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鳥見

ハイタカ    目の前を横切って

 立春が過ぎても朝の冷え込みと冷たい風は、早朝の鳥見人には厳しい試練であるが、朝陽の昇り始めた土手を歩く。

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 鳥の姿は少なく、もう少し陽が高くなるまで待とうと河原の枯れ草を眺める。逆光のシルエットに小さな二羽の鳥の姿。

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 その飛び方から見ると、どうもベニマシコのようである。そろそろベニマシコも北のほうに帰る時期になる。

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 あまり鳥の姿もないので引き上げようかと考えていると、目の前を猛禽の鋭い飛翔姿。ハイタカがセキレイを狙ったようである。

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 土手を横切って河原の高いニセアカシアの枝にとまった。幸い背中を向けているので、気づかれないように接近する。

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 それでも鋭いまなざしで振り返って警戒心をあらわにする。鳥見をあきらめての帰り際のハイタカはうれしい出遭いであった。

ヒレンジャク  Ⅱ  運動不足かな?

 健康のために一日一万歩を目標に歩くようにしている。エスカレーターでも動く階段を歩いて昇る。

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 これが結構疲れる。都内では古い地下鉄は階段が少ないが、新しい地下鉄ほど深度が深く、その分エスカレーターや階段が長い。

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 時々さぼってエレベーターやエスカレーターを多く利用すると、ベルト周りがきつくなってくる。

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 目の前のヤドリギにとりついているヒレンジャクが、ふっくらと丸くなっている。これはおいしいものを食べている割には運動不足かなと推察する。

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 ヒレンジャクの良いところは、後ろ姿のきれいな羽の色と鋭い目つき、モヒカンルックでスレンダーな姿である。

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 たまに羽を広げて飛んでくれるが、ヤドリギのある樹木の近くばかりである。これでは運動不足になる。ヒレンジャクの旺盛な食欲を見ながら、「ヒレンジャクを見て我が振りなおせ」であった。

 

ヒレンジャク    待鳥来る

 今シーズンはレンジャクの当たり年だとか言われていたが、地元での出遭いは今までなかった。

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 そろそろかなと思いながら公園に足を運んでみると、いつものヤドリギが少なくなっている。

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 ヤドリギというのは漢字で書くと寄生木と書く。よって本体のケヤキに寄生しているわけで、ケヤキの養分をいただいている。

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 自らはいただいているという認識があるかどうかはわからないが、公園の管理の人によると、本体のケヤキが弱ってしまうという。

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 というわけで寄生木のついた枝を伐採したらしい。それではレンジャクが困るでしょうというわけになる。

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 レンジャクは他を探せばいいかもしれないが、それを待っているバーダーはさらに困ってしまうのである。それでもほかの近場に来てくれたので、今シーズンの出遭いが叶ったという嬉しい場面である。

 

バン     親子で

 赤い鳥を執拗に追いかけているがなかなか姿を見せてくれない。今朝は同じ赤い鳥でもクイナの赤いのを狙ってみた。

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 時々水辺を歩くときに鳴き声が聞こえたりするので、間違いなくいるはずなのだが、声はすれども・・・・の場面である。

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 たぶん一日中待つつもりで腰を据えれば願いは叶うかもしれないが、性格的に動き回ってしまう。

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 最近はクイナすら姿を見せなくなっている。無理もないが、近くには猛禽類の羽を休める枯れ木がある。

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 そもそも両方狙っているのがよくないのかもしれない。昔から「二兎を追うものは一兎をも得ず」といわれる。

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 それではと、手ぶらで帰るわけにも行かないので、嘴だけが赤い仲間をファインダーに収めて帰途に就くことにした。

 

 

ジョウビタキ メス   残雪を飛ぶ

 冬鳥たちも来たばかりのときは警戒心が強く、すぐに藪の中に入って隠れたり、高い樹木の枝に飛んだりしてシャイな一面を見せたものである。

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 ところがこの時季になるとすっかり人の姿やその動きにも慣れて、近くに来たり近づいても一定の距離を置いてはいるが、遠くには行かない。

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 日当たりの良い枯草の近くにいると、目立たない地味な装いのジョウビタキのメスも、意識しているのか、「ヒィッヒィッヒィッ・・・・・・」と存在感を誇示するような鳴き声を聞かせる。

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 そうならば無視しては失礼だとレンズを向けてみると、待ってましたと言わんばかりにそれなりに動き回ってポーズをとってくれる。

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 そして、願わくば残雪のある草むらを背景にしたいなと思うと、その願いが通じたかのように雪の近くに飛んでくれた。

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 白い雪にジョウビタキのメスの色も映える。見直すと結構地味なりにきれいな色をしているなと再認識。最後には、その羽を広げて飛び出しまでみせてくれたのである。

 

 

 

ミヤマホオジロ メス   私もいるわよ

 雪の上に遊ぶ野鳥の群れを見つけて、飛び立つ前にと足早に駆けつけてみると、カシラダカであった。

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 そんな時でも、この群れの中にミヤマホオジロが混ざっていないかと、眼をさらのようにして探す。

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 カシラダカと言って馬鹿に出来ない。レッドリストに載ったぐらいだから、そのうちには希少価値のある鳥の類に入るようになるかもしれない。

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 陽が当たらない山影の斜面の雪の上には数羽の動く鳥たちの姿。少し近づくと飛び立ったそれはミヤマホオジロであった。

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 よく見るとミヤマホオジロのメスである。探していたのはオスなので肩の力も抜けるが、白い雪背景の枝どまりにはなった。

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 見返りスタイルのその顔を見ていると、「私もいるわよ」と主張しているように見える。メスがいるということはオスもいるはずと期待を持って探す山間の斜面である。

オナガガモ   ピンテールが特徴

 水鳥には疎いほうであるが、冬になると何となく水鳥の姿を見たくなる。そんなわけで公園の池に足を運ぶことが多くなる。

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 たまには珍しい水鳥が飛来しているのではないかという期待感をもって池の周りを歩くと、仲良しのオナガガモのペアーが見える。

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 白鳥の群れなどがいるところに行くと、このオナガガモが集団でいることが多い。名前の通り尾羽が特徴で、餌を採るときに頭を水中に入れてお尻をまっすぐに持ち上げていることがある。

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 その姿をピン・テールと表現することがある。それを期待しながら池の動きを見ているが、仲良しペアーのオスはそんなはしたない姿はメスの前で見せない。

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 鴨を見ていると、蕎麦好きな人間としては鴨汁そばを思い出してしまう。愛鳥家としては不謹慎であるが、鴨肉の美味しさは、一番がコガモ、次がマガモで三番にオナガガモがあげられるという。

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       「こらこら、何を考えているんだ!」と、つぶやきが聞こえる

 因みに蕎麦屋の鴨は合鴨で、マガモとアヒルの掛け合わせが多く使われている。ぜひ美味しいといわれている鴨汁でそばを食べてみたいものである。

 

 

ミヤマホオジロ  Ⅱ  凛々しい冠羽

 ミヤマホオジロの魅力は何といっても冠羽を立てた凛々しい姿である。ところが平地に降りているときは、その冠羽を立てないで採餌している。

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 一般には冠羽を立てるときは、危険を察して警戒しているときの姿だといわれている。目の前の雪の上ではその冠羽が閉じられている。

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 よく言えば安心して採餌しているよというサインなのかもしれない。周りに誰もいないので、レンズだけで追いかけているとどんどん近づいてくる。

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 あまりにも近づいてくるので、ズームで良かったなと思う場面である。これが単焦点の長いレンズだったら画像がフレームアウトしたところである。

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 それでも冠羽をたてたしっかりした姿をと待っていると、時々近くの樹木の枝に飛び上がることがある。

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 今回も同じアングルばかりなので少し体勢を動かしたら、それに反応して飛び立って、その凛々しい姿を見せてくれた雪の一場面である。

 

ミヤマホオジロ   雪がらみを求めて

 立春も過ぎたのでもう雪は降らないかと思っていると、天気予報ではまた寒波がやってきて雪が降りそうだといっている。

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 冬季オリンピックも始まったので雪降りもいいかとは思うが、日本海側の降り方を見るともう少し雪は平昌において来てほしいと思う。

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 新雪に遊ぶミヤマホオジロを理想として狙っているが、なかなか思うようにその場面が作れない。

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 休日カメラマンとしてはどうしても週末に偏ってしまう。せめて雪の残っているうちにと山へ向かう。

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 北側の斜面には雪が残っているが、低地や水の流れているところは雪が少なくミヤマホオジロが採餌中であった。

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 せめて雪がらみのミヤマホオジロをと、じっとその動きを見ていると、周りに人がいないせいか、どんどん近づいてきてくれる。何とか雪がらみのミヤマホオジロになった休日である。

ハシビロガモ   嘴を水面に

 水鳥で好きなのはグリーンメタリックが鮮やかな色に見えるときである。そんな目線で見ていると、頭部がその色の水鳥は多い。

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 その緑色が一番はっきりしているのは、マガモのオスやヨシガモのオス、カワアイサのオスである。その他では側頭部が緑できれいな鳥は、アメリカヒドリのオス、コガモのオスなどである。

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 早朝の公園の池の散策路を歩いていると、朝陽が当たり始めた水面を静かに滑るように動いているのは、ハシビロガモである。

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 これも頭が緑色で結構きれいな装いをしている。特徴は名前でいわれているように嘴が横に広いことである。

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 採餌は種子やプランクトン、昆虫、魚類などであるが、水面に嘴をつけて水ごと食物を吸い込み、嘴で食物だけを濾し、取り水だけを吐き出して採食を行う。

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       水面に口をつけて採餌中

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 ちょうど掃除機の吸い込み口ようにして水面を動きまわっている。何となくその姿が面白くてハシビロガモの後を追いかけてしまう。本命が出てくれない池の端の鳥見である。

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