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2019年5月

見事な飛び出し   ミサゴ

 ヤマセミが飛び去ってしまったので、腰を据えて待ってみようと周りを見回すと、いつの間に飛んできたのかその枝の高いところにミサゴの姿がある。

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 それではミサゴがダイブを見せてくれるかなと待ってみる。もちろん目の前での飛び込みを期待するところだが、一応それらしきコースに狙いを定めてみる。

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 雰囲気的には、首を傾けたり水面を覗きこむようなしぐさをしたり、期待をもたせてくれる。天気は良いし一人しかいない観客もすでに準備OKである。

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 後はその時を待つだけである。今か今かとファインダーをのぞきながらその瞬間を待つ。しばらくするといよいよお尻を上げて白い糞をしたので、期待感はさらに高まる。

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 その時は来た。ついに水面に向かって枝を掴んでいた鋭い脚をけり出したのである。その眼つきは獲物を見逃すまいと鋭く光っている。

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 ところが、水面に突っ込まずに水面すれすれで急上昇して上流へ姿を隠してしまった。次回に期待したいところだが、その姿は見えないのが残念である。

 

狙いを定めて一気に!    続 ヤマセミ

 時間の経過とともに太陽が昇って、今日も夏日になるという。しばらくの間、耳は森のキビタやムシクイの囀りを聴きながら、目は湖面を凝視する。戻りカツオではないが、ヤマセミの戻ってくるのをじっと待つ。

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 見逃してはならないと神経を集中する。鳴きながら飛んできてくれるときは、その姿を見つけるのは簡単だが、静かに通り過ぎてしまうと困るのである。

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 数多くある湖面の枯れた水中木の枝を注意深く観察する。幸いヤマセミは白く見えるので、いれば見つけやすい環境ではある。

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 それらしき鳴き声が少し聞こえたと思ったら、そのたくさんある枯れ枝にいるらしい。双眼鏡で確認すると見える見える一休みの体勢である。

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 それでは樹木の枝止まりを一枚と思ってレンズを向けると、いきなり下流に向かって飛び出してしまった。すぐに追いかけるが後ろ姿になって仕舞う。

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 それでも飛び出した後を追いかけてみると、傾斜地の上の方に向かっている。その止まったところは珍しく、満水時水面が最高位のところになる枯れた樹木の枝である。

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 珍しいところに留まってくれたと喜んで観察をする。しばらくの間その高いところから湖面を眺めていたかと思うと、口を大きく開けて獲物狙いのポーズか、飛び出しそうな雰囲気である。

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 白地に黒の縞のような尾羽を立てたかと思うと、水面に向かって一気に飛び出していった。水面に突っ込むかと期待したが、豈はからんやそのまま水面すれすれに下流へと飛び去ったのである。気を持たせたヤマセミのフェイントであった。

 

 

突然の出現、飛翔だけ    ヤマセミ

 休日になると思うこと、サンコウチョウの営巣地ではそろそろメスもそろって営巣の準備が始まっているのだろうか。

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 前回行ったときはものすごい毛虫の数に驚いた。今年この森ではキアシドクガが異常発生しているとか?ミズキを好むこの幼虫はどこでも這い上がってくる。

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 サンコウチョウを順光で狙うにはちょうど良いところにたくさんの幼虫がいるので、それを待っていると必ずどこかで目に入るしズボンの裾を見るとはい回っている。

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 幸い名前はキアシドクガというが幼虫には毒針毛が無いので、毒はないといわれている。成虫になると真っ白な蛾になるのでサンコウチョウの格好の餌になり、嘴の中に飲み込まれてしまうのかもしれないが、これだけいると気持ち悪くなる。

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 毛虫はあまり好きではないので、今朝は毛虫の少ない山に向かうことにした。さわやかな風が吹き抜ける車の通らない林道を歩くと、眼下の湖面の水位は下がって、水面には樹木の緑を映してきれいに見える。

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 ヤマセミでも出てくれないかと思ってその水面を眺めていると、どこからともなく「ケッケッケッケ・・・」という鳴き声と共に白い鳥が水面すれすれに飛んでくる。

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 待ちに待った待鳥のヤマセミである。どこかに留まってくれないかと飛翔姿を追いかけるが、上流の方へと姿を隠してしまった。それではと戻ってくるのを待つことにしたがどうなることだろうか?

 

森に響くきれいな声    オオルリ

 最近の夜明けは早く、お陽様に負けることがある。冬の間は現地に暗いうちについて、陽が出るのを待ったものである。

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 ところが、今はベッドでカーテン越しの窓が明るいのを見て飛び起きていることが多い。それでも朝の五時ごろであるが焦って起きあがる。

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 この時期いつも心がけていることは、遅くとも五時半ごろまでには家を出たいということである。そうすると六時ごろには現地に着くことができるので、朝の早い鳥たちの行動に間に合うのである。

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 さらに遠いところへ行くときはもうすこし早く出て、六時ごろには現地について山の中を歩いていたいものである。

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 今朝は少し出遅れたが、早朝のさわやかな山の空気を楽しみながら林道を歩いていると、きれいな囀りの声が頭上から聞こえ、新緑の森に響きわたる。

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 声のする方を探してみると、背景が陰っているせいか枯れた枝の先に白い卵のようなものが目立って見える。よく見るとオオルリの白いおなかである。林道で最初に出遭えたのが青い鳥オオルリとは幸先が良い。なにか良いことがありそうで、足どりも自然に軽くなる早朝の林道である。

巣材集め    ツバメ

 

 尾の短いイワツバメが営巣を始めて河原が少し静かになったかと思ったら、喉元の赤いツバメが巣をつくりはじめたらしく、巣材集めに河原に降りてくる。

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 砂地のところを避けて少し粘土質の土のあるところに降りて、その泥を嘴に銜えて飛び立っていく。

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 藁のような繊維質のものもうまく取り入れているようにも見える。さすがにくちばしに少しづつ銜えて、何度も何度もそれを繰り返す。

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 見ると近くの民家の軒下に入っていく。どこの家も基本的にはツバメの巣は壊さないので、毎年同じところに来るのかと思うけどそうでもなさそうである。

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 巣作りが終わると抱卵に入って、雛が孵ると雛たちが大きな黄色の嘴を開けて、親の持ってくる餌を待つ姿はほほえましいものである。

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 この近くの人たちは、ツバメの営巣する家には幸せが来るとか、繁栄するとかといういわれを信じているのだろう。実際そうなってほしいものである。

わかりやすい名前    キアシシギ

 水鳥に疎い鳥見人としてはシギ類の識別は難しいが、これはわかりやすい。黄色の脚だからキアシシギとは命名者に敬意を表す。

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 河原の土手を歩いていると、鳴きながら飛んできて水上に降りたのは、そのキアシシギである。

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 数羽の群れでやってきたので、仲良しかと思ったらそうでもなく、追いかけまわしている。

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 近くに着水して餌獲りを始めた。何を獲っているのかわからないが、水に深く嘴を差し込んだり、小さな黒いものを銜えたりしている。

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 川にやってくるときは全体ではかなりの群れで来て、河原に降りるとそれぞればらけるようである。

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 折角だから、ほかにもわかりやすいシギ類が群れで来てくれないかなと、期待しながらの河原である。

 

 

美声で唄う    オオルリ

 わが公園を静かに通過していったオオルリ、今シーズンは公園でファインダーに収められなかったので、営巣地まで足を延ばしてみた。

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 早朝の森はキビタキやオオルリの鳴き声でにぎやかであったが、さすがに日本三鳴鳥のオオルリは高い木の上にいる。

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 光の加減であまりきれいに撮れないが、大きく森に響き渡る囀りを聞かせてくれる。

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 その声を聞いていると、日本三鳴鳥の一角を占めるだけある。因みに他の三鳴鳥はコマドリ、ウグイスである。

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 その他には青い鳥御三家とも呼ばれるが、これはコルリと今では山に帰ってしまったが、ルリビタキである。

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 この次に山に来るころには、すでに営巣体勢に入っているだろうから、緑を背景にきれいに演出したいものである。

雛の姿を見せて    キジ

 河川の土手から見下ろす河原一面に咲くハナフジの間から、潜望鏡のようにあたりを警戒しているのは、キジのオスの顔である。

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 この警戒のスタイルから、たぶん近くにメスと雛がいるはずだと決めつけてじっと待ってみる。

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 案の定近くからメスが顔を出した。これも周りを用心深く見回しながら、採餌中である。たぶん足元には雛がいるはずであると勝手に思い込む。

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 周りの草が深いので雛の姿までは見られないかもしれないが、少しでもその姿を見せてくれないかと願いつつ待ってみる。

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 雛が見られなかったらオスと並んでほしいと願う。メスは動きながら餌を探して顔を見せてくれるが、オスと並ぶのは難しそうである。

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 雛の姿は期待したいところであるが、キジも天敵から家族の身を守らなければならないので、必死の餌獲りである。

交雑種ではかわいそう    コウライキジモドキ

 キジの第一子の成長が終わったようで、雛を連れて歩く姿を見ようと頑張るが、なかなか実現しない。

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 そんな中この河原に現れて長居をしている謎の黒いキジは元気である。日本キジとも仲良く並んだりしているので、雑種ができてしまうのだろうか。

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 羽の模様は高麗キジそのものであるが、首回りの白いリングが見当たらない。よく見るとそれらしきものはあるので、高麗キジとの交配種かと決めている。

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 ただしずっと長いこと観察しているが、口は大きく開けるが声は聞こえないので、声が出ないのかもしれない。

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 日本キジは第二子の準備に入っているのか、メスの前で派手にディスプレーを続けるが、メスに振り向いてももらえてない。

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 それを良いことに、このコウライキジモドキはそのメスにモーションをかける。油断も隙もあったものではない。

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 いずれにしても長く姿を見せてくれているので、機会あるごとにこのコウライキジモドキの観察を継続したいものである。

 

縄張り宣言と伴侶探し   続 オオヨシキリ

 オオヨシキリが鳴き始めてまだそう日は経っていないが、ある決まった一定のテリトリー内で動き回っているように見える。

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 まず自分の縄張りを確保して、それから伴侶を見つけ子育ての体勢に入るつもりなのか。

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 ウグイスでも感じるのはいつまでも囀っている姿。ウグイスの囀りは春先だと思っていると、夏の炎天下いつまでも囀っているもてない個体もいる。

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 鳥の世界ももてる個体とそうでない個体がいるのかもしれない。それとも人間の世界と同じで晩婚化になっているのだろうか。

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 河原のクルミの木の高いところで縄張りを意識しながら鳴いていたオオヨシキリは、河原一面に広がる葦原に降りて囀り始めた。

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 伴侶探しに集中しているのか、しばらく囀ったと思ったら飛び出して他の葦原に向かったようである。

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 早くよき伴侶を見つけて子育て姿を見せてほしいものである。

 

 

大きく口を開けて    オオヨシキリ

 

 河原の枯れた葦の間から新芽が伸びて新しい葦原ができ始めると、決まりきったようにそこからオオヨシキリの大きな鳴き声が聞こえる。

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 土手を歩いているとすぐ近くから聞こえるので、目の前の葦原にいるのかと探してしまう。

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 声は聞こえど姿は見えずで大きな声だけが聞こえる。少し移動してみると、目の前のクルミの木の横枝の葉に隠れるようにして大きな口を開けている。

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 見つけたらこっちのもんだとばかりに、赤い大きな口の中を撮りまくる。それにしても気持ち良いほどに大きな口を開けて、大きな声を聞かせてくれる。

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 これから営巣を始めるまでがにぎやかな河原の葦原になるが、8月ごろになるとピタッとその鳴き声が留まってしまう。

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 このオオヨシキリの鳴き声を聞くと夏が来たんだなと思う。季節を教えてくれる「ギョギョシギョギョシ・・・」の鳴き声である。

光る眼が見える    オナガ

 鳴き声はさておいてスタイルのきれいなオナガ、黒いベレー帽に水色のマント。いつもオナガを見るときの印象である。

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 頭が黒くその上目玉も黒いので、写真にとるとなかなか眼が出ないのである。草や花などの芽が出ないとは違うが、鳥の写真では眼が命と言われることもある。

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 確かに眼にピントが合ってないと間の抜けた写真になってしまう。今回は光の加減も良かったのか、眼が光っている。

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 オナガが群れでいると近くにツミが営巣しているのではないかと、周りを探してしまう。

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 パラパラと数羽が飛んできたかと思うと、さっそく朝食に取り掛かっているようで、桜の樹木にいる毛虫を簡単にとらえている。

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 食べ終わって次の行動を考えているオナガのきれいなスタイルに、さらに光った眼がその姿を引き立てている。

 

落ち着きがない?  サンコウチョウ

う 公園を歩いていても悪役のガビチョウが、サンコウチョウの鳴き真似をするようになってきた。

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 ということはこの公園をすでに通過してしまったのだなと、サンコウチョウの営巣予定地に足を向けてみた。

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 静かな森を歩くと聞こえてくるのは、キビタキとオオルリのさえずりの競演である。

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 そんな中にも遠くから独特のサンコウチョウの鳴き声が聞こえてくる。耳を傾けて待ってみるとだんだんと近づいてくる。

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 早朝のまだ薄暗い杉林の高いところに姿を見せた。動きが早いのと暗いのでその姿を見つけるのは大変である。

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 とにかく、鳴くか動いてくれないと見つからないので、今回は苦労したショットである。

大きな獲物    キビタキ

 早朝の森では野鳥たちの大合唱が始まっている。中でも低いところで鳴くキビタキの声が耳に入る。

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 すぐ近くで鳴いているが、声はすれども姿を見せてくれない。そのうちに枝を移動したキビタキのオスを見つけた。

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 一度姿を見つければ、後は見逃さないようにしっかりと追跡をする。

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 きれいな声が鳴き止んだかと思うと、大きな獲物を銜えて出てきた。

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 嘴を右に左に振りながら銜えた毛虫を弱らせている。今朝は大きなごちそうである。

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 そのうちに一気に飲み込んでしまい、何事もなかったかのようにあたりを見回していた。

はやにえか?     モズ

 モズの子供たちもすっかり成長して独り立ちができた様である。河原にあるクルミの木を見ると獲物を捉えたモズがいる。

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 きれいな緑色の若いバッタを捉えたみたいで、周りを警戒しながら嘴で銜えたり、脚でつかんだりしている。

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 すぐに食べる様子もないので、はやにえにしようと準備をしているのかと見る。

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 周りの新緑の緑の葉に似て、餌食にされたバッタもきれいな色をしている。

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 まだ動いているのでモズは息の根を止めようとしているのかもしれない。

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 その後、そのバッタを銜えて飛び去ってしまったので、はやにえの作業は見られなかったのが残念である。

 

今シーズン初めて    セッカ

 河原いっぱいにセイヨウカラシナが咲くこの時季、必ず撮りたいと思っているのはその黄色の花に留まるセッカである。

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 ところが鳴き声は聞こえるが思うように花に留まってくれないので、そのチャンスを逃していた。

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 これも一か所に長く粘るタイプではない性格の一端かと自覚はしているのだが、ついつい移動してしまう。

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 今回も河原の土手上を歩きながらキジの親子連れを探していた時に、目の前の枯れた葦の幹に偶然止まったところである。

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 鳥見のよいところはこういう偶然性というか「一期一会」というか、そんな出遭いを大事にしたいのである。

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 きいろの花には留まってくれなかったが、背景にボケた黄色が入ったので良しとしよう。

飛び立つ後を追う   続 コチドリ

 

 この時季子育てをする野鳥たちを見ていると、親鳥の苦労が良くわかる。

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 我々の世界でも「子をもってわかる親の恩」と言われるが、まさにそれを地で言ってるのが見える。

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 独り立ちできるまでは子供を必死で守っている。それでも運悪く成鳥になるまでには犠牲が出てしまう。

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  コチドリの場合は孵化すると、みている間に動き回るようになるが、そのころが天敵の狙いどころである。

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 同じくこの河原で子育てをしているカルガモは、最初11羽いた雛は最近では9羽になってしまったようである。

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 弱肉強食の自然界の摂理ではあるが、無事に大きく育ってほしいものである。

 

 

子育て中?    コチドリ

 早朝の土手の上から河原の流れを見ていると、大きな声で鳴きながら飛んでいるのはコチドリである。

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 同じところを飛び回っているので、河原の石ころの間に雛がいるのかと探してみるが見つからない。

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 確かに、簡単に見つからないように擬態色になっているので、探すのは容易ではないしましてや老眼では難しい。

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 でも鳴き方は何か警戒しているような鳴き方なので、雛のところから遠ざかったところへ注意をひいているように見える。

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 何しろ親も子も河原にただじっとしていたら、まったく目立たない鳥である。その上雛もじっとして動かないようである。

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 結局雛は見つけられず注意をそらしてじっとしている親の姿だけである。

河原でのさえずり    ヒバリ

 広い河原はこの時季は水が少ないせいか一面若草で覆われている。その叢はキジなどの隠れ家になったりしているが、草の切れ目の石ころだらけのところでヒバリが囀っている。

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 最初は声はすれども姿は見えずの状態であったが、手ごろな石ころを探してみるとその上で鳴いている。

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 昨日見たという人がいたので、本来はキジの親子を探していたのだが、それらしき姿は見えない。

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 ヒバリの鳴き声は、春ののどかな雰囲気を伝えてくれるので好きな鳥である。

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 いつも河原を歩いていると突然飛び出して、鳴きながらどんどん空高く上がっていく光景が多いが今朝は違う。

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 土手の上から覗いているのに気が付かないのか、いつまでも地表で囀りを聞かせてくれるヒバリである。

 

燕尾で区別    ツバメ

 イワツバメがたくさん飛んでいるなと思ってみていたら、中にはツバメも混ざっていたようである。

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 早めに到着して営巣準備を始めたイワツバメに対して、少し遅れてきたツバメが合流して飛び交っている。

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 最初は気が付かなかったがよく見ると、尾羽が長く腰のところに白い斑点が見えるしもちろん喉元は赤っぽい。

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 飛翔スタイルを比べるとツバメの方が尾が長い分きれいに見える。

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 比較しないとわからないが、イワツバメは尾が短い分少しずんぐりむっくりしているように見える。

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 燕尾でわかったツバメの登場であった。

 

巣材集めか戯れか   続 イワツバメ

 

 河原の土が出ているところにイワツバメが降りて、枯れた草などを銜えている。巣材集めをしているのだろうと思う。

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 ところが他の仲間も集まって来て、最後にきた個体は地面で巣材集めをしている個体の上に乗ってしまう。

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 まさか交尾ではないだろうと思うが、そんな体勢をとっている。それともいじめに入っているのか定かではない。

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 それぞれ小さな藁のようなものを口に銜えて飛び立っていくが、それを邪魔するように飛び込んでくるものもいる。

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 橋の上から飛び交う姿を見ていた時は、なかなか地面には降りないなと思っていたが何のことはない。

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 目の前に降りてその姿をゆっくりと観察させてくれたのである。

華麗なる飛翔    イワツバメ

 セイヨウカラシナの上を飛ぶイワツバメ、近くで営巣体制をとっているらしくにぎやかに飛び交う。

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 何とか黄色の菜の花に絡んでほしいとそのチャンスを待つ。

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 よく見るとくちを開けて飛んでいるので、空中を飛んでいる虫を捕っているようである。

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 飛びながら行動をするその操縦技術は大したものである。水面すれすれに飛んでいるときは水分補給の体勢である。

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 追いかけるのも大変なので置きピンで、花のところに来るのを待ってみる。

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 ピントは甘いけど何とか飛翔姿をファインダーに収めたイワツバメである。

 

 

新緑の囀り    ホオジロ

 朝陽が上った早朝の河原の土手を歩いていると、ホオジロの囀りがきれいに聞こえてくる。

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 大きな声なのでどこにいるのかと探してしまうが、声のする方を見てみると、新緑の蕾が開き始めた中にいた。

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 同じような色なので見つけにくかったが、背景が川の流れなので良いところにいるなとファインダーに収めてみる。

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 最初は気が付かないで気持ち良く上を向いて囀っていたが、シャッター音が聞こえたのか振り返って睨まれてしまった。

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 「なんだ写真を撮るのかそれならもう一度」と言ったかどうか、再び背を向けて囀りを聞かせてくれた。

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 新緑の枝のホオジロがきれいに見えた早朝散歩である。

 

 

 

大人になる上陸作戦     カルガモ

 カルガモの親子を観察するには朝が早い。一行が出発するのは6時ごろである。

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 「さあ今日も出かけるよ! きちんと並んでね」 親鳥は後ろから見守る。

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 「天敵から身を守るために、川を渡るときは集団で早く泳ぐこと」

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 上陸作戦開始!

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 「次に陸地に上がったら、草の陰に身を隠しながら歩くこと」

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 われ先にと中州にある草葉の陰にもぐりこんでいく。

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 「花見もしたいな!」 と生意気な長男

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 こんな10羽の雛たちをまとめて、一人前になる訓練をしながら上流まで散歩に出かけるのである。母は強し!最後まで生き残るのは何羽か?

 

 

 

花を横目で採餌中    コサギ

 河原の花が咲いているうちに花と絡めて鳥を撮りたいなと連日の出動。今朝はコサギがセイヨウカラシナと絡んでくれた。

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 コサギも婚姻色が出始めているが、まだ不十分である。下流には足がオレンジになったきれいなコサギがいるらしいが、まだ出遭っていない。

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 この時季はダイサギもコサギも婚姻色に染まってくるのでその変化がきれいだ。

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 黄色の花と白いコサギが朝の陽に映えてきれいに見える。時折白いクレソンの花のところに行くが、緑の葉が多いので白でも様になる。

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 河原にも花が無いと鳥たちもあまり引き立たないが、今シーズンは気温があまり上がらないせいか、花の咲いている期間が長いような気がする。

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 晴れた日のサギたちは良い被写体になってくれる河原である。

 

花がらみで登場     謎の顔の黒いキジ

 最近話題の謎の顔の黒いキジ、本日も姿を見せてくれた。二度目とあって岸辺に咲く花を背景にゆっくりと歩き回ってくれる。

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 簡単に大陸キジのハイブリッドかと片付けてしまったが、謎の部分が多いキジである。

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                  口を大きく開けるが声は聞こえない

 鳥友さんが調べてくれた資料を見ると、他の地方でも発見された経緯があるとのこと。

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 この河原では何度か現れているが、だれもあまり気に留めなかったらしい。河原を毎朝散策する人がガングロのキジがいると認識していたが日本キジのオスと並んでいたので、メスの変種だと思っていたとのこと。

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 よく見ると体の模様はコウライキジのオスであるが、首周りの白いリングがない。母衣打ちをしたようであるが、キジ独特の鳴き声が聞こえない。

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 大きく何度か口を開けるが声は聞こえてこないので、謎の多い黒い顔のキジである。もう少し観察を続けて謎を解明したいものである。

 

親子遠足    カルガモ

 カルガモの家族の行動は朝が早い。現地につくとすでに上流に向かってスタートしたという。今朝も出遅れたかとあきらめかけたが、上流へ追いかけてみることにした。

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 10羽の雛を連れての移動はそう速くはないだろうと、上流に向かって対岸を探しながら歩く。

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 かなり歩いたが川の流れが蛇行するところまで来ると、対岸の岸辺の草付き付近に親子遠足の数羽の雛が見える。

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 草の中を隠れ家にしながら歩いているが、崖になったところに来ると全員集合で母親が引率する。

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 しばらくすると川の流れが急な所に出て、お兄ちゃんから頑張って昇っていく。末っ子は最後から何とかついていく感じである。

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 母親はやはり末っ子がかわいいのか最後にいて、それをフォローしていく。やっと急流を登りきるとご褒美の草の実があった。皆でそれに飛びついて食べ始め、一休みである。

 

謎の黒いキジ     コウライキジ

 セイヨウカラシナの黄色の花が咲き乱れる河川敷、白いサギ類がその花によく映える。

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 上流へとその姿を追って歩いてみると、キジの鳴き声が方々から聞こえる。声はすれども姿が見えぬものから、お立ち台に立ってないいているものもいる。

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 青い空を映して静かに流れる川の岸辺に少し色の変わった鳥がいる。よく見るとキジに似ているが顔は黒くてあまり見たことがない鳥である。

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 姿、形と動作はキジそのもであるが、見慣れない姿である。下からカルガモの親子が近づいてきたが、少し警戒感をもって避けていく。

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 日本キジでないとすれば高麗キジしか頭に浮かばないが、特徴の首のホワイトリングが見えない。

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 これは新種との出遭いかと、少し興奮気味であるが、それにしても顔の周りが変に黒いのが目立つ。

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 早速手元にあるスマホで調べてみると、どうもコウライキジのハイブリッドというところのようである。

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 いずれにしても初遭遇なので、本日の収穫である。地元の人の話では、黒いキジがいるということは話題になっていたようである。

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 ひょっとするとメスも近くにいるかもしれないし、本家本元のコウライキジも期待したくなる。そんな早朝の河原である。

渡りの途中下車     キアシシギ

 シギチ類の渡りの季節になっていつもの河原にキアシシギが姿を見せてくれた。早朝からタシギを狙って河原に行くと、先着の鳥友さんがキアシシギが来てると教えてくれた。

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 毎年渡りの途中でよってくれるが、今シーズンは予期せぬ出遭いとなった。こういう出遭いが一番うれしい場面である。

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 二羽が降り立って朝食に忙しく川の流れを動き回る。この類は足の色で名前が付けられているのでわかりやすい。

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 先着のタシギは長逗留になっているが、このキアシシギはいつまでいてくれるのだろうかと思案してしまう。

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 毎年の年度末の河川工事ですっかり緑がなくなってしまった河原だが、この場所は餌場としては良い環境になっている。

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 そういう意味では他のシギチ類も期待できそうである。しばらくの間そんな期待感をもってここに通ってみようと思う。

すでに営巣準備か    キビタキ

 大連休も前半は雨が多いのかと思う日が続く。雨上がりの隙間をぬように早朝の林道を歩いてみる。

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 雨露に濡れた新緑の葉が、木漏れ日の朝陽にまぶしく光る。聞こえてくるのは渓流の流れる音。

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 しばらく歩いて水の流れの音が聞こえなくなると、静かな森に聞こえてくるのはキビタキのさえずりである。

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 かなり高い樹木の上のほうで鳴いているのか、林道では鳴き声がこだましてしまうのか、どこで鳴いているのか見当がつかない。

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 新緑の葉を見上げながら歩いていると、小鳥の飛ぶ姿が見えた。行き先を追ってみるとキビタキのペアーである。

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 メスは巣作りをしているのか、嘴に巣材のようなものを咥えている。それに引き換えオスは・・・・・。渡ってきたばかりだと思っていたら、すでに営巣準備を始めているらしいキビタキのペアーである。

新時代の国鳥    キジ

 令和の時代の幕開け、考えてみると昭和は遠くなりにけりの感が強い。昭和の戦後生まれで「戦争を知らない子供たち」で育った世代である。_dsc5596

 それが平成になって、慣れない平成も30年になるとなじんできたところであるが、今度は令和となる。

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 グローバル化の著しい昨今では西暦が分かり易いが、国独自の元号を持つ国は少ないといわれる。

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 元号は変わったが、国鳥は相変わらずキジである。なぜキジが国鳥になったかは諸説があるが、国鳥を食べる国は少ないといわれている。

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 穏やかな朝の河原を歩いていると、遠くでキジの「ケーンケーン」という鳴き声が聞こえる。この時季はどこでもキジの姿は見られる。

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 鳴いた後は必ず「ドドドドドドドドドッ」という母衣打ちが行われる。今日のその鳴き声に期待しているのは、メスを従えていることである。

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 一夫多妻のキジのオスが、何羽のメスを引き連れているのかが興味のあるところである。ゆっくり歩くオスの後から見え隠れしながらついてくるのは地味なメスである。今朝は一羽しか見られないが、元気に縄張り宣言をしているキジのペアーである。令和の時代も平和な良い時代になることを祈りながらの鳥見である。

 

 

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