睨みだけは一人前 続 チョウセンオオタカ
狩りを失敗したチョウセンオオタカは、藪の上で照れ隠しなのか嘴をぬぐったりした後、すぐ近くの大きな樹木の横枝に留まって睨みを利かせている。
すぐ下には池があり水鳥たちは緊張して、コガモなどはすっかり身を縮めて岸辺の草陰にいる。
下流側の葦原の水のあるところにもたくさんの水鳥たちがじっと身を潜めている。
横枝から獲物を物色しているのか、それとも狩りの失敗の照れ隠しなのか、オオタカは首をすくめたり鋭い眼光で睨んだりしている。
それを見ているギャラリーは、いつでも飛び出してもいいようにカメラを構えているが、何しろ冷え込んだ朝なのでカメラを持った手がつらい。
そんなバーダーをじらすように表情は変えるのだが、次の飛び出しをなかなか見せてくれない。そのうち背中を見せたかと思ったら、反対側に飛び出していってしまった。その後上空を一回りして、基の大きな樹木の中に入ってしまったのである。
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