隠れ蓑に集まる蝶たち ナミアゲハ
アオスジアゲハが十分にカクレミノの花を楽しんで姿が見えなくなったと思ったら、今度はナミアゲハが現れた。
これも花から花へと忙しそうに動き回っていたが、時々力を抜くように滑空をする。
このカクレミノの花は小さいが、すぐに実になってしまうのか、花と実が混在している。
いずれ実の方は秋になると色づいていくのだろうが、白い小さな花と青い実がその房によって違っている。
この樹木の名前の由来は、葉の形が雨具の蓑に似ているところからきているらしいが、その葉が密に着ると、姿が隠せる蓑に見立てたといわれている。
葉が目立つせいか白い小さな花はあまり目立たないが、その花を好んで集まる昆虫たちがなんと多いことか。昆虫たちは隠れ蓑として活用はしていないようである。
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