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2020年8月

独り立ちした河原の主    カワラヒワ

 カワラヒワはその名前の通り河原の主であるが、最近の河原はスズメの幼鳥たちの方が態度が大きく、我が物顔で草木を占拠している。

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 橋の上から下の河原を眺めてみると、河原の草木の実を見つけて飛び回っているのは、スズメの幼鳥たちである。

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 元気でいいのだがあまりにもその数が多いので、見ていても飽きがきてしまう。スズメの幼鳥もじっと見ていると結構面白いのだが、ほかの鳥を探して下流へ歩いてみた。

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 そろそろ移動のシギチ類が羽を休めているのではないかと、炎天下、暑さに負けないで、朝のジョギングをする人たちの多い土手上から、河原を眺めながらゆっくりと歩く。

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 下の橋の近くまで歩いてみたが、いつものアオサギとダイサギなどで新しい発見はなかった。すると、土手下からはカワラヒワの鳴き声が聞こえるので、探してみるとオオマツヨイグサにその姿はあった。

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 花も終わりに近くなって、茎には実をつけ始めているようで、その実をくちばしでつついている。

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 もうすでに独り立ちしているが、装いはまだ雛を思わせる新鮮さを見せている。朝の日の光にそのきれいさは半減しているが、カワラヒワは意外ときれいな色をしているのである。

 

 

元気な子供たち  続 カイツブリ親子

 元気に育っているカイツブリの子供たち、ハスの葉の下で母親の背中に隠れていたが、おなかがすいたのかオスが池の真ん中で餌を捕っているので、そちらのほうに一斉に泳いで向かった。

 

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 子供たちが競争するように池の真ん中に向かって泳ぎだしていくと、空になった巣に残ったメスはその周りの補修に取り掛かる。

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 ここのカイツブリのペアーは夫婦の役割分担が明確に決まっていて、それを忠実に実行しているように見える。仲の良いペアーであるが、夫婦もこうありたいものである。

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 一方のオスは四羽の子供たちに均等に餌を与えるべく、先に口を出してきてもそれを越えて次の雛に捕ってきた小魚を与えている。

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 餌を口移しに渡したオスは、またすぐに水にもぐって次の雛の餌を探しに行く。父親がもぐっている間は雛たちは泳ぎの練習である。

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 獲物を捕っている親がどの辺にいるのかわかるのか、雛たちが動き出すとその先に必ず、親はくちばしに小魚を咥えて顔をだす。餌の小魚をもらったゼブラ模様の子供たちは、おいしそうに喉に入れてすくすくと育っているようである。

 

背中でらくちん   カイツブリ親子

 カイツブリの子育てをしている池に寄ってみると、何回目になるのかこの暑さの中でもゼブラ模様の雛を見ることができた。

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 営巣場所のハスの茎が立ち並ぶ中で、強い日差しを避けて雛とともに休憩中であった。

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 その親鳥の背中からはまだゼブラ模様が残る雛たちが顔を出している。全部で四羽の雛がいるはずが、顔が見えるのは二羽だけである。

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 ほとんど目の前にいるのであまりにも近く、持っていたのは長いレンズだったので引くに引けなくて、無理やりな画面になってしまった。

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 カイツブリだけではなく、鳥たちの子供の生存率は外敵や環境に影響されて低いせいか、子孫繁栄のために何度も子育てをしている。見ていても大変な作業だなと思う。

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 そんな親の思いを察して、母親の背中で楽ちんを決め込んでいる雛が無事に独り立ちして、来シーズンも元気な姿を見せてくれることを願うばかりである。

 

 

 

 

 

連結で産卵中    ギンヤンマ

 チョウトンボの居る池には、ギンヤンマがたくさん飛び回っている。チョウトンボを探すのは大変だが、ギンヤンマは照り返しの強い池の水面を低空飛行でかなりの数がいる。

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 それぞれメスを探して飛び回っているように見えるが、縄張りがあるらしく、ほかのオスが領空を侵犯すると追いかけまわしている。しかしその飛翔姿の色はきれいなので好きな光景である。

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 比較的、翅が透明で大きく、頭部と胸部が黄緑色で腹部が黄褐色である。オスとメスの見分け方は、胸部と腹部の境界部分の色で区別する。

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 オスは水色メスは黄緑色で、やはりオスの水色が目立ってきれいなので、その飛翔姿をとってみたいと挑戦するが、動きが早い。

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 忙しそうに飛び回っているときはファインダーに収めるのはなかなか難しいが、時々ホバリングをして見せてくれるので、静止画像はその時がチャンスである。

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 後は相手が見つかって連結すると、そのまま水草に産卵をするので、ペアリングされたカップルを画像にするのは難しくない。猛暑日の命がけのトンボ探しであった。

 

 

 

この時季にはぜひ遭いたい    チョウトンボ

 トンボや蝶は暑い時季で晴れた日によく出てくれる。そんなわけで猛暑日でも老体に鞭打って頑張って出かける。

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 アプローチの乗り物は冷房が効いているので、そんなに苦にならないが、広い公園内はかなりの距離を歩く。

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 熱中症に気を付けながら、炎天下の命がけのチョウトンボ探しである。シャツはびしょぬれ、流れる汗はジーンズにもシミができる。

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 トンボがいそうな池につくと東屋があるので、しばしの休憩と水分補給。生きた心地がする瞬間である。

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 池の水面を見渡してみるが、チョウトンボの姿は見えない。ただ暑い陽射しだけが照り返してくる。それでもしばらく待ってみると、それらしき姿が緑に光る水面に見える。

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 ホッと胸をなでおろして、その姿を追いかける。でもなかなかとまってくれないので、飛翔姿を狙うがピンボケの量産。そんな気持ちを察してくれたのか、近くの枯れたハスやまだ緑の濃いハスの葉にとまってくれた。今シーズンも何とかファインダー内で、出遭うことができたチョウトンボである。因みに歩数は久々の17,560歩であった。

母親の前で飛翔を見せる   続 キジの幼鳥

 河原に下りて、草をかき分けて石ころだらけの河原に出てきた幼鳥たちは、川の流れを渡って中州に移動するように母親に言われたらしい。

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 母衣打ち練習をした幼鳥の近くにいたメスの幼鳥は、母親の促しによって体を低めて飛び立ちの態勢に入った。

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 見事に羽を広げて川を渡って飛んで、中州の草むらの手前に下りた。すると、次々と姿を見せては飛んで見せてくれる。

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 崖から降りてきた4羽は確認しているので、そこにいるのは5羽の幼鳥たちと、親鳥が一羽の移動風景である。

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 続いてオスタイプの幼鳥が飛び出したが、これはカメラマンの腕の未熟さでピンボケであった。未熟な幼鳥たちが頑張っているのに、老練なカメラマンのミスである。

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                         子供たちを見送る母親

 最後に残ったのは母親で、幼鳥たちがすべて川の上を飛んで渡り終えると、満足そうに眼を細めて中州へと移動したのである。

母衣打ちの練習   キジオスの幼鳥

 梅雨の晴れ間に、雛たちを連れてぞろぞろと歩いていたキジの親子が、日が経つにつれてその雛たちが成長してきた。

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 真夏日の続く河原では、その成長した雛たちが、時々深い草むらから顔を出したりしていた。しかしその出遭いのタイミングが悪いのと、暑さと年で根気がなくなっているので、なかなか出てくるまで待てない日々が続いた。

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 でも、かわいい子供たち見たさにそれでもと思って通い続けると、先行している鳥友さんが今朝は親子が河原にいたよと、教えてくれた。

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 幸い陽射しも弱く雲が多い空模様なので、少し粘って待ってみた。すると、対岸の土手の上から次々と、成長した雛たちが河原に飛び下りてくる。

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 そのうち、飛び降りた草のなかから姿を見せた雛たちの中に、オスのタイプが二羽ほど見える。とさかも赤っぽくなり、胸のあたりは黒っぽくなり始めている。

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 見ていると大きく伸びを始めて、なんと母衣打ちの練習を始めたのである。大きな声こそ聞こえないが、両翼を大きく動かしている。成長した姿を見てと言ってるかのようである。

こりゃ暑くてたまらん   続 続 キツネ

 すっかり昼寝モードに入ってしまったキツネ、そちらは涼しい藪の陰にいるのでいいが、真正面から夏の日を受ける土手側はたまったものではない。

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 昼寝に入ってしまったらしょうがないからと、あきらめムードで帰り支度をして、土手の上で立ち上がって歩き出す。

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 すると近くの川にいたアオサギが、大きな鳴き声と共に飛び去って行った。

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 それに目を覚ましたかに見えるキツネは、何事かと思ったのか、ゆっくりと休んでいた藪の下から飛び出してきた。

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 昼寝もゆっくりできないのかといったかどうか、そんな表情を見せて、小走りにがけ下の棲み処に戻っていったのである。

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 ここのキツネは比較的きれいな容姿で、決まった時間にほぼ顔を見せてくれるので、暑さにも負けず足を運んでしまうのである。

 

水分補給と休養   続 キツネ

 毎日の暑さを考えるとマスコミなども盛んに強調しているのは、熱中症対策として、十分な水分補給と日陰での休養と言っている。

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 河原のキツネもそのあたりは心得たものなのか、川の流れで水を飲んだ後は、河原の石ころにある草葉の陰で座り込んで休んでいる。

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 その間、炎天下でその動きを待っている身としては、たまらない暑さである。水分は手元にあるからよいが、照り付ける太陽にはかなわない。

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 それでも、せっかくの久しぶりのキツネとの出遭いなので、じっと次の動きを待つことにした。

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 さすがに河原の照り返しはきついのか、キツネもしばらくすると河原の草の陰から出てきて、がけ下の草むらに向かう。

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 もう帰ってしまうのかと後ろ姿を見送っていると、そうでもなく背の高い草と灌木の間に入って、前足で砂をかきはじめた。

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 どうも日陰で一休みする場所を作っているようである。かなり激しく砂をかきだして平らにして、そこに寝そべって前足を出してリラックスしている。昼寝の時間のようである。

 

 

少し早い時刻の出没    キツネ

 いつもの河原を一回りしてきたが、鳥の姿は少なく出てくるのは全身の汗ばかり。

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 それでも目標の一万歩を達成しようと、土手を汗をぬぐいながら歩いてみる。

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 カンカン照りの河原の水の流れには、アオサギがぽつんと立っているが、まったく涼しさを感じさせない。

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 足元は冷たくて気持ちいいのかななどと、考えながら、崖の上の樹木にオオタカの姿がないかなどと目配りをする。

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 見上げる樹木の上からは真夏の厳しい日差しだけが降り注ぐ、土手の先にある樹木の日陰に早く入りたいなと急ぐ。

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 それでも何かいないかなと、周りを見渡しながら歩いているが、振り向くと河原の石ころの上にキツネの歩く姿が見える。

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 予定の時刻より少し早いが、木陰の涼をあきらめて炎天下のキツネのところに戻って、キツネの熱中症対策をしばらくの間観察をすることにしたのである。

 

子育てを終えて   キジ オスとメス

 春先にあれだけ大きな声で鳴いて母衣打ちをしていたキジのオス、メスをたくさん引き連れていかにも力がありそうにしていたオス。

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 早朝の河原ではそのキジのオスが、単独で餌を啄んでいる。何を食べているのか地面の草の根元をほるようにして、頭を突っ込んでいる。

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 時々警戒するように頭を上げて周りを見渡す。キジのオスは子育てはすべてメスに任せているので、やつれた姿にも見えないが、あの時の勢いは見えない。

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 一方のメスは、子供たちが大きくなって手が離れたように見える。河原で一羽のんびりと背伸びをしながら、高いところの草の実などを食べている。

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 本当は、そのメスの後から子供たちが出てくるのではないかと期待をして待っていたが、そんな気配は見られなかった。

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 河原も草などが多く茂っているので、中にもぐってしまうとなかなかその姿は見られない。それでもしばらく待ってみたが、のんびりしているのはメスだけである。

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 近くには天敵のオオタカなどもいるので、簡単には見えやすいところには出てこない。その点は母親の教育がしっかりされている事だろう。見ていると、子育てをしないオスは小さくなって、子供を育て上げたメスはなぜか威厳を持っているように見える。どこかの家庭の縮図のように見えなくもない。

大股開き   セッカ

 朝起きてベランダの窓を開けると、真夏の鳴き声ミンミンゼミとアブラゼミの大合唱である。その声だけで夏、暑いと感じさせる。

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 少し前まではなぜかヒグラシが早朝に鳴いていたが、最近の暑さでは場違いと思ったのか、全くその声は聞こえない。

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 陽射しが強くなる前に河原の土手を歩こうと出かける。考えは皆同じなのか、土手を歩く人の数は多く感じる。

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 河原では鳥の姿は少なく、カワセミとスズメの幼鳥が元気である。しばらく上流に向かって歩くと、久しぶりのセッカの鳴き声。

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 どこにいるのかと声のする方を見ると、川岸の背丈の高い草の上にその姿はあるが、カメラを向けると飛び立ってしまった。

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 下流の方向にスイングしながら飛んでいくので逆光気味になる。程よいところで草むらに入ったのでその姿を探した。なんと、久しぶりのセッカ止まりで、脚を大きく広げてこちらを見ているではないか。うれしい出遭いであった。

子育て一段落のパタパタ   続 カイツブリ

 手前の岸辺ではカイツブリの幼鳥が遊んでいるが、池の奥の方では親鳥がペアーでくつろいでいる。

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 いつも見るのは餌を探しているオスの姿と、抱卵中や子育てのメスが多いが、ここでは子育てが終わった安堵感が見えるペアーである。

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 そんな心配をしてくれなくてもいいよと、正面を向いて大きく羽を広げてパタパタを見せてくれた。

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          よく見てよ!

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          こうやってやるんだよ!

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           もう一度やってみる?

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           でも結構遠いからね!

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 見た目は一回り大きいのでメスのような気がするが、子育てを一段落したような姿である。

もう独り立ち    カイツブリ

 いつも感心したり心配したりするのだが、カイツブリの営巣場所はなんと簡単なところで、しかも巣作りも安易な気がする。

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 池の中でも水草が倒れていても、ちょっとした浮島があればそこで子育てをする。まだ池は静かに増水したり減水するだけだからよい方である。

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 少し流れがある川でも数本の葦があれば、巣作りをすることがある。見ていても増水したら簡単に流されてしまうだろうと懸念する。

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 ゲリラ豪雨と言われて久しいが、最近では命に係わる大雨と言われることもある。これは人間に言われることで、カイツブリにとってはひとたまりもない。

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 そんな環境下で営巣をするせいか、何度も抱卵をしている。子孫繁栄の作業は結構続くのである。

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 そういう困難を乗り越えて独り立ちしたカイツブリの幼鳥が、水面が水草で覆われた中を泳ぎ回っている。そろそろゼブラ模様も卒業しようかなという表情を見せている。

 

緑の中で何思う   カワセミ

 連日の真夏日にさすがに鳥たちの姿も見えなくなった。カワセミは水の中に飛び込んでいるので、いつでも水浴びができるので羨ましい限りである。

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 暑い中を元気を出してカワセミの池に向かって、その水浴びでもいいからと待ってみる。ところが水浴びどころか魚さえ捕れないでいる。

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 池の中の止まり木でじっと水面をながめているだけである。確かに猛暑日が続いているので、池の水もどんよりとして魚が良く見えないのだろうか。

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 それではと芸がないので、池の周りの樹木の葉かげからカワセミを狙ってみた。陽射しが照り付ける水面よりも涼しげでいいかと、自己満足である。

 

 

一人立ちした幼鳥     イカルチドリ

 毎日暑い日々、夏らしくていいと思えばそれでいいのだが、記憶にある子供時代の夏は、野外で飛ぶ昆虫を追いかけたり、森の樹木で鳴いているセミを捕ったりした夏である。

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 真っ黒になって一日中外で遊んでいたものである。それを考えると、明らかに気候は変わって来ているのだなと感じる。今の時季、夏休みだというのに外で遊んでいる子供の姿はほとんど見かけない。

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 環境的には真夏日のしかも新型コロナ禍とはいえ、子供たちの遊びも気候と共に変わってきているのだなと思わせる。

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 暑い夏でも、なるべく早いうちにと早朝に河原を歩いてみる。額に流れ落ちる汗をぬぐいながら、土手に上がって流れる河原の水場で鳥を探してみると、そこにはよく見ないと見つけにくいが、保護色になっているイカルチドリの幼鳥がいる。

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 少しある水たまりの近くを二羽の幼鳥が追いかけっこをしている。ほかにはハクセキレイの幼鳥も二羽飛び回っている。

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 あまりにも暑いので親鳥たちの姿は見えないが、子供たちはそんな暑さをものともせず、元気に飛び回っているのである。この河原の上空はオオタカの幼鳥も飛び回るので、身の危険もあるが幼鳥たちの天国みたいなところである。

 

着地姿もみて   続 ケリ

 休耕田で何をしているのだろうとみてみると、採餌をしている風ではなく、どちらかというと羽を休めているといった感じである。

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 一斉に飛び出して上空を旋回していたが、群れからはなれた数羽が目の前に下りてくれた。

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 いかにも上空を飛ぶ飛翔姿も自信があるが、着地の体勢の羽を広げたところもよく見てよと、言わんばかりに見せつけてくれた。

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 休耕田では、普段は昆虫や土の中にいる虫などを食べているのだろうが、警戒しているときは頭を上げてじっとしている。

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 そんな姿は、くちばしが黄色でその先が黒であるというだけで、グレーの体は特別見栄えのする姿ではない。

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 ところが羽を広げた姿は、白い部分と茶褐色のコントラストがきれいなのである。それは着地の時も良く見えるので、好きな場面である。

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 そんなことを考えながら田んぼの鳥を追いかけていると、軽トラの農家のおじさんは、あの鳥はそんなに珍しいのかいと聞く、ここにはいつでもいるけどなあと、半ばあきれ顔である。

 

 

用心深くすぐ飛び立つ    ケリ

 きれいに耕地整理をされた田んぼの農道を歩いていると、たまに通り過ぎる農家の人の軽トラック。

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 田んぼの稲の生育状況を見て回っているのだなと思いながら、こういうところにいるだろうと思われる鳥を期待しながら歩く。

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 期待している鳥はケリである。ケリは飛翔姿がきれいなので、飛び出したら追いかけたい鳥である。

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 大体いるのは田んぼの中でも、水の張ってない休耕田にいることが多い。結構用心ぶかく警戒心が強いので、静かに接近することにしている。

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 それでも群れでいるので一羽が飛び出すと、一斉に飛び出してしまう。しばらくの間はその上空を旋回してくれるので、うれしい。

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 中には同じ場所に下りてくれるのもいるが、ほとんどは少し離れたところの休耕田に下りてしまう。近ければ追いかけるが、再び飛んできてくれるのを待っている田園である。

 

子育ても終わって    オオタカ

 真夏日の毎日、行動をするなら早朝の夏の陽射しが出る前にと思うが、夜明けが五時前になってきたので、河原につくとすでに陽射しが痛く感じる。

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 いつものオオタカが止まる樹木を見上げていても、それだけで額から汗がにじみ出てくる。

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 こういう季節は日陰で定点観察ができるところが一番良い。動かないとなると三脚と大砲を持ち出すが、相手には羽があるので自由に飛び回ってしまう。

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 そうすると重いカメラを持ってそれを追いかけて移動する。汗だくのオオタカ観察である。

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 子供たちはすでに独り立ちしてしまったのか、その声は聞こえない。日陰を外れて炎天下で待っていると、オオタカのオスらしき飛翔姿。

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 対岸の土手の上の視界の開けた横枝にとまった。食事の後なのか、子供を探しているのかしばらくじっとしながらあたりを見回していた。

気持ちよさそうに飛ぶ    続 アマサギ

 五十羽ほどの群れで飛ぶアマサギ、この田んぼにはおいしい餌があるらしく長居をしている。

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 稲穂も出始めるようになると、田んぼの水の中にもいろいろな生物が増えてくるので、人気があるのだろう。

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 それも刈り取りの時季になると、田んぼの水を抜いてしまうのでその生物たちも生き残るのは限られてくる。

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 新しい柔らかい緑の稲穂を背景に飛ぶアマサギの姿は見事である。コサギやダイサギはいつも見ているので、興味は薄れる。

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 しかし緑に白い飛翔姿は魅力的で、さらに頭の部分が飴色なのが一層それを引き立てる。

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 たんぼの稲も丈が大きくなってきたので、そこに下りてしまうと頭だけしか見えなくなってしまうが、気持ちよさそうに飛ぶ姿は見事である。

出穂とともに    アマサギ

  長い梅雨が明けたと思ったら真夏日の連続、最近は熱中症警戒アラートなるものが発表された。

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 アラートという言葉がはやりなのかどうか安直すぎるような気もするが、今までも高温になる日はそれなりの警報が出ていたような気がする。

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 約一か月振りに田んぼを歩いてみたが、すでに早生の稲は穂をつけ始めた。若い稲穂は元気に空に向かって穂先を向けている。

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 これも秋口になると十分に実った稲穂が垂れてくるのであるが、暑さにばかり気を取られていると、すでに暦の上では秋になっている。

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 稲の穂が出始めた田んぼの緑のじゅうたんの上をアマサギの群れが飛び交っている。すでにもういなくなったかなと思っていたので、うれしい出遭いである。

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 見たところ今シーズンの幼鳥たちも一人前になっているようで、緑の田んぼの上に白い羽根を広げた、頭の飴色のアマサギの親とともにその色のコントラストがきれいに映る。そろそろ旅立ちの日も近いのかもしれない田園風景である。

 

季節の鳥    回顧    クロツグミ

 今シーズンの夏鳥の繁殖の時季は、新型コロナ禍もあり、そのうえ長い梅雨で雨が多く、思うようにそのフィールドに足を運ぶことができなかった。

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 夏鳥の鳴き声は魅力的であるが、その中でも比較的きれいな鳴き声を聞かせてくれるのはクロツグミである。

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 県外の鳥友さんから、地元には関東のガビチョウのようにクロツグミがたくさんいるよ、と言われて足を伸ばしたことがある。

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 行ってみるとまさにその通りで、その森にはたくさんのクロツグミたちが飛び回っている。最初はうれしくて焦ってしまったが、ゆっくりとその樹木林の中を歩くと、短時間で結構楽しませてくれたものである。Go to birdwatchingが気軽にできる環境になることを期待したいものである。

 

 

ライバルを追い払い一休み   続 続 続 続 オオタカ若

 梅雨が明けていきなり真夏日の毎日、外に出られなかったストレスも含めて、熱中症に気を付けながら汗をふきふきの河原での長い鳥見になってしまった。

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 オオタカの場合親鳥たちは、来シーズンもこの場所に居座って、うまくいけばこの近くでまた営巣をしてくれる可能性がある。

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 しかし幼鳥たちは、一人前に狩りができるようになって一人立ちすると、新天地を求めて飛び去ってしまう。

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 それまでの間がこの河原での楽しみになる。幼鳥が兄弟らしきライバルを追い払った後は、強い日差しを避けて崖の一段と高い樹木で一休みしている。

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 目の前を飛び去る小鳥を目で追いかけたり、崖の上はゴルフ場になっているので樹木の下を通るゴルフ場のカートを見たり、好奇心旺盛な幼鳥らしき素振りを見せている。

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 猛禽の鋭い目つきとくちばしをもっているが、枝どまりの落ち着きのなさや周りをキョロキョロする姿は、やはり幼鳥だなと思わせるところである。

 

飛翔姿を見て!   続 続 続 オオタカ若

 バトルらしきじゃれあいも終わると、末っ子は自分のテリトリーを守った雄姿を見せつけるように、青い空を背景にこれ見よがしに飛んで見せる。

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 茶褐色の多い幼鳥のスタイルは親鳥の精悍な姿には及ばないが、その鋭い目つきとくちばしは、すでに一人前である。

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 遠くに行ってしまうのかと思うと、ギャラリーにその姿を見てほしいのか、川の流れの上を旋回してまた戻ってくる。

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 そんなことを繰り返してまた樹木の日陰に入ってしまうのであるが、一人前の飛翔姿である。

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 後、期待するところは、早く獲物を狩るところを見せてほしいのであるが、それは来週ぐらいになるのかなと想像する。

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 幼鳥は怖いもの知らずで、なんでも獲物にしてしまうので楽しみである。このあたりが週末バーダーのつらいところで、タイミングよくその場面を捉えることが少ない。でもそれを期待しているのである。

兄弟のじゃれあい   続 続 オオタカ若

 幼鳥のうれしいのは長く木どまりをしないで、飛び回ってくれることである。親鳥などを待っていると、なかなか動かないでちょっと目を離したりすると、飛び去った後だったりすることが多い。

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 樹木の深いところに入り込んで姿が見えなくなった幼鳥は、すぐに飛び出して対岸の周りを飛び回ってくれる。

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 その姿を追いかけていると、川の向こう側に飛んでいったように見えた。あとを追いかけてみると、いつの間にか二羽になっている。

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 梅雨明けの青い空が見えているが、あいにく雲の多い部分でその二羽がじゃれあっている。多分兄弟が来たのであろうかと思う。

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 バトルというよりも何となく和やかに遊んでいるようにも見えるが、親の餌を待つ身としては、邪魔者が来たという感じなのだろうか。

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 生態系の頂点にいるといわれているオオタカも、こうやって生存競争に勝つことを身に付けていくのだろうかと、追いかける河原である。

 

独り立ちを促す    続 オオタカ若

 梅雨の間にたっぷりと水をもらったがけ下の樹木は、緑が一段と濃くなったように見える。

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 親を待つオオタカ若もしびれを切らしたのか、飛び出しの態勢を見せる。親鳥はもうそろそろ自分で餌を獲ってほしいと、それを仕向けているのである。

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 今シーズンのこのフィールドのオオタカは三羽の子供を巣立たせたらしく、長男はすでに対岸で独自に狩りを始めているようである。

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 残る二羽がまだこの河原の樹木で親から餌をもらっているらしく、特に末っ子の親離れが遅れている感じがする。

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 その方が観察者としては親鳥もみられるし、楽しみが多くてうれしいのであるが、幼鳥の狩りの場面も興味のあるところである。

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 背後から見ていたので、飛び出しも背中になってしまったが、対岸の崖の中腹に飛び込んでいった。そこが餌渡しの場所なのか強い日差しを避けたのか定かではないが、両足をそろえた飛び出しを見せてくれた幼鳥である。

 

親の給餌を待つ    オオタカ若

 ながーい梅雨が明けて、青い空と陽射しの強い河原を歩いてみた。まだ湿度が高いのか、熱い日差しを受けると汗が額に流れる。

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 早朝からオオタカ狙いで待っているが、そんな時刻になるとオオタカ若が飛び始める。

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 最初は対岸の上の高い樹木の一番天辺に陣取って、親が獲物を持ってきてくれるのを待っている。

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 その目つきは鋭く一人前であるが、餌を待つ鳴き声はやはり子供の鳴き声である。時々その声が下の河原に聞こえてくる。

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 ちょっと目を離したすきに、その幼鳥の姿が見えなくなってしまった。周りを探してみると、なんと近くの低木にその姿はあった。

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 背中を見せているが、親の姿を探しているのかあまり落ち着きなくあたりを見回している。こんなところに親が獲物を持ってきてくれればありがたいな、と思いながら待っている。その心中には、やはり成鳥の迫力ある姿を見たがっている自分があるのである。

 

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