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2020年5月

田植えの季節に    チュウサギ

 河原を歩いているとダイサギが多かったが、支流の上流ではコサギの姿も多く、それぞれ婚姻色になり飾り羽もきれいだった。

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 それでは、そろそろ同じサギでもチュウサギが来ているころだろうと思って、田植え前の田んぼを見て回った。

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 鳥友さんもすでにアマサギを被写体としてとらえているので、そのアマサギも期待しての田んぼのあぜ道である。

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 田んぼに耕運機が入る時には、土を掘り返す後をついて歩いて、冬眠していた虫たちを狙うアマサギがいるはずである。

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 ところが広い田んぼはすでに耕された後で、きれいに整地されている。あとは水を入れて田植えを待つばかりである。

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 中にはすでに水を張ってある田んぼもあり、そこにはサギらしき白い装いの群れが見える。

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 アマサギには見えないので、ダイサギかなと思いながら近づいてみると、なんとチュウサギの群れであった。

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 チュウサギがいると、中には必ずアマサギがいるはずなので、じっくりと観察してみたがどうもそれらしき姿は見えない。今シーズン初めてのチュウサギとの出遭いであった。

 

 

たまには飛翔姿も   キアシシギ

 最近の河原は姿を見せる鳥が固定されてしまった。橋の付近のイワツバメ、カワセミ、草むらのモズ、それぞれの縄張りのキジたち。

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 空高くさえずるヒバリ、子育て中のイカルチドリにコチドリ。たまに姿を見せるイソシギ。もちろんサギ類は当たり前である。

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 「緊急事態宣言」も解除されて、朝の土手を歩く人、ジョギングの人、親子の散歩など人々の姿が多くなってきた。

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 旅鳥のキアシシギはまだ群れで滞在中であるが、飛翔姿をなかなか見せてくれない。やはり圧巻は群れで飛び回ってくれることである。

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 対岸からこちらに向かって飛んではくれるが、すぐに着水してしまうのでうまく被写体になってくれない。

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 それでも待っていると、たまに飛び立ってくれる。数年前はムナグロの群れが立ち寄ってくれたが、それを期待して通う河原である。

「おーい」と言ってるのか?     キジ

 例年になくキジが多い今シーズン、もうそろそろ雛たちを連れた家族の姿が見られるころである。

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 一夫多妻と言われるキジは、これ見よがしにメスを二羽もつれて歩いていることがある。

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 それでも母衣打ちを見せて存在感をアピールしている。キジが大きく口を開けるのは、「ケーンケーン」と鳴くときだけだと思っていた。

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 ところが力強く脚を踏ん張って羽を広げてする母衣打ちの最中にも、大きく口を開けているのである。

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 それだけ全身で羽ばたいているのか、息継ぎが必要なのか、それとも「おーい」と叫んでるのか、キジの母衣打ちの大口あんぐり4態である。

 

カラスに狙われる    トビ

 トビというと猛禽類ではあるがあまり人気がない。イメージとしては雑食性で、漁港のゴミ捨て場で死んだ魚などを食べてる姿を思い出す。

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 ところが最近はそのトビも変わってきている。ある時はミサゴのように川の魚を捕ったりする。水に潜るわけではないが、水面から足で魚をつかむこともある。

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 進化するトビは、死んだ魚より生きた魚の方が、おいしいことを学んでいるのかもしれない。

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 カラスの鳴き声とトビの声がにぎやかなので見上げてみると、カラスがトビを追いかけている。

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 どうもトビの足には小鳥の姿が見える。それを横取りしようとカラスが執拗に追いかけているようである。

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 飛翔速度の遅いトビは、逃げるのに精いっぱいである。知恵のあるカラスは、何とか獲物を横取りしようとうるさいほどまとわりつく。

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 そのうちにトビも鋭い爪を持ち鋭い飛翔で、生きた魚や小鳥を捕るようになるかもしれない。鳥の祖先は恐竜だという説もあるので、可能性は十分にある。

 

巣立ち雛もう一人前  カワラヒワ

 大洪水の後たくさんの重機が入って、樹木や草木がほとんどなくなった河原を上流へと歩いてみた。

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 例年オオヨシキリがうるさいほど鳴いている葦原も、その姿はなく対岸まで見渡せる。

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 そんな広い河原の対岸に近いところで、キジが大きな声を上げて母衣打ちをしている。Dsc_4803

 近くには隠れるところもないので、猛禽に狙われはしないかと心配しながら上流へと歩を進める。

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 すると、目の前を黄色のきれいな翅の飛翔姿が、見えたかと思うと近くにとまった。

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 よく見るとカワラヒワの幼鳥である。今シーズンの巣立ち雛であるが、もう一人前にとびまわっているようである。

水鳥の水浴び   キアシシギ

 水中の獲物を捕っている水鳥たちは、いつも水の中に入ったりしているので、あえて水浴びはしないのかと思ったらそうでもない。

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 身近なところでは、カワセミなども水に飛び込んで魚を捕っているので、水浴びなど必要ないかと思っている。

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 ところが、水に飛び込んで魚を捕っているのかと思うと、そうではなく水浴びをしているときがある。

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 川の近くの枝にとまって勢いよく水中に飛び込むので、獲物を期待していると単なる水浴びだったりしてがっかりすることがある。Photo_20200521145304

  目の前のキアシシギも水の深いところに来たと思ったら、体を沈めて水浴びを始めた。Photo_20200521145305

  キアシシギも水浴びをするんだと興味深く見ていると、頭からすっぽりともぐって体をゆするようにして水浴びをしている。その後は大きく羽ばたきをして水を切って、石ころの多い河原のほうに歩いて行ったのである。

巣材運びに忙しい   イワツバメ

 いつも早朝に向かう河原のコンクリートのはしの下に、イワツバメが巣を作っている。

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 その橋を中心に忙しそうに飛び交っている。時々は声を出して鳴きながら、時には水面すれすれに飛んで水を飲んだりとその動きは速い。

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 そんなに忙しそうに飛んでいるが、どのツバメも草むらの中を流れている水路の近くに下りる。

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 下りたかと思うとすぐに飛び上がっていくので、なかなかとまっている姿は見られない。

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 どうも巣作りの泥を運んでいるらしいのでじっと上から観察してみると、あの小さな嘴がどろで汚れている。

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 あの一口で運べる泥をいくつも積み重ねて、巣を作り上げるのだから立派なものである。どれがペアーなのかもわからないが、よく働くイワツバメたちである。

 

飛び出し三態    モズ

 子育ても終わった河原のモズが、獲物を探して草原を飛び回る。

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 フジクサを背景にあたりの様子をみていたが、下の地面の草の中に飛び込んだ。

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 しばらくして飛びあがってきたが、嘴には何も咥えてはいない。空振りである。

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 さらに前や後ろを見て何か探している。そのうちにまた飛びだしたので、獲物を見つけたのかと思ったが?

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 そうでもなく場所を変えただけのようであった。何か獲物を捕るところを見たいので待っているのだが、期待に応えてくれない。

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 そうかといって遠くに行くわけでもなく、目の前で飛び出しを見せてくれているのである。

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 今の時季は何を狙っているのか、カエルには早いしバッタも時期が違うし、トンボや蝶がそろそろかと思うが、羽化したばかりだと簡単には捕まらない。モズの空振り三態になってしまいそうである。

 

 

天は二物をあたえず?   オナガ

 旅鳥のシギチ類を探して歩くと、河原の緑濃い樹木にオナガの姿。鳴かなければ薄いブルーと黒い頭のスマートな容姿。

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 カラスの仲間はどちらかというと、鳴き声はきれいな鳥は少ないが、姿は魅力的な装いをしているものが多い。

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 オナガもそのうちの一種で好きな鳥である。いつも群れでいるので、鳴き声がすると見逃すことは少ない。

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 今朝も川面を見下ろしながら鳥たちを探していると、存在感を訴えるように樹木の上の方から「ギェーイ、ギェーイ」という独特の声が聞こえてくる。見上げてみると、緑の葉の中に数羽のオナガが見える。

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 まだ色づいていない樹木の小さな実があるが、それを食べているわけではないだろうけど、樹木の枝から枝へとその動きは早い。

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 鳥の神様もオナガにもう少し違う鳴き声を与えてあげてたら、人気の鳥になっていただろうと思う早朝である。

 

成長している11羽   カルガモ

 カルガモの家族の行動時間は少し遅め。夜明けが早いので早めに河原につくが、カルガモの家族は見当たらない。

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 それではと、下流沿いにゆっくりと歩きながら鳥たちを探す。あいかわらずにぎやかなのは、キジのオスである。

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 いつものところでいつもの鳥たちが行動を始めている。下流から昇ってくるキアシシギ。

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 子育て中なのか河原でじっとしているコチドリ、対岸では別のキジのオスが、流木の上に載って母衣打ちをする。

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 水面すれすれに飛び交うのはツバメ、近くの民家の軒下に営巣場所を作っているようである。

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 大きな声でさえずり通しているのは、河原の石ころの間から飛び出したヒバリである。

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 帰り際にカルガモ親子の様子を見ると、11羽の雛たちは今日も健在である。白い花の咲くクレソンの間を元気に泳いだり、歩いたりと親鳥のいうことをよく聞いている。

 

よくとおる鳴き声  続 キアシシギ

 河原の水際にいるキアシシギの姿を見つけるのは容易ではない。ましてや飛翔姿を撮ろうとすると、そのタイミングが難しい。

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 対岸にいると小さくて保護色に近いので、水際を動いてくれるとよくわかるが、石ころだらけのところにたたずんでいると見分けがつかない。

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 見ていると警戒心が強いので、カラスが近くに来たりすると、大きな声で「ピュイー、ピュイー、ピピピピー」と鳴き声を上げて対岸に移動する。

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 そんなときはタイミングよく飛翔姿を見られるが、対岸に向かうときは背後からの姿になってしまう。

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 夜明けから時間がたつと、この時季は早くから明るくなって、たまに河原の水際をを歩く人がいる。

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 動く人影を見るとキアシシギは、一斉に飛び立って川の水面を背景に群れで旋回して見せる。

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 そのうちに、いつも下流に向かって飛び去ってしまうことが多い。朝のよく通る声で鳴きながら飛ぶキアシシギを、しばらくの間楽しめるのかなと思う。

 

わかりやすい名前    キアシシギ

 なかなか届かないアベノマスク、巷ではマスクの安売りが始まっているというのに、数百億円の予算とか。

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 そこそこの病院なら2施設ぐらいの建設ができる予算である。さらに不良品が多いので検査費用を8億円計上。

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 簡単に国のお金を出しているが、赤字国債での運用、将来のこの国を背負う人たちに今からその荷物が見える昨今。

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 早くの終息を祈りながら、三密を避けて人のいない早朝の河原の土手で気分転換をする。

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 目の前には旅の途中で羽を休めているキアシシギが数羽、鳥の中でもシギチ類の判断は難しいが、その中でもわかりやすいのはこのキアシシギである。

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 脚が黄色なのでキアシシギである。その他では青や赤などもいるが、明確である。旅の途中だが、キジバトさんとは距離を保ってますという雰囲気である。

11羽のこどもたち    カルガモ

 鳥たちの繁殖の季節、普段はあまり見向きもしないカルガモを探して、早朝から川の岸辺に。

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 河原をにぎやかにしている白い花を咲かせたクレソンの葉、その陰に隠れているらしい。

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 今シーズンは11羽の雛を連れて歩いているお母さん、移動するにも気が気ではない。

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 小さいうちは、一羽では勝手に動かないが、中にはどうしても遅れがちになる子がいる。

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 お母さんが先頭に立って移動したり、餌を捕る練習をしている。親の真似をして成長していくんだなと、感心する一コマである。

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 早く大きくなれば、天敵にも狙われずに一人立ちできるが、このうち無事生き残るのは何羽になるのかも心配になる。

 

昔はヤマバト  今 キジバト

 確かに子供のころはヤマバトと呼んでいたような気がするが、最近はキジバトと言われて都会に多く繁殖している。

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 なぜキジバトと呼ばれるようになったかというと、キジのメスに似ているかららしい。

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 この河原ではキジのメスもよく出てくるが、そういわれてみると遠目には似ているかもしれないが、よく見ると明らかに違う。

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 キジバトの魅力は首周りにある青と白の横じま模様が、光の加減によってきれいにみえるところである。

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 毎朝歩く河原の土手下の大きな藪の中で営巣始めたようである。頻繁にオスが巣材を運び込んでいる。

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 そのペアーが岸辺の草地の中を歩きながら、朝食をとっているようである。昔ヤマバト、今はキジバト。

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 ペアーの求愛シーンも見せてくれたので、2,3週間ぐらいで雛が孵るだろうから、それを期待してみたいものである。

 

繁殖の季節    セッカ

 例年であれば、河原一面の黄色のセイヨウカラシナにとまるセッカをうまくファインダーに収めたものであるが、今シーズンは思うようにいかない。

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 河原が大雨ですっかり流されて、その様相が大きく変わってしまった。

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 数少ない黄色の花は茎が細くて、小さな鳥たちでさえもうまく止まれないようである。近くの大きな太い草の幹のほうが、止まり心地がよさそうである。

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 青い空の下をスイングするように鳴きながら飛び回るセッカ、一気に下りてくると河原の草むらのなかに入ってしまう。

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 しばらくするとまた出てくるが、入ったところと違うところから飛び立つ。草むらの中を歩いているのか?

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 何とか黄色の花と絡めて被写体にしたいなと待っていると、セイヨウカラシナを前ボケにしたところにポーズをとってくれた。

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 振り向いている目線の先にはメスがいるようで、巣作りの最中かと思う。その嘴には羽毛のようなものを咥えて、オスを待っているようにも見える。

 

樹上の母衣打ち    続 キジ

 メスが姿を隠した樹上のオスは、一時茫然としてあたりを見回していたが、背筋を伸ばして母衣打ちの体勢に入る。

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 たぶん先ほどのディスプレイは、了解をもらえたのだろう。その喜びを樹上で表現しようとしているようである。

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 それにしても樹上での母衣打ちははじめてであり、興味深いものである。

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 ここまで歩いてくる途中でもかなりの母衣打ちを見ながら来たが、まさか木の上で、枝どまりで見せてくれるとは思わなかった。

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 地面で行うときもかなりの足の踏ん張りを見せているので、そんなことが樹上でできるのかと心配になるが、キジは基本的には鳥類である。そんな心配はいらないよと言ってる。

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 少し新緑の青葉の陰で逆光気味になっているが、大きく口を開けて、けたたましい鳴き声と共に母衣打ちを始めた。

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 これだけのキジのオスやメスたちと出遭っているので、この次の期待は、巣立ち雛たちを連れた親子のキジが歩いているところである。

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 外出自粛の時期の早朝の散歩であるが、樹上のキジの母衣打ちという初体験の場面に出遭えた幸運な朝であった。

 

樹上でディスプレイ    キジ

 今シーズンは河原を歩いているとキジと出遭うことが多い。特にわかりやすいのは、恋の季節のオスの鳴き声と母衣打ちである。

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 それと昨年の夏の豪雨で河原の草木が流されて、視界がよくなったことも出遭いの機会が増えている要因でもある。

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 今朝もいつもの河原の土手を橋から次の橋まで、上流に向かって歩く間に、6羽のキジのオスの姿を見ている。

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 河川敷の草むらで鳴いたり歩いている姿は、いつもの光景であるが、樹上の木どまりのキジは珍しい。

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 最初は河原の黄色の花を眺めているのかと思ったら、枝の上の方を気にし始めてそちらに移動をはじめた。

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 なんとその方向にはメスがたたずんでいるではないか、余裕を見せて羽繕いなどをしている。

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 そのメスのいる枝に近づいて昇っていくと、樹上のメスの下側でディスプレイを始めたのである。

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 メスは了解したのか、なんでこんなところでとあきれたのか、下の草地の中に飛んでしまった。残ったのは茫然と見つめるオスの姿であった。

 

 

 

歩きは苦手でも飛翔姿は     続 コチドリ

 

 コチドリとの出遭いがないと心配していたが、姿を見ると歩きは苦手でも、飛ぶ姿は自信があるんだとの意思表示である。

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 得意の鳴きながら飛び回るそのさまは、メリハリの利いた見事な飛翔である。

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 鳥たちの飛び方を見ていると、見ていても見ごたえのある飛び方をする鳥と、もう少し何とかしてよという鳥がいる。

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 そういう意味では、コチドリの飛び方は鋭い飛び方を見せてくれる。見ていても気持ちがよい。

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 ましてやきれいな川の岸辺で、すっきりした飛翔姿を見せてくれると、それを見ていると気持ちがよいものである。

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 その上背景が曇った空よりも、新緑の樹木をバックに飛んでくれるとありがたい。

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 飛んでいるのを目でおいかけるのは簡単であるが、カメラで追いかけて、さらにピントを合わせるのはかなり難しい。

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 最近のカメラはAFがしっかりしているので、多少はカバーしてくれるが、これも訓練と経験を積まなければ上達しないものである。飛びものの腕を上げるべく、日々研鑽と精進をすることにする。

 

   

 

元祖ちどり足    コチドリ

 河原ではチドリの季節であるが、毎朝出遭えるのはイカルチドリばかりである。

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 今シーズンはコチドリが少ないのかなと思いながら、河原の土手を歩いていると、聞きなれた鳴き声が聞こえてくる。

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 「ピーピッ、ピーピッ・・・」鳴きながら飛んできて、比較的砂地の多い川岸に降りた。目の周りの黄色のアイリングがきれいなコチドリである。

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 降りたところは砂地なので姿が見やすいが、これが石ころだらけの川岸だと、探すのに一苦労である。

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 どうもその動きを見ていると、近くで営巣しているような雰囲気である。頭を下げるような歩き方をして、時々立って近くでじっとしている。

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 そして、しばらくすると速足、いわゆるチドリ足で草のある石ころのところに向かっている。このあたりが営巣地だなと思いながら、刺激を与えないように帰途についたのである。

求愛給餌を見たいのに  続 コアジサシ

 コアジサシといえば、見どころはホバリングからの水中捕獲と、、今の時期はオスの求愛給餌である。

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 今シーズンはまだ飛来数が少ないのか、川面を飛び交う姿もまばらである。飛び立つときは一斉に飛び立つが、休憩も一緒にしている。

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 水に飛び込むシーンを待っているが、近くでは簡単に飛び込んでくれない。ところが、どこか見えないところで小魚を捕ったらしく口に咥えて飛んでいる。

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 その餌を待っているメスは、上空を見上げて今か今かと待っている感じである。

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 オスは魚の見えやすい浅瀬で捕っているので、漁場は少しとおいところのようである。そんな苦労も知らずにメスはひたすらそれを待っている。

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 オスのほうも捕獲の回数が稼げないせいか、口に咥えて上空を飛んでいる時間が長いように感じる。恋の季節のコアジサシである。

スマートな飛翔スタイル   コアジサシ

 鳥の名前にはいろいろな名前があって、知らないで初めて聞くとそれが鳥の名前と疑問を持ってしまうことがある。

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 「シマアジ」などは魚の名前かと思ってしまう。このコアジサシもどちらかというとそれに近い発想になる。

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 朝から低い雲が空を覆い、今にも雨が降りそうな空模様であるが、家にばかりいると運動不足になるので、人の少ない河原を歩いてみる。

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 人も少ないが鳥の姿もあまり見えない河原には、釣り人の姿が少し見えるだけである。

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 昨夜の雨が残っているのか、流れる川の水も少し濁っているようにみえる。そんな上空を鋭い飛翔姿を見せるコアジサシがいる。

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 天気の良い日は盛んに水中に飛び込んで、魚を捕って見せるのだがそれもままならないようである。なかなか水中捕獲をしてくれないコアジサシである。

婚姻色も鮮やか    ダイサギ

 今朝は支流の河原を歩いてみた。連休も後半になると、何となく早朝の土手を歩く人も幾分多くなってきたかと、感じるようになった。

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 外出自粛で家にいても運動不足になるので体を動かしたくなる。それに、最近の早朝の気温は程よく、心地よい空気に触れることができる。

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 支流の浅瀬を覗いてみると、今日はサギ類が多い。コサギにダイサギ、中にはチュウダイサギと思われる個体も見える。

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 目の周りも青くなって足もピンク色になってきている。背中の羽根はレース状になって一番きれいな時期になっている。

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 群れから少し外れたところにいる一羽が、水中の獲物を狙っている。頭を下げて、じっと狙いをさだめて素早く水中に頭を突っ込む。

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 見事に嘴に咥えているのは小魚であるが、一発百中の必殺わざである。

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 くちばしで咥えた小魚からは最後の抵抗か、水しぶきが朝の日の光に見える。婚姻色の綺麗なダイサギの朝食風景である。

 

 

大きなグループを避ける    イカルチドリ

 新型コロナウイルス禍では新しい言葉がたくさん出てくる。横文字が多いが、日本語の方がわかりやすい言葉もある。

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 三密などは日本語で端的にわかる良い表現だと思う。最初は違和感があったが最近はなじんできている。

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 ソーシャルディスタンスは世界的にはわかりやすいかもしれないが、日本語で言うと社会的距離拡大とでもいうのか、これは日本語ではわかりにくい表現になる。

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 いずれにしても早期終息してほしいところだが、5月31日まで緊急事態宣言は延長とのこと。出口が見えない延長に不満の声も聞こえるが、確かにそれは言える。

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 長引いているせいか、早朝の河原の土手を歩く人も多くなっているように感じる。河原の鳥たちもそんな距離をとっているのか、イカルチドリの近くのムクドリも近づかない。

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                 距離をとるムクドリDsc_8240

 鳥たちの世界では春先は繁殖期なので、普段は群れで動いている鳥もペアーであったり単独になっている。大きな集団を作らないようである。

 

 

風薫る河原の母衣打ちの音   キジ

 

   さわやかな微風の河原を歩きだすと、聞こえてくるのは縄張りを主張するキジの鳴き声である。

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 今朝はどの辺にいるのかなと探してみると、無防備にも石ころのごろごろした河原をゆっくりと歩いている。

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 周りには黄色のセイヨウカラシナと数本のひなげしのような赤っぽい花。

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 その中を赤い頭とメタリック色の綺麗な体で、長い尾を伸ばして背を低くして歩いている。

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 そんな歩く姿は一夫多妻のキジのオスには、あまりしてほしくない情けない歩き方である。

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 その上、周りが隠れるところも少ない石ころだらけの河原なので、天敵には丸見えである。

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 どこかで猛禽が狙っているのではないかとの期待感もないわけではないが?

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 やはり母衣打ちのときのような、背筋を伸ばした威厳のあるスタイルがキジのオスにはよく似合う。

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 しばらくのそのそと歩いて、立ち止まって背筋を伸ばして周りを見ているので、そろそろ母衣打ちかなと待ってみる。

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 すると大きく口を開けて二声叫んだかと思うと、これ見よがしに羽を広げて母衣打ちを見せてくれた。その時の足の踏ん張り方は見事なものである。メスはすでに抱卵中なのか、オスだけがまだ恋の季節を訴えていた。

 

 

 

見慣れない水鳥が     キアシシギ

 いつもの河原の土手を歩いていると、相変わらずのキジの鳴き声と、黒装束のカワウ、婚姻色の目立つサギたちばかりである。

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 時々大きく聞こえてくるのはイカルチドリの鳴き声か?そんなことを考えながら、川面を見ながら下流へと歩くと、二羽の見慣れぬ水鳥が清流の岸辺に降り立つ。

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 どうもペアーらしいが、水際を忙しそうな足取りで上流へと歩いている。

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 草や石ころの陰に見え隠れしながら歩いている。二羽いたはずが時々一羽しか見えなかったりするが、つかず離れずの仲良しである。

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 双眼鏡で確認してみると、どうもキアシシギのようであるが、水鳥類にはあまり自信はない。

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 特にシギチ類はほとんど同じに見えてしまうので、家に帰って図鑑で確認する必要がある。そうであるとすると、今シーズン初遭遇である。

少ない水草の陰で    クイナ

 少し前までみぞれが降ったり、雹が降ったりしていたかと思うと、五月に入ったとたんに夏日が続くので、熱中症に注意というこの時代。

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 春夏秋冬の季節感を味わいながら育った時代の人間にしてみると、異国に来たような気候である。

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 これからはこういう気候の日本になっていくのだろうが、動植物などはどのように環境の変化についていくのだろうか心配になる。

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 今回の新型コロナウイルスもこうした環境の変化の影響なのか、世界がグローバル化したといわれて、まだそう日もたっていないが、ウイルスなどもグローバル化しているようで、その影響力は想像を絶する。

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 人との接触を避けながら健康維持のために、人の少ない時間帯に河原を歩いてくる。今シーズンも遅ればせながらクイナがやってきたという。

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 昨年の大洪水ですっかり流されてしまった河原の水草であるが、その少ない隠れる水草の陰に、用心深くクイナが姿を見せてくれる。

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 五月晴れの青空の下、今シーズンも出遭うことができたと連写の音も軽やかである。

花があれば私だって    ムクドリ

 河原のセイヨウカラシナもそろそろ終わりになってきたが、待ってる鳥はなかなか姿を見せてくれない。

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 近くの桜並木には黄緑色の若葉がたくさん出てきて、そこにはコムクドリが旅の途中でわらじを脱いでいる。

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 同じ桜の樹木にもこのあたりを縄張りにしているムクドリがいるが、この季節には人気がない。

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 同じように桜並木にたくさん群れで取り付ているが、レンズを向けるのはコムクドリの方である。

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 そんな雰囲気を悔しがていたのか、黄色の花で鳥を待っているとそのムクドリが飛び込んできて、私ではどう?というスタイルを見せた。

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 なるほど、黄色の花に囲まれたムクドリはなかなか見ごたえがある。あの騒がしい人気のないムクドリの魅力的な一面を見た気がした早朝である。

 

花嫁募集中     ダイサギ

 三密を避けて動くと人気のない早朝の野山を歩くしかない。いつも孤独に立っているダイサギが、婚姻色におめかしをして河原にいる。

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 キジのオスが朝早くからメスを従えて歩いているのを見ると、ダイサギも指をくわえて黙っているわけにはいかない。

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 河原の菜の花を背景にメスが水の中の獲物を狙っていると、その近くでレースの羽を風になびかせ、目元いっぱいの青いアイシャドウで存在感を誇示している。

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 一方のメスはそんな婚姻色のオスを無視するかのように、振り向きもせず川の流れの中を凝視している。

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 それでも川下で、無視するメスに対して一生懸命モーションをかけている感じであるが、オスのプライドが許さないのか、行動に出ない我慢の子である。

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 メスは花より団子と、えさ場を変えて上流へと移動すると、そのあとを追うようにオスも上流へ移動したが、控えめなオスは距離を置いてメスの姿を眺めているだけである。ひとの世界もこんな男子が多くなってきたのかなと思う場面である。

 

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