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    野鳥たちの表情を表現できればと思っていますがショットが精一杯。

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    一期一会の心に残る風景

淡島の一日

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    奈良の帰りに淡島に一泊。夕日と富士山がきれい。露天風呂から正面に富士山が見える。

四国・四万十川の旅

  • 金比羅宮
    2008年5月の連休の四国四万十川の旅

森林浴

ヤクスギランド  天気予報の当たらない島

最近、東京では天気予報がよく当たる。スマートフォンなどでは、何時に雨雲が発生しますと連絡さえ届く。

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ここ、屋久島では天気予報は全く当たらない。曇りのち晴れの予報に対して、朝から雨が降ることもあるという。

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             古木の上に新芽

屋久島には、亜熱帯の気候から亜寒帯の気候まで日本列島各地の気候が詰まっているといわれる。

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             ヒメシャラ

海岸近くは一年中ハイビスカスが咲き乱れる亜熱帯、山頂へ行くと北海道の様な冷涼な亜寒帯で、日本の縮図といわれ植生が垂直分布している。

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             切り株更新

ヤクスギランドは安房から16kmで標高1000~1300mにある。海岸近くにある宿を出るときは空も明るく、天気予報は曇りのち晴れ、期待に胸を膨らませて原生林に向かう。

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        荒川橋

車の高度があがっていくと、だんだんと雲が多くなり靄がかかってくるようになる。七曲の林道を一時間ほど登ると雨が降り出して、巨木が多くなり、苔むした木々が雨にぬれて植物がさまざまな表情を見せてくれる。

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屋久杉は、樹齢1、000年以上の杉のことで、その中でも現在のところ最大とされているのが縄文杉だといわれている。縄文杉の本当の樹齢は定かではないが、一説によれば7、200年といわれている。

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   ヤマグルマ 根を巻きつけ杉を絞め殺すこともある

樹齢1、000年未満の杉は、小杉と呼んで区別しているようである。今回は日程の都合とかみさんも一緒なので、この7、200年の縄文杉は次回の楽しみにした。

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           くぐり栂

整備された雨にぬれた木道を歩いていると苔むした古木の間に、ヤクシカやヤクサルの姿を見ることができる。人間の姿を見ると森の奥の方に入ってしまうが、一般にシカもサルも小柄で毛がふさふさしている感じがする。

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             岩の上に成育する

森の中に動物がいるということは、山ビルもいるということなので気をつけないといけない。木の枝から落ちてくるので、首から入ったりすると大変である。

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          仏陀杉  樹齢1,800年 幹回り8.0m

山ビルの脅威は経験しているので、ここでは出あわないことを念じつつ歩く。幸い傘をさしているので直接は体に着くことはないだろうと思う。

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潜り杉や潜りツガなど巨木の中を抜けたりしながら、太古からの大自然と歴史が作り出した緑の森を満喫しながら雨の登山道を歩く。

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         双子杉

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               ねじれ杉

標高1,200mの屋久杉ランド付近は、雨模様であったが海岸近くに降りてくるとその雨もなく夕焼けがかすかに海を赤く染めていた。風呂に入り明日の晴れを祈りながら、島の焼酎「三岳」をロックで煽る。

北信濃   みどりが池を歩く

いつもならゴジュウカラやニュナイスズメ、キバシリなどがいる遊歩道は幸か不幸か通行止め、別の遊歩道を歩くと野鳥の小道に出た。緑が鮮やかで気持ちがいい。

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緑の色のきれいに苔むした倒木を眺めながら道を進むと、たまに会うのは高齢のハイキング姿のご夫婦、旦那様が奥様に植物の花の説明を丁寧にしているのはほほえましい姿である。

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戸隠は吉永小百合さんのJRのコマーシャルで一躍パワースポットとして有名になり、観光客もかなり多くなったが、戸隠神社への参拝客がほとんどでここ森林植物園は穴場というか人影はあまり見かけない。

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確かに朝早くから来る人は少ないのだろうが私の行動パターンとしては、朝早く行動して早めに引き上げることにしているので、団体様が到着するころには帰り支度をしているのが常である。

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原生林の森を抜けると小さな池があり、水面に浮かぶ水草の葉の中を泳ぐカイツブリの親子が見える。一方にはカルガモの親子が行列を作って水草を掻き分けて泳いでいる。

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                   カイツブリ

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         カルガモ

池の中にある止まり木に子供たちを見守るカルガモのお父さんがいる。池の水面は風が少ないせいか、鏡面のようになって回りの景色をその上にきれいに写している。青い空があればさらによかったのにとつい欲張ってしまう。庶民の性である。

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        みどりが池

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池に遊ぶ水鳥たちを眺めながらひとまわりして、大きな丸太を半分に切って作ったどっしりとしたいすがあったので腰を下ろして休むことにした。座っていると静かな涼風がほほをなでていく。

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         カルガモの親子

正面には曇り空で見えないが、晴れていればこの池の水面に戸隠連峰が写るのだろうと想像しながら上空で鳴くホトトギスの声を聞いている。

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ホトトギスは鳴きながら飛んでいることが多いので姿を見つけるのは少し難しい。鳴きながら飛ぶのか、飛びながら鳴くのかどちらなんだろうか、と考えながら声のするほうに後を追いかけるが姿は見えない。

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ハンノキやミズナラ、ハルニレなど原生林の緑の木々に囲まれた北信濃の小さな池での心の安らぎのひとときである。耳を澄ましているとなんとサンコウチョウの声が聞こえる。この森にもサンコウチョウが入っているのだと探したがなかなか簡単にはその姿を見せてはくれなかった。

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みどりが池は近くの細流をせき止めてできた池だといわれているが木々のざわめきと野鳥のさえずりが聞こえる癒しのスポットである。

戸隠の森  木道を歩く

節電の都会の夏を離れ自然のクーラーでの涼を求めて、早朝のハイウエーを信州に向けて走る。1000円高速制度は終わってしまったが休日割引と早朝割引はあるので、五時にはETCゲートをくぐった。

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早朝なので道路は空いていて順調に走り、八時半ごろには信濃町のインターをでて、小林一茶の故郷、柏原の町をぬけて戸隠高原へと向かう高原の道を走っている。

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途中緑の濃い七曲の山道を登りながら野鳥の声を聞く。窓を開けると涼しい風が入ってくるので鳥の声とともに高原の雰囲気が伝わってくる。

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カッコウやホトトギスの声を聞くと山に来たという実感がわいてくる。道路と並行に流れる川沿いの林からオオルリらしき鳴き声も聞こえる。

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しばらく走ると戸隠神社の奥社への参道の入り口につく。最近の流行の山ガールの影響か本格的な登山姿の若い女性が多い、奥社からは戸隠山への登山道がある。

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我々の若いころはニッカポッカに厚手のハイソックス、登山靴というスタイルが多かったが、最近はすっきりとしたスポーティな登山姿である。

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奥社の参道の入り口の脇を入るときれいに整備された木道がある戸隠森林植物園である。ここから参道の隋神門への散策路の途中にアカショウビンの餌場があり、営巣もしているところである。

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木道を歩いているといろいろな野鳥の声がきれいに聞こえてくる。よく通る声ではアカハラやミソサザイ、コルリ、キビタキなどである。時々赤ゲラが鳴きながら幹を登ってゆく。

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          キビタキ

木道に沿って流れる川には、もう時期が過ぎた水芭蕉の大きな葉が茂り、その葉の間をアオジなどが飛び交っている。

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          キビタキ

涼しい高原の空気の中を朝の陽の木漏れ日が木道を照らし始め、小鳥たちの大合唱が始まる。高原での小鳥たちの鳴き声では、都会に多いカラスやヒヨドリの鳴き声が少ないことがうれしい。

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うっそうとした杉並木や、雑木林の中をゆっくりと歩いていると都会の雑踏を忘れ命の洗濯ができるようである。さすがに木陰に入ると天然クーラーできもちがいい。耳を澄ますと遠くで「キョロロロー」とアカショウビンの鳴き声が聞こえる。今日はいいことがあるかもしれないと期待に胸を膨らませて木道を歩いている。

都民の森  大滝の路を歩く

梅雨明けと同時に毎日猛暑日が続き、海の日を含んだ三連休も厳しい暑さである。猛暑を避けて森林浴をしようと檜原村の都民の森に向かう。

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早朝の道路は空いているので五日市駅前を過ぎると秋川街道は車は少ない。天気がいいのでオートバイのツーリングが多い。曲がりくねった川沿いの狭い道は追い越しがたいへんである。

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オートバイも多いがこの山道を登るサイクリング車が多いのに驚く。車でも大変な坂道を一生懸命にこぎ上がっている。熱中症が話題の昨今であるが日ごろからの訓練が大切であることが分かる。

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オートバイのライダーは、体を右に左に傾けながら追い越し禁止の黄色のセンターラインが邪魔なように車の後ろをついてくる。自転車に対しては大きくよけて迷惑をかけないように追い越していく。_1702

         檜原村から東京湾方面

少し広くなった道路の直線部分で道を譲ってやると一気に追い抜いてゆく、追い抜きざまに左手で軽く「ありがとう」の合図、フルフェイスのヘルメットなので表情はわからないが、すがすがしいライダー達である。「気をつけて行けよ」と心の中で呟く。

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          ヤマユリ

秋川街道から奥多摩周遊道路へ入ってゆくとさらに七曲りが厳しくセンターラインも追い越し禁止のポールが経っているので、身軽なオートバイは先行させてやるのが一番よさそうである。

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                木チップのセラピーロード

都民の森には7時ごろにはついてしまった。駐車場は8時からであるが、すでに開いていて多くのオートバイや、自転車などが止まっている。ここから先、奥多摩湖への道はまだ閉鎖されており数多くのオートバイが開門を待っている。

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         三頭大滝

駐車場で登山靴に履き替えて、森林館を横に見て大滝路の木チップの森林セラピーロードを歩く。緑の木々の間から朝日がこぼれ木チップを照らす、木チップは弾力性があり足が軽くなったような感じがして軽やかに足が運ぶ。

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               大滝の流れ

野鳥たちの声を聞きながらしばらく歩くと、三頭大滝に出る。ここからは急な登りになり、三頭沢沿いに水の流れとマイナスイオンにあふれた野鳥の森コースへと入る。時間が早いので人影は少なくのんびりと歩くことができるが登りがきついので額からの汗はバンダナのハチマキから滴り落ちる。ゆっくりと一歩一歩渓流沿いの坂を登る。

エナガ   観察路を歩く

公園内は観察路が整備されていて、緑の木の下やきれいな水の流れる川べりを歩くことができる。

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観察棟から早川の支流の黒桂河内川に向かって観察路がある。池を囲んだ周りの木々に、エナガの群れがやってきたようでにぎやかに鳴いているので、そちらの方に移動することにした。

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木製のベンチがあり座って眺めることができる。忙しく動き回るエナガはなかなかじっとしていてくれないが、近くの木の枝に来てくれたのでよく見ることができる。

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しばらくの間楽しませてくれたが、やがていなくなってしまったので、少し増水している河原を歩きながら、ホオジロノ鳴く森の方へと向かう。

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この河原は、増水が激しいときは一面川になってしまうので通行不能になってしまうようである。白く水しぶきを上げる川の流れをみながら、コナラやハンノキなどが生える雑木林の中を歩く。

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ほとんど日の当らない林の中は、青く苔むした石や岩があり、ギンリョウソウなどがひっそりと咲いている。地面に太陽の光がほとんど当たらないので下草があまり生えないので歩きやすく道ができている。

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河原から坂道を登ったところでオオルリの鳴き声が聞こえていたが、緑の木の枝が茂っているので姿はなかなか見つからなかった。

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誰もいない山道は、野鳥の声と川の流れの音だけで、のんびりと森林浴をすることができる。やがて下り坂になり降りてくると、バンガローが並ぶ平地に出てくる。

ヤマセミには逢うことができなかったが、他の野鳥たちの囀りを聞きながら早朝の自然観察路を楽しむことができた。この次は、ぜひとも「キャラ、キャラ」という声を聞きたいものである。

南アルプス邑 ヤマセミに逢いたくて

九州では大雨でかなりの被害が出ているとニュースでは伝えているが、関東では梅雨前線が少し南に下がり、快晴とは言えないが雨は上がっている。

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         ヤマセミ橋

相変わらずの早起きで、早川まで行くことにした。5時に家を出て7時半には、昨日までの雨で増水し白く濁った早川沿いの道路を上流へと快適に走っている。

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         早川

休日とあって行き違う車も少なく、たまに誰も乗客のないバスとすれ違う。途中,工事で片側通行の道路,増水でながれの激しくなった川を見ながら坂道を慎重に上る。

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公園の入口の駐車場には大きなヤマセミの姿が見える。実はこの早川町の町鳥は何と”ヤマセミ”なのである。町のいたるところにヤマセミ云々の看板が多い。

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激しい川の流れの音がする吊り橋を渡り野鳥公園に入る。アーチ形になった吊り橋も真ん中ぐらいに来ると足元が揺れる。この吊り橋は狭いが軽自動車は渡っていく、公園の管理人さん達は車で通勤してくるようであるが、もちろん一方通行である。

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公園の中は自然観察路が整備されていて、せせらぎの水路の音とともに野鳥たちの鳴き声がきこえてくる。管理棟の観察室からはガラス越しに水場や小鳥が餌を食べているところが見える。

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         マヒワ

あわよくばヤマセミに逢えるかもと思っているが、時間的には遅いので中途半端である。ヤマセミにはまだ一度しか逢っていないので、今日はぜひとも逢いたいと思っているが管理人さんの話だと最近はあまり顔を見せてくれないとのこと。

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そういう意味では今日は条件が悪い、昨日からの雨で川は濁っているので池の水も少し濁っている。それでも、かすかな期待を込めてじっくりと待って観察することにする。

新緑を求めて  高尾山を歩く

早朝の電車で山に向かう、早朝の下り電車は山登り姿の人たちが数人で社内は空いていてゆっくりと座ることができ,高尾山口には7時についた。

休日でもケーブルカーは8時半すぎないと動かないので6号路を山頂目指して歩くことにした。いつもかみさんと一緒のときは、ケーブルカーで登り、この6号路を下山することが多かったが今日は、下りに使っていた6号路を登る。

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途中、高尾山病院までは川に沿って舗装された道路であるが、川を渡り病院の手前を左に入ると登山道になる。朝の陽が木々の間を照らしたぬかるんだ登山道を登る。

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樹齢数百年の杉の木の根が登山道にむき出しになり、奇怪な形をみせる。その姿は山登りをする人たちの歴史の跡を如実に見せてくれる。登山道の両側の傾斜には左右にシャガの花が咲いているが、たて看板がありシャガの効用という説明がある。

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                シャガ

それによると、シャガは地上に出ている茎よりも地中にある根の方が太く長く、群生するので、土砂崩れの予防になるのだという。平地では見ごろが終わったシャガの花は、今この高尾山では満開で見ごろであり、自然防災に役立っているのである。

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               硯とか碁石にする硯岩

登山道脇には「硯岩」、書道の硯や囲碁の碁石にする岩だそうで加工がしやすそうである。梅雨の晴れ間のせいか、登山道は水の流れが多い。琵琶滝を過ぎ川沿いに上るとそろそろ鳥たちの声もたくさん聞こえるようになる。

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休日なので家族連れなどの登山者が多く、お父さんが子供にいろいろ説明しながらゆっくりと上っている、そういう人たちは私にも道を譲ってくれるが、走って登る人たちもいて何人かの人たちは追い抜いていく。すごいファイトだと感心しながら後姿を見送る。トライアスロンの選手なのだろうかすごい馬力である。

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マイナスイオンを十分補給した川沿いの沢登りが終わり、水の音が聞こえなくなると鳥たちの声が一段と良く聞こえる。キビタキ、オオルリ、ホトトギス、ツツドリなどの鳴き声である。姿を見つけようと目を凝らしてみるが、なかなか見つからない。

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登山道の階段を上ると、濃い緑の木々の下の平らな所にベンチがあるので一休みする。海抜500mぐらいのところである。高尾山は600mぐらいなので、後100m登れば頂上につく、頂上はもうすぐそこである。

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           行き違いができるよう足場がある

下界を見下ろしながら休んでいると、キジバトがのそのそと歩いて足元に来た。キジバトには失礼だが 「もう少し違う鳥に会いたかったよ」 と声を掛ける。

8時には頂上に着くことができたが、曇り空で遠景はかすみ眺望はあまり良くない、遠く丹沢山系の大山がみえる程度である。それでも、頂上は早朝にもかかわらず登山者でにぎやかである。高尾山の頂上には”おそうじ小僧”の石像がある、これは、ゴミは持ち帰りましょうという意味合いなのである。ミュシュラン3ツ星登録の山、きれいにしたいものである。

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               おそうじ小僧

しばらくの間、汗をぬぐいながら緑を眺めていると、キビタキのメスかコサメビタキか野鳥たちが飛んできて、古い木の間にたまった水場で水浴をしている。また、木々の花には珍しい蝶が止まりじっと花の蜜を吸ってなかなか動かない。

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景色を眺めながらおにぎりと冷たいビールで腹ごしらえをして、山頂付近を散策した後、登山道を少し下ったところの雑木林で、キビタキの声のする方へ足を進めじっくりと観察することにした。

マイナスイオンを浴びて  三頭沢を歩く

三頭大滝を後にして三頭沢を登る。頭の上に覆いかぶさるように遅いつつじの花がきれいだ。少し水量の多い沢の水にさわやかな涼気を感じながら歩を進める。

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さすがに機材の重みが肩にかかる。川べりのシダ類の緑がひときわまぶしく光るなか、水の流れの音だけが耳に残る。この辺は野鳥の声が少ない。家を出遅れた時間だけ野鳥たちも上流に上ってしまったのだろうと思う。

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整備された置石の上を滑らないようにしながら川を渡る。古い倒木の緑の苔が歴史を教えてくれる。生い茂るブナ林の中を沢のすがすがしさを満喫しながら一歩一歩足をすすめる。

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上空をオオルリが飛び始めた、遠くできれいな声でなくオオルリの声も聞こえ、「かおりの路」への分岐点の休憩所にたどり着く。

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ここから右に折れてつづら折を登ると五分ぐらいで野鳥観察小屋に着くが、しばし休憩をしてさらに沢を登ることした。

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上からは若夫婦とお母さんと思われる家族連れの登山者が降りてきた。お母さんは足が重そうで、息子さんが盛んに気使っての下山中であった。

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私も、一昨年は娘と三頭山歩きをしたがそのときは天気がよく、早朝からの登山だったので昼過ぎには降りてきた。今日は昼からの登山なので遅すぎる。頂上まで行く予定はないのでまだ気は楽である。

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もう少し登るとちょうど鳥見をするのにいい場所があるので、そこまで行く。途中からミソサザイの良く通る声が「チュリイリリリリリ」と聞こえてきた、川の流れの音に負けないで沢一帯にきれいに聞こえる。

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足場のいいところがあったので、機材をおろしてしばらく待つことにした。木々を眺めているとすばしこく動く鳥がいる。大きな木の幹を上に下に逆さに動くゴジュウカラである。

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しばらく眺めていたが、下山中の登山者の姿に飛び去ってしまった。汗を拭きながら、待っているとミソサザイの声、近くにいるようだが木々の葉が邪魔をして姿は良く見えないが相変わらずきれいな声を聞かせてくれる。

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しばらく聞き入っていたが、二羽ほどいるようである。日本の野鳥の中でも最小種のひとつで常に短い尾を立てて上下左右に小刻みに震わせている。

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一夫多妻で繁殖期は5月~8月ごろ、茂った森林の中に生息する。特にここのような渓流の近辺に多い。単独か番で生活し、群れをつくることはないようである。

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             ミソサザイ

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少し雲行きが悪くなってきたのでひきあげの準備をする。今日は機材を持ってきた割には収穫が少ない。雨粒が当たり始めてきたので下山することにする。

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梅雨明けごろにまた再チャレンジすることにして登ってきた三頭沢を下る。足元が濡れているので滑らないように気をつけながらの下山である。数時間ではあったが森林浴を十分満喫出来た都民の森であった。

三頭大滝   滝見橋からマイナスイオンを

登山口の手前に滝見橋があり、三頭沢から流れ出る三頭大滝を上から見下ろすことが出来る。

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                 滝見橋への木道

この滝見橋は、滝を見るための橋で先は行き止まりになる。谷底まで約25mのつり橋で三頭大滝の全景を見ることができる。

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            滝見橋

本当は橋の下まで降りて、下から滝の全景を見たいところだが、端の上からの高さを見てしまうと、下まで降りてゆく元気はなくなってしまう。

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三頭大滝は、標高1190mのところにある落差33mの滝で、秋川源流部にある数馬五滝の一つに数えられている。今日は、朝方の雨のせいか水量がおおく、流れ落ちる水は見事である。

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                三頭大滝

最近この近くに熊が出たらしい。「5月13日午前8:30ころ熊が出没、登山の際は十分お気をつけください。」と注意書きがある。

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           三頭大滝の上部

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野鳥を追いかけていると、熊が出たという看板には驚かないが最近は特に多いように感じる。昔ほど人間が山に入らなくなったのと、食料がなくなって来たのが原因で、動物たちが里に出没するようになってきたのだろうか。

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            三頭大滝下部(滝見橋より)

この滝は、水量で観賞するには、雨季のあと、紅葉であれば秋、新緑は春先、氷ついた氷滝は冬と四季折々観賞できる。これは滝を見るためにある「滝見橋」のお陰である。

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            つつじ

滝の上部は、三頭山の登山口になっているので覗きこむことは出来るが、柵を乗り越えて水の流れの近くまで行って足を滑らせて滑落する人もいるようである。自然と遊ぶということは命がけである。

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           大滝上部の登山口付近

この滝の上部の登山口の右手のがけに「コシアブラ」の木がある。私は春の山菜の中でこの「コシアブラ」大好きである。若芽を摘んでてんぷらにすると美味しい。酒のつまみにはもってこいである。

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                  コシアブラの木

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                  コシアブラ

今では、もうすっかり成長したあおい葉になっているが、来年を楽しみに登山道を登ることにした。三頭山、標高1531mの中腹までを目指して足を運ぶことにする。

大滝の路   森林セラピーロードを歩く

森林館から三頭大滝までの約1Km,歩いて20~30分ぐらいの平坦な路であるが、ロード一面にはウッドチップが敷かれているので歩き易い。ふんわりとした感じがあるので足が軽くなったような気分になる。

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この散策路は、平成19年3月に東京都内で初めて森林セラピーロードとして認定された。「森林浴」としてのストレス解消や、「森林浴」の効果を科学的に解明して、心や体の健康に活かそうということで森林セラピーという言葉が使われるようになったといわれている。

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私は、自分ではあまりストレスを感じない「ストレスフリー」の人間だと思っている。言いたいことを言ってやりたいことをやっているからかも知れないが、そう思うことによってストレスとして溜めないことにしているが、最近では病気にしろ、行動にしろ、体調変化にしても原因を「ストレス」にすることが多くなっている。ストレスとは何ぞやということになる。

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ゆっくりとウッドチップを踏みしめて歩いていると、針葉樹や広葉樹の木々の間から小さなきれいな花をつけた木が見えてくる。

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                         ミツバウツギ

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小さな赤い筋の入った花がたくさんついた、「サラサドウダン」がきれいである。花に更紗染(紅すじ)模様が目立つ、更紗燈台、風鈴つつじとも呼ばれる。

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            サラサドウダン       ツツジ科

少し歩くと視界が開けた展望の良い場所に出る。晴れた日には遠く都内の景色も見えるが今日はあいにく雲に覆われ残念ながら見えない。それでも奥多摩の山々が一望できるので気分が爽快である。

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一休みの後、カッコウやホトトギスの鳴き声を聞きながら大滝を目指して歩く。近くでジュウイチの鳴き声が聞こえるので姿を探してみるがなかなか見当たらない。「ジュウイチ」は名前の通り「ジューイチ、ジューイチ、ジューイチ・・・・」と鳴く、鳴き声はだんだん早く、声は高くなっていくのが特徴である。

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面白い話しに、このジュウイチは日本三霊鳥の一つといわれている。「ジュウイチ」という鳴き声が漢字で書くと「慈悲心」と聞こえたことによる。後の二つは、「仏法僧」と鳴くブッポウソウ、「法、法華経」と鳴くウグイスを「日本三霊鳥」と言うとのことである。

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ジュウイチもまた、カッコウやホトトギスと同じで托卵をする鳥である。相手はオオルリ、コルリ、コマドリ、ルリビタキなどである。だからこれらの鳥がいるところには必ず、ジュウイチやカッコウ、ホトトギスがいることになる。

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家を出るのが遅かったので三頭山登山を終えて下山中の人に多く会う。濃緑の木々や景色を眺めながら歩いていると三頭大滝の入り口に着いた。さわやかな汗をぬぐいながら木製のベンチに腰を下ろし、遠くの山々を眺める。人間は自然とともに生きるのが一番だなと改めて思う。