越冬の準備 ヤマガラ
山から雪の便りがとどくようになると、冬鳥たちは里に下りてきて越冬をするが、留鳥のヤマガラも越冬の準備をしている。
最近のニュースでは山に住む動物たちの餌がないので、熊の親子が人里の物置の中で、冬眠の準備をしていたとか言われている。
今まで聞いたことがないことが起きる世の中になってきた。これからは何でもありなので、想定外という言い訳はできないかもしれない。
そんな世の中になりつつあるが、公園のヤマガラは例年のごとくエゴの木の実を蓄えている。
緑の表皮のついたエゴノキの実を採ってきては、両足でうまく挟んでくちばしでその皮をむく。
きれいに皮を向いたエゴノキの実を、くちばしに咥えて秘密の貯蔵所に運んでいるのである。公園の越冬準備のヤマガラである。
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