気持ちよさそう ハイタカ
冬ばれの河原の土手は雲一つない青空、遠く西の雪化粧の丹沢山系の後ろには、冠雪の富士山の頂が陽の光にまぶしく見えるほどである。
そんな青空を見上げていると、下流の方から鋭い飛翔姿のハイタカがやってきた。
ここにねぐらを構えているいつものハイタカだと思うが、その判定は定かではない。
青い空をバックに気持ちよさそうに旋回してくれるが、だんだんと高く上がっていってしまう。
鳥撮りはそのカメラマンのわがままで、飛翔姿ばかりだとたまには枝どまりもいいなと思ったりする。
そうかと思えば、ごちゃごちゃした枝被りにいると、もう少しすっきりした枝に出てきてほしいとも思う。
なんといっても相手は、空を飛べる翼をもっているので敵わない。それを追うには二本足歩行では到底無理である。それでもハイタカの優雅な飛翔に遭えた河原の土手でのうれしい観察である。
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