遅れても出現 ハイタカ
寒い河原でハイタカを待っていたがなかなか姿を見せてくれない。そろそろ帰ろうかと思っていると、目線よりやや高いところを鋭い飛翔姿が横切った。
待ちに待ったハイタカである。いつもはどこに行くのかその行き先を見てしまうが、今日は反射的にレンズを向けていた。
背後からになってしまったが、その精悍な飛翔姿を捉えることができた。河原の樹木の葉が落ちた雑木林の中に入って、そのどこかの枝にとまったように見えた。
土手を少し下流方向に動いてその姿を探してみると、枝被りの多い林の中に背中を向けているハイタカの黒い影が見える。顔を見せてくれるまで待つと、鋭いまなざしでレンズを認識してくれたようである。
密生する河原の樹木の細かい枝の間からよく見えるところを探してみると、かろうじて全身が見えるポイントがあった。
しばらくは背中を見せていたが、振り返ってその魅力的な鋭い眼光が光って見えた。眉斑からいつものメスではないかと判断する。遅れてきたが姿を見せてくれたハイタカである。
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