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2020年12月

群れでみられる    カシラダカ

 絶滅危惧種と言われているカシラダカが、そんな雰囲気を見せずに、群れでみられることが多い今シーズンである。

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 日本ではまだそんなに顕著に感じられないが、世界的にはその数がかなり減少しているようである。

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 2016年にIUCN(国際自然保護連合)の絶滅危惧種に指定された。今頃は北の国から渡ってきたばかりなので、群れでみられることが多いのかもしれない。

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 カシラダカという名前の通りで、頭に小さな換羽があるのが特徴である。この群れの中には、たまにミヤマホオジロが混ざっていたりするので、傍観できない。

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 また、今頃になるとミヤマホオジロ探しに行くと、このカシラダカの群れがいることが多く紛らわしい存在ではある。

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 それにしても、絶滅危惧種になぜと思われるほど、たくさんのカシラダカに遭える今シーズンである。

逃げられる前に先に見つけた   トラツグミ

 公園を歩いていて、枯葉を踏む足音でいつも先に察知されてしまって逃げられていたトラツグミ、やっとその姿を捉えた。

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 公園でも大体の居場所はわかっていたが、近づくといつも先に感づかれて樹木の陰に隠れてしまっていた。

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 最近はそれでも警戒心が薄れてきたのか、樹木の横枝にいるところを見ることが多くなってきた。

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 でも、なかなかファインダーには納まってくれなかった。ところが目の前をそれらしき姿が横切ったので、下りる先を見届けると、なんと虎ちゃんではないか。

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 ただ欲を言えば見下ろす感じになるので、背景としては不満であるが、証拠写真としては確認できたので満足である。今後は得意のダンシングシーンを見せてくれるとありがいものである。

私も来てますよ    ベニマシコ♀

 赤いきれいなベニマシコのオスがいたかと思ったら、地味で控えめなメスも「私も来てますよ」とその姿を見せてくれた。

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 最近の河原は、あまり樹木の多いところは人が入らないせいか足の踏み跡が少なく、そのうえあのアメリカセンダン草がすっかり乾燥して、藪を歩くと衣服にくっついてくる。

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 そんな藪の中を草のつるに足をとられながら川べりに出ると、平穏に採餌していた鳥たちが一斉に飛び立つ。

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 鳥見をしているとこの藪から開けたところに出るタイミングが難しい。よく上から下まで見回して確認しないと、貴重な鳥たちがいることがある。

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 いかに先方に見つかる前にこちらが見つけるかで、その収穫は違ってくる。なんと一斉に飛び出したのは、絶滅危惧種と言われるカシラダカの群れであった。

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 その群れが近くの樹木の枝に移った後に飛び出してきたのは、なんとベニマシコのメスである。そして少し見やすいところに出て、ありがたいことにポーズをとってくれたのである。

やっと出遭えた赤い鳥   ベニマシコ

 例年10月の末ごろにはいつもの河原に姿を見せてくれるベニマシコ、今シーズンは11月の中頃にはすでに来ていたらしい。

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 週末バーダーでしかも早朝と時間の限られている身には、目当ての鳥に巡り合えるチャンスが少ない。

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 姿を見せてくれるのは毎年同じようなところなので、そこで粘っていれば多分遭遇はもっと早かったのだろうと思う。

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 今回も河原を一回りしてそろそろ帰ろうかと思って見渡すと、シジュウカラなどが来たかと思うと、そのあとにジョウビタキのメスが来た。

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 さらに何か違うものが来たなと思ってみると、それが結構赤のはっきりしたきれいなベニマシコのオスであった。

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 いつもベニマシコの背景はごちゃごちゃして難しいが、土手の上から見下ろしているのでしょうがないなと思いながら、遅まきながらのシーズン初めても出遭いに気をよくして帰途に就いたのである。

 

喉が渇いているんだけど   シメ

 朝夕の冷え込みが厳しくなって、水たまりの早朝は薄氷も見られるようになってきた。

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 この時期になると雪国では水道管の元栓を占めておかないと、破裂することがある。

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 公園の坂道を登り切ったところに東屋があり、そこには水飲み場がある。最近は犬の水飲み場もあるので、その細かい配慮に感心するところである。

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 その水飲み場にシメがきた。水を飲みに来たのにも関わらず、どうも様子がおかしい。しばらくの間周りを見回して飛び去ってしまった。

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 水道の栓が廻せないよと、言っているのかなと近づいてみると、水は溜まっていたのだが凍っていたのである。

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 薄氷だったので、手で割って水が飲めるようにしてやると、今度はヤマガラが来ておいしそうに水を飲んでいるではないか。凍り付くほどの寒い早朝の公園風景である。

 

晩秋を演出   ヤマガラ

 公園のモミジはほとんどが最盛期を過ぎて、残っている日陰にあるものとか、遅く色づくものが残っているだけで、終わりに近くなっている。

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 その最盛期のきれいなところを絡めて撮れていないので、どこかにその場面がないかなと歩いていると、終わりに近いモミジにヤマガラが来た。

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 我が意を察してくれたのか、こんな感じでどう?と言わんばかりにポーズをとってくれる。

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 木の実をくちばしに咥えるでもなく、なんでもないが晩秋のモミジを背景に横枝に留まってくれている。

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 時季的にはもう遅いが、背景にその雰囲気を入れてくれたので、うれしい出遭いであった。

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 季節の鳥を追うのもいいが、やはり留鳥を大事にすることもバーダーの大事な心構えの一つである。

 

出遭いが多い   シロハラ

 樹木の葉が落ちた公園の散策路を歩くと、その足の踏み音を察知して、シロハラ特有の鳴き声を上げて飛び去る。

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 遠くに行くでもなく、すぐ近くの枝にとりあえず避難しているという雰囲気である。

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 そして、しばらくするとまた同じところに下りてきて、採餌に入るのである。

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 やはりたくさんの落ち葉の下には美味しいものがあるらしく、くちばしを汚してその落ち葉をかき分けている。

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 地面に下りた姿ではなく、枝どまりを期待して散策路の歩を進めると、先ほどとは違う若く感じるシロハラがいる。

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 これも同じく人の気配を感じて、散策路の先の葉の落ちた樹木の横枝に飛び、あたりを警戒するようにキョロキョロしている。今シーズンはこの公園では、シロハラが多く入っているように感じる早朝散策である。

 

 

朝一番の出遭い    アオジ

 年末にかけて勢いを増している新型コロナ、それぞれ個人が感染しない感染させない行動をとらないと、拡大は免れない。

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 平日はそれこそ家と職場の往復だけになる。極力三密にならないような配慮の行動である。

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 そんなわけで運動不足にならないようにと、休日は人の少ない早朝に公園などを歩くことにしている。

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 最近の冷え込みは厳しくなっているので、マスク越しの呼吸でマスクの中も結露することがある。

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 そのうえファインダーのレンズは吐く息で曇ってしまうことが多い。そんな中、冬鳥が多くなってきた公園で、この日最初に姿を見せてくれたのはアオジである。本当はもう少し色の鮮やかな鳥を期待していたのだが?

 

 

お目当ては不在   コゲラ♂

 早朝の時間制約のある中で、すでに到着しているという赤い鳥を探してみた。冬鳥を探すのは夏に比べると、樹木に葉が少ない分探しやすい。

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 時間的に早い分小鳥たちはまだ活動が緩慢である。食物連鎖では虫が動き出さないと、小鳥たちは動きが悪い。

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 小鳥たちが活動を始めるとそれを狙う猛禽類も狙いを定めてくる。

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 土手の上から樹木の猛禽を探しながら土手下の藪を見ると、コゲラの姿が見える。

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 久しぶりのコゲラをというのは言い訳で、コゲラをファインダーに納めないと、ボウズになってしまうのである。ラッキーなことにコゲラのオスだったので、早朝散歩でボウズを免れた鳥君である。

 

 

ただただ可愛い    エナガ

 朝晩はかなり厳しく冷え込むようになってきた昨今、北国や日本海側では大雪になっている。

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 冬型の気圧配置が強くなればなるほど、寒いけど太平洋側は晴れた空が多くなる。

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 すでに冬至になろうとしている河川敷の森にエナガの群れがやってきた。

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 エナガとシジュウカラ、ヤマガラの混軍で中にはコゲラも混ざっている。

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 その中ではやはり注目してしまうのは、エナガである。秋色の葉を残した樹木に絡んでいる。

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 その小さな鳴き声と飛び回る仕草、小さな黒い眼が見えるとかわいさは一段と増してくる。

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 小さな姿で忙しく動き回るのでおいかけるのはたいへんであるが、いつ見てもただ可愛いという感じのエナガである。

今シーズンは多く見かける   イカル

 早朝の河原の土手を歩いていると、鳥友さんと出会って、昨日はアトリの群れがいたらしいよとの情報。

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 今シーズンはまだアトリには出遭ってないので、期待しながら下流の森の中へと足を進める。

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 朝陽に向かって歩くのでまぶしくなるが、それらしき小鳥の群れが見える。

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 早速出遭えるかと歩調も軽く河原に出てみると、なんとそれは意に反してイカルの群れであった。

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 今シーズンはなぜかこのイカルの群れには良く出遭う。大群ではないがそこそこの群れが多い。

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 中にコイカルが混ざっていないかと探してみるが、見当たらない。でも今シーズンはイカルとの出遭いが多いので、きっとコイカルも期待できるだろうと慰めも。

 

夜勤開け    トラフヅク

 今シーズンもトラフヅクがやってきた。鳥見仲間の会の名前が「多摩・フクロウの会」となっているので、シーズンには何とか梟の仲間をファインダーにとこころがけている。

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 ただし梟の仲間は基本的には、夜行性なので当たり前に鳥見をしていると、なかなか遭遇するチャンスが少ない。

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 早朝の暗い塒入りの時とか、子育て中の餌運びの時などは出遭える好機になるが、そのタイミングも難しい。

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 冬至までの夜明けの遅い早朝、背中に使い捨てのカイロを貼って、寒さに負けず元気を出して挑戦してみた。

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 トラフヅクの塒につくと、すでに夜勤明け状態の深い眠りに入っている。時々薄目を開けて羽繕いなどをしてくれるが、その魅力的な赤い瞳を見せてくれない。

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 今シーズンは見たところ四羽ほどは確認できたが、まだ眠いので又にしてと、羽で覆われた大きな脚でバイバイのしぐさをしたので、安眠を妨げてはいけないと思い、早々に撤退してきたのである。春先まではいるだろうから、リベンジを考えている早朝である。

 

出遭いが多い    コガモ

 今シーズン出遭いが多いのはコガモの静かに水に浮かぶ姿。なんといっても目立つのはコガモのオスの翼鏡の緑色である。

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 グリーンメタリックに光るそれは、遠慮がちに小さく見えるところがまたさらに魅力的なのである。

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 この池にも数羽のコガモが見えるが、いかにもこれ見よがしに横になって交互に並んでいる。

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 今シーズンは越冬の水鳥が目立つのは、水鳥以外の冬鳥が少ないせいなのかなとも思うが、本音はバーダーの足が遠のいているのだと反省する。

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 思い起こせばガツガツと鳥を追いかけていたころは、もっと行動半径が広く足元も軽やかだった気がする。

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 そういえば、某テレビの健康番組で早く歩くことは脳の活性化に有効だと言っていたが、ある時、スローライフ志向に考え方を変えてから、歩く範囲が平地が多くなったような気がする。その結果、出遭う鳥たちもある程度限られてきたのかな、と思うこのごろである。

 

 

照れ隠しか?   オオタカ

 池のカモたちが一斉に飛び立って池の真ん中に来たわけが、オオタカが飛び込んできたからであるが、どうも様子がおかしい。

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 足元に水没させている獲物がいるのかと期待をしていたが、それもどうも何もいないように見える。

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 では何をしに来たのかと勘ぐると、ただ単に水浴びに来たのかという感じである。

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 そうはいっても水浴びをするでもなく、思わせぶりに間もなく水をのみ始めた。なんだ喉が渇いていたのかと納得するが、まだ不信が募る。

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 喉が渇いているのだとすると、その前にもう狩りは終わってしまっていたのかもしれない。

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 そんなことを考えながら次の行動を期待して、手持ちで頑張るがレンズは重い。

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 脚元に獲物がいないとすれば、飛び出しを狙って待つが、なかなか動かない。

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 姿勢を低くしたので飛び出しかと期待したが、思わせぶりで体の向きをかえただけである。それでも少し水浴びらしきところも見せてくれた。

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 食物連鎖の上位にいるオオタカでもこれだけ目の前に獲物がいると、少しは躊躇してしまうのかその気配を見せない。カメラが重いので、手を休めると、その間に飛び出して後ろの森の中に入ってしまった。狩りの失敗の照れ隠しか、思わせぶりのオオタカ成鳥との出遭いであった。

こんなにたくさん   マガモ

 トモエガモばかりに気を取られていると、なんと、頭のメタリックグリーンが目立つマガモがたくさんいる。

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 ちょうど時間帯が休憩時間なのか、頭を体にうずめてやすんでいる個体が多かったみたいで、目立たなくて気が付くのがおくれた。

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 それが突然、池の鳥たちが一斉に池の真ん中に飛び込み大騒ぎを始めた。何かの危険を察知した模様である。

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 きっと池の端を回り込んだところに、猛禽の姿を見つけたようである。たぶんオオタカかノスリではないだろうか?

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 でも姿は見えないので回り込んで、池の端が見えるところまで移動してみると、なんとオオタカの成鳥が白いおなかを見せている。

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 マガモたちの群れからは10メートルもない距離に見えるが、一時の騒ぎが収まるとカモたちは一か所に集まって警戒態勢に入っている。

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             天敵の襲来に静かに身を守るかもたち

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 なんとトモエガモはマガモたちの真ん中で身を守っているように見える。水の中に脚を入れてじっとしているオオタカを見ると、狩りに成功してその足下には獲物がいるのかなと期待してしまう。

 

 

食事に忙しい    続 トモエガモ

 しばらく首をすくめて休んでいたトモエガモ、ゆっくりと動き出した。どこに行くのかとみていると、池の端から傾斜のある陸に上りはじめた。

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 どんどん丘を登ると忙しく嘴を動かしているが、草の実を採っているのか、落ちた木の実を食べているのかは遠目にはよく見えない。

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 でもわき目も振らずに夢中で食べているようなので、きっとおいしいものがあるのだろうと思う。

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 いつもは水中の草などを食べているのが普通の光景なので、陸で忙しそうに啄んでいる姿は珍しい。

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 もう少し近くで見せてくれると、より一層うれしかったのだが、思うようにいかないのが世の常。

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 そのうちにおなかがいっぱいになったのか、よちよちと丘を降りて水上のいつものトモエガモになって、また対岸に向かうのである。

 

今シーズンは群れで   トモエガモ

 例年単独で姿を見せるトモエガモ、今シーズンは近くの池に群れでやってきている。

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 しかもメスの姿も多く、他の鴨たちも多くにぎやかな池である。ただしあまり近くには来てくれないが、待てば近くに来てくれるペアーもいる。

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 群れの中で伴侶をみつけたオスは、メスを従えて見せびらかすように目の前に来る。

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 その他の群れは池の一番奥の方にいる。ざっと数えて二十羽近くいるのだろうか?

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 過去にはもっと大きな数百羽のむれがいたが、これも池のかなり奥まったところにいて、きれいなその姿はよく見えなかった。

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 天気がいまいちだったので、そのきれいな巴模様がはっきりとしなかったが、今シーズンは初めてのトモエガモであった。

私だってきれいなんだから   コガモ メス

 冬どりたちがたくさんやってきているが、やはりきれいなのはオスのほうが多い。メスはどちらかというと地味な風貌である。

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 そんな鳥たちの中でも全く逆の鳥もいる。どちらかというとメスがきれいで、オスは地味なスタイルの上子育てもしてしまう。

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 オスに子育てを託すと、子孫繁栄のために次のオスを求めて恋の求道を歩くのである。それは田んぼにいるタマシギである。

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 河原の水たまりに見えるのはコガモのペアーであるが、橋の上から眺めていると、背中を向けてパタパタを見せてくれた。

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 オスなどは静かに泳いでいるときでも、翼の横に見える翼鏡が緑色できれいに見える。その点メスは茶褐色であまり色味は見えない。

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 そんなことはないよと訴えるがごとく、大きく羽を広げると背中にはきれいな緑色の羽根が見えた。今まであまり気にかけなかったメスであるが、改めての発見であった。自己主張が強くなっているのは鳥の世界のメスの生き方の変化だろうか?

 

 

婚姻色になってきた   カワウ

 最近の河原に行くと目立つのは、黒いカワウと白いダイサギの混軍による朝食風景である。

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 どうも、カワウの魚群探知機を使ってダイサギがそれを横取りしているように見える。

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 あれだけの大群がいて、なぜオオタカはカワウを狙わないのかが疑問になる。人間の目からはあまりおいしそうには見えないが、オオタカも同じ考えなのかなと思う。

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 あれだけの大群が毎日毎日同じ川にやってくるというのは、それだけ魚もいることだろうと思うが、それにしてもすさまじい光景である。

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                     水中の枯葉をくちばしに!

 以前はねぐらを上野の不忍の池にしていたらしいが、最近はこの川の上流の高圧線をねぐらにしている。アユの放流のあとはそれを狙った大群が目立つ。

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 真っ黒なあまり興味を示さないカワウであるが、この時季になると、婚姻色になって頭が白くなっている個体が目立つようになる。

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 このときは思わずその婚姻色に惹かれることがあるが、魚と間違えて枯葉をくちばしに挟んでいる間の抜けた個体もいるカワウとダイサギの混軍である。

奥ゆかしい   タシギ

 週末を楽しみに待って早朝のベランダから外を見ると、重い雲が垂れ下がって今にも雨が降ってきそうな空模様。

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 雨が落ちてくる前に、元気を出して少し遠のいていた河原を目指して出かけた。

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 目的はいつも振られているタシギ狙いであるが、現地に着くとやや小雨模様。

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 でも東の空はその中でも明るい雲に見えるので、雨は上がるだろうと勝手に判断して河原を一廻りする。

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 橋の上から河原の草付きの水たまりを中心に探してみたが、それらしき姿は見つからない。

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 それでも、この天気なので簡単にあきらめるわけにはいかないので、目を凝らして探していると、地元で初認の鳥友さんが見つけて声をかけてくれた。ありがたいことで鳥友さんに感謝である。

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 雨模様の中、坊主で帰ることは避けられたが、なんと草の陰からなかなか良いところに出てくれない。それでも今シーズン初めてのタシギなので、奥ゆかしい出現ではあるが、満足して帰宅することができたのである。

飛び込んでくれない    ミサゴ

  今年一年はコロナ禍で振り回され、もうすでに師走になってしまった。新型コロナばかりが原因ではないが、鳥見のタイミングも逃している。

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 そんななか、久しぶりに河原の合流点に行くと、ダイサギやカワウの群れがにぎやかである。という事は魚がたくさんいるという事になる。

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 諸条件がそろっているにも関わらず、いろいろな言い訳はあるが、今シーズンはミサゴの良いところを見逃してしまっている。

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 鳥友さんによると、目の前で見事なダーゥインポーズをとってくれたとか、大きなアユをつかんで飛び回ってくれたなどの話はたくさん聞く。

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 羨ましい話であるが、来シーズンに期待しようと上空を眺めていると、そのミサゴがゆっくりとこちらに向かってくる。

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 程よいところでホバリングしているので飛び込みを期待してみる。もうすでにアユも海の近くに落ちて行ってしまったのか、狙った獲物が見つからないのか、川の上を旋回して下流へと向かってしまった。せっかくのチャンスと思ったのに、飛び込んでくれずに飛翔姿だけのミサゴとの出遭いであった。

翼鏡の緑がきれい   コガモ

 風に揺れる枯れた葦の白い穂先に、翼鏡の緑のきれいなコガモのオスが見える。いつもはカルガモの天下のこの池にもコガモがやってきた。

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 上空には猛禽類も飛び交う湧水池であるが、枯れた葦がその姿を隠してくれる。

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 その葦の隙間から見えるコガモのオスは、陽が昇って明るくなるほどにいつになくきれいに見える。

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 チョコレート色のナポレオンハットと緑の目線、銀色の体に光るような緑の色がひときわ目立つ。

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 本来はメスのように地味な装いのオスもこの越冬地にやってきて、伴侶を見つけ繁殖地に帰るまでは、きれいな姿を見せる。

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 こうやって一羽で休んでいる姿も魅力的だが、コガモは群れで飛び回る姿がさらにきれいなのである。

 

 

 

飛来時の注目    ツグミ

 夏鳥が去って冬鳥たちを待っているのも鳥見の楽しみのひとつであるが、わくわくするのは初認のときだけである。

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 それでもきれいな鳥たちは背景が変わるので、それが楽しみでおいかける。

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 その点ツグミはもうそろそろ姿を見せるころだなという感覚で探してみるが、珍しいうちはファインダーにも収まる。

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 そのうちに、公園や河原などを歩いていても「ああ、ツグミか」という感覚になってしまう。

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 同じツグミの仲間でも、トラツグミやハチジョウツグミ、ノハラツグミなどだと探鳥意欲はおおいにわく。

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 今回は今シーズン初めてのツグミのブログアップであるが、他の仲間たちも教えてといいたいところである。

清楚な後ろ姿    ジョウビタキ

 夜明けがますます遅くなって、今では六時半ごろにならないと明るくならない。

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 そのうえここのところ朝の冷え込みが厳しくなって来ている。そんなわけで夏と違って家を出るのもかなり遅くなる。

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 河原につくとすでに明るくなって、土手の上はジョギングのランナーや散歩の人が多くなっている。

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 もうそろそろいつもの赤い鳥が来ている時期ではあるが、今シーズンはその姿を見ていない。

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 見下ろす湧水池には、珍しくコガモたちが遊んでいる。いつもはカルガモやバンがいる池である。

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 その池のほとりにある少し葉が残った樹木に、ジョウビタキのメスが存在感を訴えている。紋付の着物を着たような清楚な姿が印象的なジョウビタキである。

 

エゴの木の実の蓄えも終わり    ヤマガラ

 公園の散策路を歩いていると、ルリビタキの鳴き声が聞こえてくるが、その姿は見えない。

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 しばらく声のする方向で待ってみたが声だけである。まだまだ縄張りも決まらずに、警戒心だけが強いようである。

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 その声のするやぶの上では、ヤマガラの群れが飛び回っている。少し前だとエゴノキの実を採る「コツコツ」という音が聞こえていたが、それも終わったように見える。

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 エナガやメジロに混ざって混軍で移動している。下から見上げると、「何をしてるの?」と言わんばかりに覗き込む。

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 少し寝ぼけ顔のようなヤマガラの表情にもかわいさがある。そのうえ猫のような鳴き声で「ニーニーニー・・・」と鳴く。

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 そんな風に留鳥たちも盛んに存在感を見せているが,公園を歩き回っている目的は冬鳥たちなのである。

 

秋色の中を    メジロ

 公園を歩いてみると、今シーズンの紅葉がもう一つ満足いかない色付きに見える。季節が早いのか冷え込みが少ないのか?

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 この公園のモミジも、きれいに色が出ないうちに枯れ始めているのがある。坂道の多い公園の散策路を落ち葉を踏みしめながら歩く。

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 黄色くなりはじめたコナラの小枝に混軍の飛び交う姿がある。ヤマガラ、メジロ、エナガ、コゲラ、シジュウカラの混軍である。

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 中に何か珍しい冬鳥が混ざっていないかと目を凝らすが、逆光気味の鳥たちの姿はそれがはっきりしない。

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 よくわかるのは白いアイリングのメジロである。しかしこれもまた動きが早いので、すぐ葉の陰に隠れてしまう。

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 それを追いかけるのも一苦労、混軍の他の仲間たちからすれば、このメジロは相変わらずの動きのはやさである。

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 あいにくの北風に、舞い落ち始めた雑木林の葉の中を、自由自在に飛び回るメジロを追いかけながら、過行く晩秋を楽しんでいる公園である。。

 

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