逆光の中を 続 続 キジ(♀)
最近のこの河原は冬鳥たちの姿が見えなくなって、キジとタヌキとオオタカぐらいしか早朝の散歩を楽しませてくれない。
昨年の夏の大雨ですっかり流されてしまったセイヨウカラシナが、石ころだらけの河原にパラパラと咲いている。比較的まとまって咲いているのは少し上流の河原である。
今朝はそこでセッカでも飛んできてくれないかと待ってみるが、周りには隠れるような樹木がないので、その姿も見えない。
対岸ではキジのオスの鳴き声とほろ打ちが小さく聞こえてくる。そろそろタヌキが帰ってくる時刻なので、引き上げようと歩きだすと、足元からキジのメスが飛び出して対岸へ向かった。
すぐにカメラを向けておいかければよいのだが、いつもその行く先を眺めてしまう。今朝はキジとは逢えないなと思いながら、陽が昇り始めた下流方向に向かって歩くと、逆光の中にキジのメスが歩いてくる。
じっと動かないで待っていると、どんどん足元のほうに寄ってくる。道端の黄色の花と、逆光気味のひかりの中のメスの正面の姿が、魅力的だったのでその動きを捉えてみた。
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