕いをしたりしていたが、林の奥のほうを気にしだした。

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              仕事を終えたオスは飛び出して上の枝に!

 すると突然奥のほうからオスが現れたと思ったら、交尾が始まったのである。さすがにオオタカの交尾は見ごたえがある。鳥たちの恋の季節の始まりである。

 

 

 

 

狩りの失敗    オオタカ

 三月に入って週間天気予報を見ていると、三日ごとに雨模様になっている。朝から晴れた空なので、元気を出して鳥見に出かける。

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 昨日は本命に振られて外来種と遊んでいたが、曇り空なのでもう一つ良い色が出なかったのでリベンジである。

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 川沿いを歩いていると高い常緑樹の枝にオオタカの姿が見える。いきなり川のほうに飛び出していった。

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 川にいるカモを狙ったようであるが、狩りは失敗したのかすぐにもどってきた。土手際の樹木の二股に分かれた枝にとまってあたりを見回している。

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 その姿を目ざとく見つけたカラスは数羽で嫌がらせを始めた。オオタカの上を低空で飛んでオオタカをからかう。

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 オオタカは羽を広げて防戦模様であるが、見ているほうは本気でやってほしいとバトルを期待する。

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 それでもしつこいカラスに堪忍袋の緒が切れたのか、最後は追いかけて飛び出していったのである。

そろそろ北帰行か?   マガモ・トモエガモ

 水鳥たちが塒にしている池を覗いてみた。ものすごい数の水鳥たちである。池はそこそこの広さがあるので、対岸にいると写真にならない。

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 一番近くに来てくれるのはカルガモ、コガモ、オナガガモなど、その次に来るのはヨシガモ、ミコアイサ、オカヨシガモ、ハシビロガモか。

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 人が近づけない対岸近くにいるのは、オシドリ、トモエガモ、ヒシクイ、オオヒシクイなどである。 でもその群れはかなりの数が集まっている。

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 そろそろ北帰行の準備態勢にはいっているのか、大きな群れで飛翔訓練もしているように見える。

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 ざっと数えてトモエガモだけでも300~400羽ほどになる。これだけの数は今まであまり見たこともない群れである。

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               トモエガモの飛翔

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              遠いトモエガモ

 近くでマガモがそのきれいな飛翔姿を見せてくれた。残念なのはトモエガモはかなりの距離があったことである。

 

 

 

本命を待つ間      アオジ

 主役が出る前に努める前座、将来は真打を狙って普段は小間使いの働きをする。河原の土手下には前座とは言わないがアオジがいる。

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 本命が姿を見せてくれるまでの間、手持無沙汰のカメラマンを慰めてくれる。池の対岸から定期的に姿を見せる。

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 採餌をしては水飲みに行って帰ってくるようである。ちょうど朝陽のあたる藪の上に留まるので、その姿がきれいに見える。

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 そのうちにベニマシコなどが姿を見せると、前座とは言ってられないので、そちらが本命になる。

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 幸いなことに藪の中に入らないでいるので、良く見えるところにいる。今シーズンは比較的冬鳥が少ないといってもアオジは多かったように思う。

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 そんなアオジももう少しすると、山の方に帰って行ってしまうので、ファインダーに収めておこう。

 

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