青空を背負って チョウゲンボウ
冬の空は空気が乾燥してきれいな青空を見せてくれる。遠く秩父山系には頂に雪が白く見える。
そんな青空の中を独り占めの様に飛んできたのは、チョウゲンボウである。
上流の橋脚をねぐらにしている個体かと思われるが、定かではない。
この河原には意地悪なカラスたちも多く集まっているので、猛禽類の姿を見ると集団で意地悪をする。
昔は大勢で弱いものいじめをすると、大人に怒られたものであるが、鳥の世界では大勢で強いものをいじめることが多い。
本気を出せば猛禽類の方が強いのであるが、そこは食物連鎖の上位の大人の立場というところか、あまり相手にしないで軽く受け流す。今朝は、そんな邪魔者もいない青空を、チョウゲンボウが独り占めである。
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