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鳥見

ミヤマホオジロ   初冬の山

 無意識で歩いているといつも同じコースを同じ方向から歩いている。すると見える景色もあまり変わり映え無くアングルも同じになってしまう。

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 たまには違う散策路を歩いてみようと試みた。そこは考えていたよりもまったく違う景色で新鮮な感動を覚えた。

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 同じコースでも逆から降りてくると、見える風景が違う。以前水平思考という発想法が頻繁に言われた時期があった。

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 まさにその通りで発想方法を変えるだけでいろいろな見方ができる。冷え込む初冬の山を歩きながらそんなことを考え、鳥との出遭いを期待した。

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 期待の鳥は姿を見せてくれないが、ミヤマホオジロが以前よりも人慣れしたのか木に止まってくれたり、地面に降りたりと良い被写体になってくれる。

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 でもなかなか背景の抜けた場所やすっきりした枝には止まってくれない。それでも以前よりはフレンドリーになってくれたかなという今日のミヤマホオジロである。

コハクチョウ   飛翔

 湖畔のコハクチョウは寝不足なのか今朝の餌取りには出かけないようなので、近くの沼を覗いてみた。

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 ここにも十数羽のコハクチョウがいて双眼鏡で覗くと、すでに数羽が飛び立ったところである。

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 残りもすぐに飛び立つだろうと期待して待つことにした。案の定次の陣が飛び立って行った。

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 雪が降った少し白くなった山を背景に飛ぶコハクチョウの姿は、この時期の風物詩ともいえる良い光景である。

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 絵心はなくはないが、少し青みがかった山々の濃淡を背景に真っ白なコハクチョウの飛ぶ姿は美しい。

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      青空も素晴らしいが、夜明けの出陣もまたいいものである。

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 同じところに長く居座るタイプではないので、タイミングよく飛んでくれるとうれしいが、本当は一日じっと待っていたら、良い場面が撮れるのかもしれないコハクチョウの飛翔である。

 

 

トビ    飛び飛びに

 広い田んぼの中にある電線に、何か大きな鳥がたくさん止まっているのが遠くから見える。

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 カラスかなと思いながら見てみると、なんとトビの群れである。トビはそう珍しくないが、群れでいると見逃すわけにはいかない。

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 何かトビの集会でもあったのか、それともこれから悪巧みでも考えているのかと訝しがりながら眺めてみる。

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 どうもこれもカラスと同じで、広い田んぼで行われている田起こしのあとの昆虫などの餌を狙っているらしい。

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 それにしてもすごいトビの群れである。ざっと見ても30~40羽ぐらいの数になるが、こういう光景は初めてである。

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 電柱の上や横柱に止まっているのは良いが、電線にこれだけの数が止まると、かなりの重量になるのではないかと心配になる。

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 こんな風に集まるのは仲間に連絡するのか、おのずと本能で餌のある場所がわかるのか不思議なものである。ただのトンビが飛び飛びに止まっている珍しい光景であった。

ミヤマガラス   群れで

 耕運機で耕して土を掘り起こしている田んぼにたくさんのカラスの姿がある。普段であれば「なんだ、カラスか」と通り過ぎてしまうところである。

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 ただその数が異常に多いので、もしやとじっと見てみると、嘴が白っぽく見えるのでミヤマガラスだなと近づいてみる。

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 なぜなら、この群れの中にコクマルガラスが混じってはいないかと思ったからである。中に違う色の鳥が見えるがよく見ると、トビである。

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 大きなトラクターが耕している後ろをついて回っている。たくさんのミミズなどが出ているのだろう。ミヤマガラスは農耕地の土の中にいるミミズや昆虫を食べるので、嘴が鋭くとがっているのが特徴である。

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       トビも仲間入り

 カラスの仲間では珍しく渡ってくるカラスで、冬場に数が多いカラスの群れはだいたいミヤマガラスであることが多い。

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 その混群の中にコクマルガラスを探すのがまた一つの楽しみでもあるが、なかなかきれいなコクマルガラスに遭ったことはない。

 

 

ヒシクイ    国の天然記念物

 冬鳥の中でもよく似ているのが、マガン、ヒシクイ、オオヒシクイではないかなと思う。嘴の部分と頭がよく見えないと判断が難しい。

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 群れで行動することが多いが、今の時期は刈り入れの終わった田んぼのもみ殻などを捕っていることが多い。

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 ヒシクイの名前の由来はヒシの実を食べるところかららしいが、日本では1971年に国の天然記念物に指定されている。

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 環境省のレッドリストにも乗っているが、冬になって空を飛ぶ姿などを見ると、かなりの数が飛んでいるので疑問に思うこともある。

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 コハクチョウと共に湖畔を塒にしているようであるが、こちらは早起きらしくすでに行動を始めているので、飛び立ちを期待したいところである。

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      睡眠中のコハクチョウの安眠妨害を避けて!

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 あいにく夜明けが遅い冬の天気なので、画像は満足しないがそろって飛び立ってほしいなとじっと待っているところである。

 

コハクチョウ   雪と共に

 12月に入って一段と寒さが厳しく感じられると思ったら、近くの山間部でも雪が舞ったとか言われる。

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 高い山の頂にはすでに白い雪が見える。コハクチョウが来ているというので、朝の食事に飛び立つ前に塒を覗いてみた。

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 このタイミングが難しく陽が上った空の飛翔を撮ろうと思っていくと、飛び立った後だったりすることがある。

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 早めに塒で待っているが、首をすくめたままで飛び立つ気配がない。たまに数羽が頭を持ち上げるので期待するが、寝不足のようである。

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 塒を飛び立つと近くの田んぼで朝食をとるので、そちらに向かえばいいが、一応飛び立ちを狙っている。

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 地元の人によれば、いつもはもういない時間だけどというが、その素振りすら見せない。何とか飛び立つところをと、寒い朝待っている湖畔である。

 

 

 

オオワシ   飛翔

 猛禽の飛ぶ姿でもスピード感のあるハヤブサやハイタカ、オオタカなどは、なかなかその鋭い飛翔姿をファインダーに収めるのは難しいが、オオワシは悠々と飛んでくれるので助かる。

Photo_3 飛び出しを予測できて狙っていたが、結果を見たらピントが甘いしぶれている。早朝の手持ちの難しさか腕の悪さか、といえば後者であろう。

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 時間があればしっかり準備をして、やはり三脚を使わないと難しい場面である。残念ながら真上を飛んでくれたが、不満足な画像が残ってしまった。

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 沖合に飛んだオオワシは、湖上で獲物を捕ってそこで食べたようで、かなりの時間がたった後ゆっくりと満足げに飛んできた。

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 大きく羽ばたく姿は、黄色の大きな嘴と黒く横に開いた翼の白い模様、尾羽の白さがよく似合う。

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 その飛翔姿も大きく黄色の嘴を動かしているので、食べ終わった後で満足していつもの止まり木に向かっている姿である。

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 できればその足元に魚か水鳥を掴んでいる飛翔姿を期待したが、次回のお預けになってしまった。

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 それでも現地についてすぐに大きく飛ぶ姿を見られたので、満足するという早朝の湖畔であった。

 

オオワシ  20年の皆勤賞

 昔、小学校の卒業式では、一日も休まず卒業式を迎えると皆勤賞がもらえた。最近の学校ではそういうものがあるかどうか定かではない。

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 親の都合で旅行に行く休暇をとる生徒もいるというので、皆勤すること自体の価値観が変わってきているのかもしれない。

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 そんな中で、20年間も冬になると毎年律儀に帰ってくるオオワシがいる。地元の人たちは元気なおばちゃんと呼んでいるが、寿命の長さに驚く。

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 一般にオオワシの寿命は20~25年といわれているので、人間でいえばかなりの高齢である。でも人も高齢でも元気な人が多いので、鳥の世界も高齢化現象が起きているのかも知れない。

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 早朝に現地について待っていると、大きな羽を広げてバタバタするので、そろそろ飛び出すなと期待度が膨らむ。

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 そのうちに大きく羽ばたいて飛び出した。真上を飛んで湖畔の方に飛び去ったが、真下で見るオオワシの全開翼は大きく、その名の由来を再認識したところである。

 

ミヤマホオジロ   小枝に止まって!

 目当ての鳥を探しに月に二度は山間に入るが、なかなか本命には出遭わない。ついでと言ってはなんだが、ミヤマホオジロの餌場を覗いてくる。

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 いつも夢中で餌を探しているので、斜面の叢にその姿はある。少しでも良いところに出てくれないかとじっと待つが、枯草の中に頭を突っ込んでいる。

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 時々警戒するかのように近くの横になった草の茎に止まってあたりを見回している。近くの小枝に止まってくれないかと思いつつレンズを向ける。

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 ミヤマホオジロの魅力は、黒い胸の三角のエプロンと喉元の黄色、冠羽の黄色と黒のコントラストである。

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 それも叢では良い色が出ない。何とか飛び出してくれないかと願いつつレンズで追いかけるが、草葉の陰に入るばかりである。

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 数としては数羽の群れなので、探すのにはあまり苦労はしないが、枯草との保護色になってしまう。

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 贅沢は言わないが、そのうちに枯れたススキの穂に止まるとか、すっきり見える小枝でポーズをとってほしいものである。あきらめないで通うことにしよう。

 

 

コガモ  エクリプスも終わって

 冬鳥の季節になって水鳥の仲間の冬鳥であるコガモは、一番早くやって来て一番遅くまでいるといわれている。

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       コガモ ♂

 そんなわけで北国から飛来して来たばかりは、オスでもエクリプス状態でメスと同じような装いであった。

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       コガモ ♀の着水、きれいな緑の次列風切

 しかし最近はその換羽も終わり、オスはすっかりきれいに衣替えをしている。そのせいか、ここでも伴侶探しかメスが飛ぶと、そのあとをオスが追いかけたりしている。

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      追いかけて♂の着水 ナポレオンハットが特徴

 一見あまり目立たないコガモであるが、メスも羽を開いて飛ぶ飛翔姿の時は茶褐色の中に緑のきれいな次列風切羽が見える。

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 この次列風切は本来緑色であるが、光の屈折加減で青に見えたりするので、飛翔姿がさらにきれいに見えるのである。

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 オスは換羽が終わるときれいなナポレオンハットをかぶっているので、泳ぐ姿もきれいに見える。それぞれ表面上の良さだけでなく、地味ではあるがメスの良いところもじっくりと観察してあげたいものである。

 

 

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