思うようにならない世の常 カワセミ
鳥見を長く続けていると、「昨日までは良く出てたよ」とか「朝はよく花に留まったよ」という言葉が多い。
それではと翌日は早起きをしてその瞬間を待つことがあるが、予定の時間には出て来てくれない。
鳥たちも餌を獲るために動き回っているので、獲物がいれば必ずやってくる。しかしその獲物がいるかどうかの確認は難しい。
カメラで狙ってる身としては、はすの花が開いたところに留まってくれと、勝手に願いながら待っている。
なぜかというと、そういう場面をしっかりと撮っている人がいるからである。またそういう人は、頼まなくてもその場面を見せてくれるのである。
そんな場面を期待しながら待っていると、「チッチッチッ・・・・」という鳴き声と共にカワセミは姿を見せた。
ところが期待したところには止まらず、散策路の木道の手すりに留まっている。せめてハスの花がらみでと、いろいろアングルを変えてみる。
なかなか希望をかなえてくれないカワセミは、最後はハスの花が終わったシャワーヘッドに留まっただけである。世の中おもうようにいかないものだと、実感した蓮田のカワセミである。
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