水飲み場のルール イカル
ここのところ運動不足気味なので、冷え込む朝ではあるが、陽が射してくると風がなく暖かく感じるので、公園に脚を向けてみた。
霜の降りた公園は落ち葉が白く光っている。ところどころにある盛り上がった土は、霜柱で持ち上げられもやしのように見える。
その土の盛り上がりがかなりの数に上るので、モグラもたくさんいるのかなと思ったり、フクロウがいればよい餌場になるんだな、と思いながら公園散策路をあるく。
陽が昇り始めると、公園の鳥たちも動きが活発になり、鳴き声と共に飛翔姿もよく見える。
すっかり枯れて葉のついていない紅葉の木の枝には、くぼんだ穴があり、そこに水が溜まっているらしく鳥たちの水飲み場になっている。
おりしもイカルの群れがバラバラと頭上を飛んだかと思うと、かわるがわるそこに水をもとめてやってきた。
見ていると順番を守って整然と水飲みをしていく。もう少しガツガツしているのかと思ったが、意外とその辺のルールは守られているようである。
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