無理やり菜の花 クイナ
あさの早いタシギを狙って河原に向かったが、今朝は少し出足が遅くなってしまった。案の定、狙いのタシギは上流に向かって飛んでしまったようである。
しかしまだ鳥運が少しあったのか、クイナが良いところに出て来てくれた。時間の経過とともに空も明るくなってきたので、水面に映るクイナもきれいである。
臆病な性格なのか、習性として常に天敵から逃れる体制をとっているのか、水草の陰に近いところを歩くときはゆっくりと餌を探しながら歩く。
周りに何もないところや川を渡ろうとするときは、早足で駆け抜けるように移動する。その姿は首を伸ばして忍び足スタイルなので、見ていてあまり様にならない。
水の流れの中を歩いていたかと思うと、周りの草の中に入ってしまうこともあるが、その目の方向を見ていると今にも飛び出しそうな気配を見せる。
飛翔姿は今まであまり良く撮れていないので、何とかファインダーに収めたいと思って待っている。草の中に入ったかともうとすぐに出て来て、川の流れのある方向に歩き出した。
そのうちに早足になったかと思うと、飛び立って反対側の川の流れの方向に行ってしまった。飛び出しはなかなか用心していないと、いつも置いてけぼりになるので神経を使うところであるが、何とか収まった飛翔姿である。
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