巣立ち雛の給餌に忙しい モズ
朝晩の風は冷たく感じるが、昼間はぽかぽか陽気が続くようになってきた。外出自粛があるので、人のいない時間に人のいないところを歩いてみる。
以前からモズのペアーが忙しそうに餌を運んでいた土手下の藪に、モズの雛が姿を見せた。
二羽ほどいるようだが、短い距離は飛んで見せる。
親鳥が餌を探しに出かけると、顔を出してくるところが営巣場所だったようである。
見ていると、よちよちと出てきて待っていると、しばらくするとオスが獲物を咥えてやってくる。
雛は甘えるように鳴きながらながら、親鳥が餌を入れてくれるのを待っている。
まだ一人前にそろっていない羽を大きくばたつかせて、小さな口を大きく開けて受け取る。
えさを与えたオスは、再び餌を探しに飛び立っていくのである。
よく見ていると、その給餌の回数は圧倒的にオスのほうが多い。たまにメスが餌を咥えて戻ってくるが、タイミングが悪いのか、ひながいないのか、自分で食べてしまうことがある。
早朝からよく働くモズの親と、必死で生きようとする雛のほほえましい姿を垣間見た早朝である。
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