真っ赤な ウソ
鳥の命名についてはいろいろな説があるが、このウソについては鳴き声からきている。口笛を吹くことをうそぶくといい、その声が口笛に似ているからである。
特に今シーズンはあまり出遭いが少なかったウソ、公園ではあの柔らかな声を聞かせてくれただけで、姿は見えなかった。
ウソに遭いたくてまだ冷え込んでいる早朝の山道を歩いていると、その消え入るようなウソの鳴き声が聞こえてきた。
あたりを見回して前方の樹木の上を見ると、ウソの小さな群れが出始めた樹木の芽を啄んでいる。
中にはおなかの赤っぽいアカウソも交じっているが、見たところ3組のペアーのように見える。
それにしてもこのウソは、その首の赤い色が鮮やかに見える。単純に真っ赤な「ウソ」である。
見えているのは真っ赤なウソであるが、これは早朝の日の出前の林道での出遭いで、記事としては事実である。
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