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2021年2月

保護色をやっと見つけて  ヤマシギ

 緊急事態宣言も首都圏を除いてやっと解除されるようになった。この閉塞感は何とかならないかと思っていたので、うれしい情報である。

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 但し、それぞれの感染させないしない行動は継続しないと、元の木阿弥になってしまう。

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 平日は家と職場の往復だけなので、週末の休日は運動不足と体力増強のために、人の少ない早朝に近くの公園を歩くことにしている。

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 それでも最近は、上り下りの少ない平たんな散策路を歩くようになっているのは、寄る年波には勝てないという現実なのか。

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 目当ての鳥は坂道を上ったところの丘の上なのだが、途中の坂道の藪の中も、じっくりと探鳥しながら登っていく。

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 枯葉と草葉の中に何か動くものが見える。もしかして期待のヤマシギかと、じっとその動きを待ってみる。

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 枯葉と地面の保護色になっているヤマシギは、動いてくれないと見つけることはなかなか難しい。

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 じっと目を凝らしてみると、眼だけが光っているのでそれを追いかけてみた。この類のシギ類はたくさんいるが、ヤマシギの特徴は脚が短いことと、頭に見える白い横縞が識別の好材料になる。二年ぶりかの出遭いになり、うれしい早朝公園散歩であった。

 

あでやかさの中に  続 ウメジロ

 梅園の出口で出遭えたメジロ、白い花が多い梅園であるが、せめて紅梅にも絡んでと願う。

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 その意通じたのか白い花の先にある紅梅の枝に姿を見せてくれた。

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 梅の花にメジロが似合うのは、あの特徴の目の周りの白いアイラインとウグイス色の衣装である。

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 「梅にウグイス」という花札の絵ががあるが、現実には梅の花にウグイスの場面は少ない。

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 特に紅い梅の花とメジロの姿は良く似合う。ウグイス色の衣装のメジロが梅の花に留まったのを、ウグイスと間違えてるという説もあるほどである。

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 いずれにしても、紅梅にも希望通り絡んでくれたメジロに感謝である。春の陽気の梅園散歩である。

 

清楚な白に   ウメジロ

 三寒四温の繰り返しで春が来るといわれるが、その暖かい昼下がり公園の梅林を歩いてみた。

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 狙いはウメジロであるが、花は見事に咲いてちょうど見ごろである。

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 ところが密を避けているのは人間だけではなく、鳥たちもかと思う光景である。

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 梅林の散策路を歩いてみるが、その鳥たちの気配すらない。

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 例年だとうるさいほどの数がいるのだが、それが見当たらない。

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 一通り花を見終わって出口に近づくと、それらしき鳴き声が聞こえてきた。空振りかと思ったウメジロに出遭えて満足の梅園であった。

見事な飛翔  続 チョウゲンボウ

 春を思わせるような陽気になり、夜明けもかなり早くなって来た。陽がのぼるのが早いので太陽を背にすると目の前には青空が広がる。

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 公園の梅の花は満開に近く、メジロやヒヨドリが独占している。そんな上空を見上げてみると、やや逆光のなか遠くに期待の鳥のシルエットがみえる。

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 それがだんだん大きくなってくる。早朝の狩りから戻ってきたチョウゲンボウは、気持ちよさそうに大空に翼を広げて見せる。

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 これ見よがしに旋回してくれるが、あまりにも近くを飛んでくれるので、フレームアウトしそうである。

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 長引くコロナ禍で閉塞感の続く人の世界、朝の来ない夜はないと言われるが、早くこの巣ごもりのトンネルを抜け出したいものである。

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 見上げる青空の下白や赤の梅の花、水仙の黄色の花の香りが風に乗ってきそうである。自然の力は時には脅威にもなるが、季節の巡り合わせを必ず運んできてくれる。

 

 

 

 

恋の季節の始まり  チョウゲンボウ

 鳥たちの囀りが聞こえるようになってきた。いつもの河原でもウグイスの声が聞こえるようになり、週を追うごとにそれが上手になってくる。

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 そうかと思うとシジュウカラはすでに春の囀りを始めている。冬鳥たちの移動が始まると、留鳥たちの恋のさえずりがにぎやかになってくる。

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 そろそろチョウゲンボウの谷も気になるので、早朝にちょっと覗いてみた。夜明けの陽が昇り始めたところであるが、チョウゲンボウのペアーが営巣予定の場所にもどってくるところであった。

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 近くを飛び回ったかと思うと高い樹木のてっぺんに留まって、オスが反対側の方向に飛び出していった。

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 しばらく待っていると、そのオスが戻ってきて今度は手前の樹木の横枝に羽を休めて、メスを待っているように見える。

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 落ち着かない様子であたりを見回すが、突然飛び出したかと思うと近くを一回りして、また元のところに戻ってきた。どうもペアーは出来上がっているようで、二組は確認できる。樹木の芽吹きに向かって、にぎやかになりそうなチョウゲンボウの谷である。

 

たまには空も見上げてみる   オオタカ若

 いつもの河原の土手を歩くにしても、土手の下ばかりを見ていると、上空を飛び去る猛禽類を見逃すことがある。

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 早く見つければ向かってくる表情を狙うことができるが、遅れてしまうと後ろ姿になってしまってつまらない画像になってしまう。

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 朝陽が昇ってきて青空がまぶしくなるころ、空を見上げるとオオタカの若が下流へ向かって飛んできた。

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 よく見ると、いつも目の前で狩りの練習をしてくれるオオタカとは違って、違うオオタカの若である。

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 いつもの白っぽいオオタカであれば、目の前で狩りの場面を見せてくれるはずであるが、素通りをして下流に向かっている。

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 土手下にはいつものアオジやジョウビタキ、コガモ、カイツブリ、カルガモなどがいるが、それでも猛禽が姿を見せてくれたことは、少し緊張感も出て喜ばしい鳥見になるのである。鳥見ではたまには空を見上げてみることも大切なことである。

 

 

鳥類か爬虫類か  アリスイ

 朝の冷え込みは少し和らいできて、日中は三月の陽気になるという予報のせいか、車のフロントガラスも凍っていなくすぐにスタートできた。

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 いつもの河原にはすでに数人の同好の士の姿が、土手の上に逆光にうかびあがる。皆さん早い出勤である。

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 いつもハイタカを狙っているのであるが、そろそろ繁殖地に戻る時季になってきているのか、その出方が少なくなってきているように思える。

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 陽が昇ってくるのも早くなりつつあるので、土手下が明るくなるのも以前より早くなってきた。

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 そんなとき対岸でアリスイの鳴き声が聞こえる。モズの鳴き声と似ているので間違えやすいが、期待感が持てる。

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 そのうちに土手下の手前の樹木に来たかと思ったら、すぐ近くの藪の中に入った。風貌は爬虫類に似ているので、枯れ草の中に入ると擬態色になり見つけるのに苦労する。

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 鳥の一種ではあるが後ろから見るとまるで蛇を連想させる模様である。鳥の仲間にしては目が小さく感じるし、好物の蟻を狙うときも長い舌を伸ばしてからめとる。

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 そんな生態を見ていると本当に鳥類なのかと疑問を持つが、一応羽もあるし空も飛ぶしキツツキ科の鳥である。今シーズンは姿をはっきりファインダーに収めたのは初めてになると思う出遭いであった。

存在感を示して   ジョウビタキ

 いつも河原の土手を歩くと必ず出てくるのはジョウビタキのメスである。清楚な感じのメスも好きであるが、やはりたまには凛々しいオスにも遭ってみたい。

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 土手を歩くときは下流の行き止まりまで歩いて戻ってくることが多い。最近は合流点の河川敷の樹木がほとんど伐採されてしまったので、その先まで行くことは少なくなった。

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 鳥たちが隠れるところが少なくなったので、その姿もあまりなく桜並木を物色してみるが、期待に応えてくれない。

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 それではと、河原の草むらのカシラダカやホオジロ、アオジなどを観察しながらアリスイを期待してみる。

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 鳴き声は聞こえるが、その姿を見つけるのは動いてくれないと難しい。そんな折、背後から聞こえるのはジョウビタキの声。

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 振り返ってみるとジョウビタキのオスが、桜の枝に居てその存在感を示すように鳴いているではないか。なかなかきれいなオスとの出遭いになった早朝である。

けあらしの中で   クイナ

 冷え込んだ朝の陽の出前の湧水池の水面は、けあらしで良く見えないことがある。風景としては幻想的で好きな光景である。

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 それも陽が昇るにしたがって薄れていく。そうすると、池の岸辺の草陰に隠れていたコガモ達が出てきて、朝の水浴びをして両翼を広げてパタパタをするので、にぎやかになってくる。

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 そんな光景に気を取られていると、水際を何かが動いている。霧が少し残っているので良く見えないが、クイナのようである。

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 頭を水の中に突っ込んで、水中の餌をさがしているようにも見えるし、水を飲んでいるのかとも思う。

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 霧があるのと陰になって暗いので、クイナのくちばしの赤い色は良くでないが久しぶりの出遭いになる。

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 土手を歩いていると、鳴き声はいつも聞こえるが警戒心が強くその姿はなかなか良く見せてくれない。今朝もすぐに池の端の草付きに入ってしまってからは、姿を見せなかった。

青さが目立つ   イソヒヨドリ

 イソと名前がついているから海岸にいるのかと思うが、最近は内陸でその姿を見かけることが多い。

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 同じイソと名前がついていてもイソシギはそんな違和感を持ったことがない。

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 その鳥たちに最初に出遭った印象が強く頭に残っているのかなと思う。

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 なぜかといえば、イソシギは河原で見かけるのが当たり前になっているので、なぜイソシギなんだろうと思う程度である。

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 ところがイソヒヨドリは、海岸の波しぶきの岩場でさえずっている印象が強いせいか、近場で見るのは違和感がある。

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 でも、きれいなブルーの背中を見せたイソヒヨドリのオスが、河原の本流のわきを流れる小河川に姿を見せている。

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 きれいに積み重ねられたコンクリートの石垣から川底の虫たちを狙って、飛び込んではまた戻ってくる。それを何回も繰り返している。

 

黒くない腹   アカハラ

 鳥にはシロハラ、アカハラ、ムナグロなどがいるが、クロハラは聞いたことがないので、人間だけかもしれない。

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 人間の場合ハラグロというがどんな人のことを言うのか、口ではよいことや優しいことを言っても、実は心の中では正反対の事を思っている人、となるのかもしれない。

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 今シーズン公園ではシロハラはたくさん見かけるが、アカハラとの出遭いは少ない。

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 夜明けが早くなってきた昨今少し早めに出かけると、東の空に夜明けのブルーからピンクのグラデュエーションがきれいに広がっていることがある。

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 それも河原に着くころにはすっかり赤くなって太陽の光がが覗き始める。土手下の枯草を嘴でより分けているのはアカハラである。

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 姿を見かけたことはあったが、今シーズンファインダーに納まったのは初めてではないだろうかと思う。ハラグロとは一般に悪い意味に使われることが多いが、誉め言葉の時もある。そんなことを感じさせないアカハラは無心に採餌に没頭している。

 

 

 

心配ご無用   続 続 ベニマシコ

 羽が傷んでいるので心配して観察していると、「その心配はご無用ですよ」と言わんばかりに元気な姿を見せてくれる。

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 特に傷んでいる羽根の方を見せないようにしているのか、きれいな姿が見えるほうにポーズをとっている。

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 かなり赤のきれいなオスなので、一見していると傷ついている姿には見えない。人間も含めて自然界で生きる動物たちは、基本的には自然治癒の能力を持っているのだなと思う。

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 数年前には怪我をしたコハクチョウが繁殖地に帰れなくて、この越冬地で夏を過ごしたという事実があった。

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 見ているとその心配はなさそうで、くちばしを汚しながら元気に草の実をほおばっている。そのうちに大きく羽ばたいて池のうえを越え、姿を消したのである。

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 そんな土手下のベニマシコを見ながら、上空に姿を見せるだろうと思われるハイタカを待っている矛盾したバーダーなのである。

 

 

翼が傷んでいる?  続 ベニマシコ

 河原にあるかれた草の実を啄んでいるベニマシコは、オスで赤くきれいではあるが、右の羽根が不自然に下がっている。

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 どうもよく見ると傷んでいるようである。それでもここまで飛んできたのだから、もう回復途上にあるのだろう。

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 多分猛禽類に狙われたに違いない。このあたりには猛禽類では、オオタカやハイタカがいるのでその恐れは十分にある。

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 オオタカはあまり小さな鳥たちは狙わないが、ハイタカにとっては格好の狙う獲物になる。

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 昨シーズンはこの土手のあたりには、ハクセキレイの雛たちがたくさんいたので、ハイタカの狙いのターゲットになっていた。

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 今シーズンはそんな場面が少なかったので、ベニマシコが狙われてしまったのかもしれない。早く回復することを願うのみである。

 

久々の出遭い   ベニマシコ

 毎年10月末ごろ北の国からやってくるベニマシコ、今シーズンはあまり出遭いがなかった。

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 ここ数日の暖かさを考えると、そろそろ繁殖地に帰ってしまうのではないかと、心配しながら出遭いを期待して土手を歩いてみる。

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 鳴き声もあまり聞こえないし、姿が見えるのは赤い鳥ではなくアオジばかりである。

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 以前は土手の端まで行くと、支流の合流点になる森の中にはたくさんの鳥たちとの出遭いがあった。

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 ところがここ数か月でその森の樹木が一斉に伐採されて、丸裸の河原になっている。

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 そんなわけで歩くところが少なくなっているので、土手の上からの観察が主になる。帰り際によく見ると念願の赤い鳥が見えた。久々の出遭いになるので、ついつい連写してしまった。

青空を背負って  ハイタカ

 今シーズンはフィールドに出る機会が少ないせいか、ハイタカとの遭遇の機会が少ない。

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 ハイタカは渡りなので、春先までのこの機会を逃すと来シーズンになってしまう。

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 そう思って時間の取れるときは足を運んでみるのだが、おもうようにいかないのが世の常である。

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 幸い青空の広がる良い天気だったので、しばらく待ってみることにすると、尾羽の長いそれらしき精悍な飛翔姿が見える。

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 上空を飛んでくれたので、このあたりで狩りの場面でも見せてほしいなと、願いつつ追いかけてみる。

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 魅力的なのは鋭い眼光とその飛翔スタイルであるが、雲一つない青空にそれが映える。

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 しばらくの間上空でそれを楽しませてくれたが、段々と高度を上げて残念ながら見えなくなったしまった。今シーズンは塒入りをとも思っていたが、その時間帯に合わせることができなくいまだに実現していない。

 

日向ぼっこ   タヌキの兄弟

 冷え込む早朝も風がなく陽が出てくると、ひだまりは暖かく感じる。いつもの河原の土手を一回りしてみると、河原の樹木がかなりの規模で伐採されている。

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 名目は増水の際の水害の予防という事になっているが、なぜ2月、3月になるのかと疑問がわく。

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 伐採の後は重機が入って土砂の移動も行っている。バーダーにとっては鳥たちの隠れ家が少なくなってしまうので、残念なことであるが仕方ないのだろうか。

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 うるさい重機の音にも関わらず、日向ぼっこをしているのは、タヌキの兄弟である。ここにはかなりの数のタヌキが生息しているといわれているが、見た目はきれいなタヌキである。

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 限られたバーダーが集まる河原であるが、最近は鳥の写真より動物写真家のような作品が多くなっている。野生動物が繁殖できる環境を大事にしたいものである。

 

こちらも大漁   イタチ

 河原の湧水池で鳥を待っていると、土手下にはイタチの姿が見える。

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 枯れた草の間から頭を覗かせたと思ったら、身軽にぴょんぴょんと池の水際に入っていく。

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 こちらは本命は野鳥なので、その出現を待っていると、鳥よりも小動物の方が動きが活発である。

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 岸辺に入ったイタチがしばらくすると再び姿を見せた。水浸しになったイタチの口には大きな魚をくわえている。

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 かなり大きな魚のようで、誰にも渡さんぞというような顔をして、周りを警戒しながら枯れた草むらに入っていく。

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 カワウでさえなかなか獲れないような大きな魚をくわえてくるという事は、岸辺でじっと待ってて、チャンスには飛び込んで捕獲しているのかなと、その体の濡れ具合で想像してみるイタチの生態である。

 

捕った獲物は大きすぎた  カワセミ

 河原の湧水池には魚が多くいるらしく、水鳥たちがたくさん集まってくる。比較的小さな魚を狙うのはカワセミである。

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 静かな水面に光るものが飛び上がることがあるが、それが小魚だとしたらかなりの数がいる。

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 「チイッチイッチイッー・・・」と鳴きながら飛んできたのは、コバルトブルーのきれいなカワセミである。

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 カワセミのわかりやすいのは、必ず鳴きながら飛んできてくれるので、待つ方としては助かる。

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 樹木の間で動かないオオタカの後ろ姿を見上げている間に、カワセミにしては大きな魚を捉えたようである。

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 盛んに飲み込もうとしているが、どうもうまく呑み込めない。それもそのはず、魚も精いっぱいの抵抗をしているのである。

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 嘴に咥えたまま、足元の樹木にたたきつけるようにして魚を弱らせている。

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 これでもか、これでもかと何度も同じことを繰り返す。

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 それでもまだくちばしの小魚も激しく抵抗をしている。

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 魚にしてみれば、簡単には餌食にはならない。あわよくば水の中に落としてくれないかと思って抵抗をしている。

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 魚にすれば手足があるわけではないので、「まな板の鯉」ではないがカワセミの嘴を逃れるしかない。

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 カワセミは長い時間の格闘の末、ついに頭の方をくちばしの奥にのみ込むことに成功して一気におなかに入れた。満足な朝食となったのである。

出直してきます  続 続 チョウセンオオタカ

 土手の上から狩りを期待しているギャラリーは、かたずをのんで見守っているが、拍手が起きない。

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 そのうちにあきらめたのか、近くのこんもりとした藪の上に移動して、あたりを見回している。

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 その表情を見ると鋭い眼光と嘴は、生態系の頂点にいるオオタカそのもので威厳がある。

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 このあたりの常連さんによると、毎回目の前で楽しませてくれるが、獲物を捕ったところはなかなか見せてくれないらしい。

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 力量が足りないのかそれとも、ここが狩りの練習場になっているのだろうかとも思う。

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 それにしてもあまりにも近いので、ほとんどがファインダーいっぱいになってしまう。

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 近くで狩りをしてくれるのはありがたいことではあるが、その姿を追いかけるのは大変なのである。

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 しばらく休憩したのちに、「もう一度出直してきます」という素振りで本流の方向に飛び去って行ったのである。

 

再三のホバリング   続 チョウセンオオタカ

 目の前に来たオオタカは、池にいる水鳥を狙って再三のホバリングを見せる。

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 狩りが下手なのか水鳥が逃げるのが上手なのか、うまく逃げられているように見える。

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 うまくいかないので、近くの樹木の横枝に一旦引き上げて狙いを定めて再挑戦している。

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 コガモは群れでうまく隠れているので見つからないが、水上にいるカイツブリはオオタカが来ると水中にもぐってしまう。

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 後はカルガモであるが、これも水際にうまく隠れて出てこない。近くで見ているのはダイサギとカワウである。

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 オオタカの成鳥であればダイサギを狩ることもあるが、目の前の若ではむりであろうと思う。

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 それにしても水面の近くでホバリングをしたら、水鳥たちもすぐに隠れてしまうだろうと思う余計な気を使ってしまう。

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 期待しているのは獲物をつかむ狩りの成功の場面であるが、なかなかその期待に応えてくれない。狩りができなくて良く生き延びているなと思うので、他では立派に獲物を確保している事だろうと思いながら、心配しつつ応援しているところである。。

狩りを試みるが    チョウセンオオタカ

 冠雪の富士山を背後に見る河原では雲一つない晴天、猛禽を期待してしばらく土手の上で待っていると、期待に応えてオオタカの若がいつもの樹木林に入ってきた。

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 背中を見せているが背後を気にしているので、こちら側に飛び出してくるだろうと待ち構える。

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 手持ちなので早くしてほしいと願いつつ動きを見守る。羽根を伸ばしながら動きが出てきたので、期待感が持てる。

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 一瞬背を低くしたかと思ったら、こちらに向かって飛びだしてきた。真正面であるがすごいスピードなので、ファインダーから外れてしまう。

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 目の前の枯れた葦がある湧水池に降りた、その葦の影にはコガモの群れがじっと隠れている。

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 ホバリングをしながら獲物を探しているが、敵もさるものでもの音させずに静かに隠れている。やはりオオタカの狩りは一発で仕留めないと成功は難しそうである。こういう研鑽を積みながら、一人前になっていくのだなと思う若の狩りの場面である。 

まだ地鳴き   ウグイス

 暦の上では立春も過ぎたがまだまだ寒い日々が続く。寒さだけではなく緊急事態宣言も一か月の延長になった。

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 今年の春はどんな春になるのだろうかと心配になるが、新型コロナ禍も峠を過ぎてほしいという期待のみである。

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 人込みを避けて早朝の公園を歩くと、エナガやメジロの混軍が常緑樹のヒバの樹木の中を忙しく飛び回っている。

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 ひょとして珍しい鳥も混ざっていないかと、動きの速い鳥たちを追いかけてみる。

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 小さくて動きが早いので、なかなかその姿を捉えることは難しいが、それらしき姿もあり期待が膨らむ。

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 残念ながら認識できるレベルでファインダーに納まったのは、まだ地鳴きのウグイスであった。もう少しすると、あのきれいな「ホーホケキョ」のさえずりが聞こえるだろうことを願いつつ、家路についたのである。

朝陽の中の朝食  アオゲラ

 上り下りの多い公園は、低い位置から射す朝陽が樹木の間に微妙な影を作る。

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 そんな樹木に飛んできたのはアオゲラである。枯れかけた樹木の折れた後に、くちばしを差し込んで採餌を始めた。

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 陽の当たり具合では真っ黒になって、アオゲラのきれいな色が見えなくなる時がある。

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 柔らかくなった樹木の幹をくちばしで彫りながら、背後から見ているバーダーには気が付かないようである。

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 この公園にはアオゲラは比較的多い方であるが、アカゲラもいることはいるのだが、最近はアカゲラの姿はあまり見掛けない。

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 今シーズンは久しぶりにアオゲラの営巣の場面も期待したいので、元気を出してこまめに公園の散策も続けたいものである。

 

 

美味しい薄の穂   アオジ

 緊急事態宣言下の公園の早朝は人影が少ない。霜の降りた枯葉の積もる散策路は、その踏み音だけが耳に残る。

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 狙いは常緑樹に来る別の鳥であるが、その根元に残る薄の枯れた白い穂には、アオジの姿が見える。

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 先ほどまでは地面に下りて枯葉の間の餌を捕っていたが、垂れ下がる薄の穂の方がおいしいと見えて、逃げる気配がない。

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 常緑樹に来るだろうと思う本命を気にしながら、アオジの採餌の観察をしてみた。

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 メスが来ているので、近くにはオスがいるだろうとその出番を待っていると、対面の小さな樹木にその影があった。

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 あいにくの朝陽が昇り始めた逆光になり、オスのきれいな色は出なかったのが残念である。

 

 

朝の集い   コジュケイ

 霜柱の立つ公園の散策路を登っていくと、坂道の上の方に無心に餌を捕っているコジュケイの家族が見える。

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 雛たちがもう少し小さい頃は、十羽ほどの大家族で行動していたが、最近は核家族での行動が目立つ。

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 激しい生存競争に負けて雛たちが少なくなったのか、それとも独立が近くなってそれぞれの家族に分かれているのかは定かでない。

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 ゆっくりとした歩みで近づいたせいか逃げることもなく、脇を通り過ぎるときも警戒心もなく夢中で採餌に忙しい。

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 そういえば年も明けて、もう少しすると繁殖の季節になるんだなと、改めて時のたつ速さに驚いているのである。

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 特にこの時期は、コジュケイなどの留鳥には目もくれず、越冬中の冬鳥にばかり目が行くので、そんなバーダーの心理を読み透かしているコジュケイの朝の集いなのかもしれない。

 

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