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旅行・地域

キタキツネ  衣替えか

 北海道といえば見渡す限りの広い大地とそこに広がる青い空である。札幌はビジネスでたびたび行くが、観光などでゆっくりすることは少ない。

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 果てしない大空と広くうねるような大地、その中をジェットコースターのようにまっすぐ伸びる直線道路、北海道ならではの自然を満喫するにはそれを目当てに行かないと満喫できない。

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 新緑が始まった道東を歩くと、背の高い防風林のカラマツの緑が目にまぶしく映る。大地には秋まきの小麦が、雪解けになって一斉に芽を出して緑のじゅうたんのように広がる。

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 時々その広い畑の中にシカの姿が見えたりする。タンポポが咲き乱れる草地には日向ぼっこをするキタキツネの姿。

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 緑の背景に尾を伸ばしたきれいなキタキツネをイメージしていたが、衣替えの時期なのかふわふわの冬毛が抜け始めている。

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 もう少しするとすっかり抜け替わり、化粧直しをしたきれいなキタキツネの姿が見られるのだろう。広い大地での衣替え中のキタキツネとの出遭いである。

 

 

エゾシカ   知床五湖を歩く

 春の遅い知床五湖、新芽は出始めてきれいな黄緑色が青空に映えているが、草地はまだ枯草が残っている。

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 湿地に今が盛りの水芭蕉が白い花を咲かせている。本来から言うとあの白い部分は花ではなく額にあたるらしいが、黄色の蕊を包んでいる。

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 水芭蕉を見ながら木道の散策路を歩く。知床五湖を全部歩くにはかなりの時間がかかるので一湖まで歩いてみる。

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 遠くオホーツクの海を眺めながら、雄大な原野の大地を見下ろす。木道の下には一面の笹の葉が広がる。

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 本土のクマザサは葉が隈取りしたように見えるところからクマザサと呼ばれているが、熊が笹を食べるかというとそうでもない。

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 笹を好物にしているのはパンダだけで、エゾヒグマは雑食であるが笹はあまり食べないらしい。

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 ただこの笹もクマイササと言って葉が九枚ついているとのこと。紛らわしいが単純に聞いているとクマササと聞こえる。

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 そんな広い枯れた草地にエゾシカの親子が仲よく餌を食んでいる。小鹿のバンビといわれるがそんな雰囲気である。

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 小鹿の白い鹿の子模様と親のお尻の白いハート型が印象的である。シカの農林業や交通などの被害も大きく言われているが、こんなほほえましい姿を見るとどこの話かと疑いたくなる光景である。

 

エゾヒグマ   知床で

 知床半島を海から眺めると、温泉が滝のように落ちている近くにエゾヒグマの姿が見られると聞いていたので、おおいに期待して乗り込んだ。

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 なかなか簡単には見られないらしいが、いるときは海岸近くを歩いていることがあるらしい。

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 あいにくの雨模様なので視界も悪くあまり良いコンディションではない。双眼鏡で探すと、切り立った黒く見える崖の上で動くものが見える。

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 伸び始めた草の中なので陰になったりしているが、明らかに熊の姿である。本州のツキノワグマとは違って獰猛だと聞いている。

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 熊の中でも一番獰猛なのはホッキョクグマで次がグリスリー、三番目がヒグマだといわれている。

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 エゾヒグマも一度でも人を食べた個体は人間を襲う傾向があるらしい。走る速度も時速50kmとかなり速く、エゾヒグマの天敵は人間だといわれている。

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 北海道の先住民アイヌは、熊を”神がくれた肉と毛皮のお土産”だといって大切に共存してきた。イオマンテの儀式などもその表現である。そんなエゾヒグマの姿を見ることができて、天気は悪いけれど満足している知床の船上である。

 

ニホンカモシカ   雪の陽だまりで

 大雪の後晴れ上がった山裾にはカモシカの姿がある。どこに行くでもなく同じところにじっとして、緑の樹木の葉を食んでいる。

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 危害を加える人もいないせいか人を恐れることもなく、ある程度近づいても逃げようとはしない。

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 カメラを向けるともの珍しそうに顔を向けてじっと観察している雰囲気である。その近くにはモズが餌を獲りに飛び降りている。

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 角の大きさからすると、民家の近くまで降りてきた個体とは別の個体のようである。このあたりには数頭が縄張りを持っているのかもしれない。

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 それぞれが縄張りを持ってその領域を守っているはずである。メスが入ってきたときは受け入れるが、オスが来ると実力で排除するという。

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 人が山に入らなくなったのと、雪で山に餌が無くなったので里に下りてきているのか、自然界の動物との遭遇の機会が多くなったこのごろである。

ニホンリス   雪景色と

 雪が降ると喜ぶのは子供と犬だけかと思ったら、山にいるリスも喜んでいる?。

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 そう思っているのは人間だけで、リスは餌を探すので飛び回っている。

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 雪に埋もれてしまって地面に落ちているどんぐりが簡単に見つからないのである。

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 それでもそれを見ていると雪の上を飛び跳ねているので、いかにも雪が降って喜んでいるように見えるのは私だけではないと思う。

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 普段よく動くリスを見つけるのは容易ではないが、雪が背景にあると遠くにいても見つけやすい。

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 真っ白な雪の上を動き回る動物は裸眼で見ていてもよくわかる。鳥や動物は天敵から身を守るためにほとんど擬態色なので普段はあまり目立たない。

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          おなかが空いた~もう少し頑張ろう!

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 そういう意味では雪の日は鳥や動物たちを見つける絶好のチャンスなのかもしれない。雪景色を眺めながらの観察後感である。

 

 

カモシカ   大雪の中で

 東京では11月に雪が降って大きな話題になっていたが、雪国でもさすが大寒ということで大雪である。

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 雪国の大雪はさして話題にならないが、その雪景色はきれいである。緑の樹木の枝に綿帽子のように乗った雪。

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 赤い南天の実を隠すように雪の重みで枝がしだれている姿。葉が落ちた裸の樹木の枝には白い花が咲いたように降り積もった雪がいろいろな情景を演出する。

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 地面を覆いつくした白い雪は、動物たちの生活の糧までも隠してしまう。餌を求めて山の端に降りてきたカモシカが民家の近くまで来る。

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 庭先の常緑樹の木の実とその葉を食べているようである。国の天然記念物のカモシカといえば、山奥深く入った高い山にいるものだと思っていた。

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 ところがあたり一面真っ白な雪に囲まれた身近にその姿を現している。雪国ならではの情景であるが、最近の野生動物の人間界への接近の一コマなのだろうかとも思う出遭いである。

 

 

小樽運河   倉庫街を歩く

 余市蒸留所でおいしいウイスキーを堪能した後、断崖絶壁の荒々しい海岸線の景色を眺めながら小樽へと向かう。

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 何度も来ている小樽なので運河と倉庫街を歩いてみる。相変わらずの人気で運河の遊歩道はいっぱいの観光客である。

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 緑濃いツタのからまる石造りの倉庫は昔の儘でその雰囲気を残している。遊歩道のガス灯には歓迎してくれているのかウミネコが一羽お出迎えのポーズを見せる。

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 旧倉庫街はレトロ調のレストランになったり、その階下にはパーキングのマークもある。観光船乗り場の近くに車を止めて歩いてきたが、倉庫街が駐車場になっているとは気が付かなかった。

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 少し歩いたのと時間が時間だけに腹ごしらえをすることにする。小樽といえば寿司でもということになるが、近くの小樽運河食堂に入る。

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 これも倉庫を利用しているのでレトロ調である。中に入ると ”三丁目の夕日” の雰囲気を醸し出す裸電球がぶら下がったきれいな店員さんがいるお店である。

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 見た目にもおいしそうなおすすめの10種類の海鮮丼に小樽ビールを注文する。どこに行っても飲んでいるが、車の運転は法律順守なのでご心配なく。

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          運河食堂

 腹ごなしに北一アウトレットがある堺町通りを歩いてみる。ランプの油のにおいがするこれもレトロ調のレストラン、お腹はいっぱいなので覗くだけ。

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               ランプレストラン

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 半世紀ほど前の学生時代にテントとザックを担いで自炊の貧乏旅行で、日本を一周した仲間との懐古旅行道南編の一ページでした。

 

 

まっさんの里   余市を歩く

  今日も快晴、秋雨前線は本州にかかり北の大地は雲一つないよい天気、これも日頃の行いかと感謝しながらまっさんの里余市に向かう。

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 「日本で本物のウイスキーを作りたい」 という夢に生きた男とその夢を支えた妻、まっさんとリタの愛の物語誕生の地である。

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 蒸留所の構内に入ると、ナナカマドの赤い実と色づき始めた樹木の葉が、まぶしい陽の光に輝く。

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青い空に石積みの赤いとがった屋根、入り口近くにはウイスキーの樽が積み重ねられ、よく見る絵になる光景が目に飛び込んでくる。

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 構内をゆっくり歩きながら建物の中に入ると、蒸留所ではポットスチルに火が入っており独特の香ばしい心地よい香りである。

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 創業時の事務所やリタの家、まっさんの生家など洋風の建物が並ぶ構内は、異国情緒を感じさせるよい雰囲気である。

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       リタの家

 理想のウイスキーづくりを求めて、まっさんとリタの二人が辿りついたという余市の里は、スコットランドと同じ環境の地ということで、小樽よりさらに小一時間も奥に入ったところにある。

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       マッサンの家

 一通り製造工程を見ながら歩くと、ブレンデッドモルトウイスキーで世界一の評価を受けた竹鶴ブランドの試飲ができる建物に出る。

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      この奥で好きなウイスキーが飲める

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 妥協することなく夢を追い続けたまっさんとリタの想いと情熱を、手に持ったグラスでじっくりと味わいながらの余市の里である。

 

 

 

 

金森赤レンガ倉庫街  函館を歩く

 函館というと334mの函館山から眺める夜景が、百万ドルの夜景とか日本三大夜景の一つとか言われることが多い。

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 その函館山もマイカー規制が厳しく、歩いて登るかロープウエー、もしくはバスを利用しないと登れなくなっているようである。

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 それではと港の近くにある金森赤レンガ倉庫街を歩いてみることにする。夕日に照らされた赤レンガの壁に緑のツタの葉が絡んで、見た目の雰囲気が良い。

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 中には今風のレンガつくりのチャペルもあり、結婚式が行われている。その前には大きなリムジンがそれの終わるのを待っている。

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 ここも外国の観光客や若者でにぎやかさは都会のそれと変わらない。倉庫の中はそれぞれ土産物やガラス製品などが並び購買心をあおるディスプレーになっている。

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 驚いてしまうのは一般のドラッグストアーなども入っており普通の商店街みたいな雰囲気でもある。

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 見るだけでも結構楽しめる倉庫街であるが、買うものはないので、そろそろ温泉にでも浸かって冷たい飲み物でもという時間になってきた。

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 この倉庫街の夜景も見ごたえがありそうであるが、喉を潤すことを優先して引き上げることにした。

 

 

 

大沼公園   北海道新幹線で

 3月26日に開通した北海道新幹線に乗ってみたいという幼児的発想で大沼国定公園を目指した。東京から4時間2分で新函館北斗駅に着く。

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 ビジネスではいつも盛岡まで利用しているがその先は初体験、乗車時間には 「4時間の壁」 という言葉があって、列車に乗るか飛行機を利用するかの限界だといわれている。

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           駒ヶ岳

新しい駅舎を降りると、秋雨前線でぐずついている本州とは違って、青い空に大きな白い雲が浮かぶ陽射しの強い新駅の駅頭である。

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 車両はコバルトブルーとシルバーメタリックのツートンカラーの 「ハヤブサ}、 マスコミの報道などでは乗車率が39%とかあまりよくないことを耳にするが、週末の座席は満員である。

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 新青森駅を出ると黄金色に輝く田園地帯を走るが、風雪よけのトンネルが多く景色は十分というほど満足しないうちに海底に潜っていく。

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 全長は53.9km、あのフランスとイギリスを結ぶドーバー海峡線が50.5kmである。深さも水深140m、さらに砂地の下100mなので最深部は240mになる。

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       沼畔の頭上のトビ

 因みにドーバー海峡線は水深60m、砂地40mで最深部は100mになる。深ければいいか長ければいいかという問題ではないがすごい技術力である。

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 現地についてみると青森の人たちと中国や韓国の人たちが多い。新青森からは1時間1分なので、青森の地元の人たちは日帰りで観光しているようである。

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 新函館北斗駅からは大沼公園まで車で30分ほど、ビジネスで札幌に来ることは多いが函館を訪れることは少ない。

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 まして大沼公園は学生時代の貧乏旅行以来なので約半世紀ぶりぐらいになる。大沼をぐるりと回るとその大きさときれいな風景に新たな感動である。

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 その大きさを見ると思わず沼と湖の違いってなんだろうと思ってしまう。調べてみると水深が5m以下で水草がどこでも群生しているのが沼だということである。

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 静かな水面のかなたを眺めると、三つの大きな沼の背景には、上空を流れる雲間に駒ヶ岳の頂上が見え隠れする。さわやかな北の風を胸いっぱい吸い込んだ、美しい風景が展開している大沼公園である。

 

 

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