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    一期一会の心に残る風景

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    奈良の帰りに淡島に一泊。夕日と富士山がきれい。露天風呂から正面に富士山が見える。

四国・四万十川の旅

  • 金比羅宮
    2008年5月の連休の四国四万十川の旅

花見

飯山城址  桜と水仙の競演

 野沢温泉の帰り道、水仙がきれいに咲いているという飯山城址公園で車を降りる。ここも桜は満開で、花見をする人の姿が多い。

飯山城の三の丸から見下ろせる近くの学校のグラウンドでは消防の出初式が季節はずれに行われていて、それを見物する老若男女の姿、はしご乗りで消防の法被を脱いで、白い腹がけ姿の消防士さんのポーズが決まると大きな拍手がわく。

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       三の丸の水仙

飯山城は、北信濃の高梨氏の属城であると同時に、越後上杉氏にとって信越国境の最後の関門を守る、重要な城であったといわれている。

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       三の丸の桜の古木と水仙

上杉、武田の川中島決戦が拡大化していくと、越後軍の後詰め部隊が駐屯して、信越国境の一大拠点となっていく。千曲川の流れと飯山街道があり信濃から越後への交通の要衝としても重要な拠点であった。

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            二の丸の桜

現在では、当時の石垣が残るだけであるが、元の本丸には神社が建てられ、二の丸からの眼下の千曲川の流れ、遠く雪を被った山々の眺望は満開の桜の花とともに、北信濃に春を呼ぶすばらしい光景を演出している。

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       三の丸の水仙

三の丸には一面に水仙が花開き、桜の花とのコラボレーションがみごとである。飯山城は明治5年(1872)に取り壊されたが、そのときあった15の城門のうち平成5年(1993)に復元された城門があり、そこに「長野県スキー発祥の地」の碑がある。

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           三の丸の水仙と桜

城門の中は弓道場になっていて当日は、弓道の試合が行われていた。日本へのスキーの導入は明治45年(1912)にオーストリア人のレルヒが新潟県の陸軍高田連隊に一本杖のスキーを伝えたといわれているが、そのとき唯一長野県から参加した飯山の中学教師がこの斜面で滑走して見せ、当時の中学生を驚かせたといわれている。

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      二の丸

その後は、軍事目的だったスキーが民間に広まり、飯山、野沢温泉などから多くの有名なスキー選手が輩出された。

松尾芭蕉の句に 「夏草や兵ものどもが夢の跡」 があるが、ここは桜や水仙が満開でそのイメージはなく、華やかな春爛漫、百花(?)繚乱というところでしょうか。

満開のさくら  目黒川を歩く

「都心の桜は満開」という報道に心が騒ぐ、天気はいいが、「花冷え」という言葉を思い出させる少し冷たい空気の早朝にも関わらず、目黒川の桜を見に都心に出かける。

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目黒川には26箇所の橋がある。JR目黒駅から上流へと川沿いを歩くとこの26の橋を見ながら花見ができるが、中目黒からは16の橋を越えて上流の池尻大橋までの散策である。中目黒からの方が川幅が狭く桜が堪能できる。

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人ごみの続く両岸から川底に静かに流れる目黒川に、桜の老木の枝が低くたれてその先にきれいな淡いピンク色の花を付けている。

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満開の桜の花が、青く晴れ上がった空にきれいに映る。川を挟んでの両側の散策路は花を見るために行き交う人々でいっぱいである。

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人ごみの中でも、その通路の脇に狭いながらもスペースがあると、ござを敷いたり、イスを並べて花見の席を作って楽しんでいる人たちがたくさんいる。休日とあって、サラリーマンスタイルは少なく家族連れが目立つ河畔である。

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            古木には幹に桜が

近くの飲食店も今日は花見の掻き入れとばかり、お酒や焼き鳥、焼きそばは定番だが、ワインやクレープなどこじゃれたお店が趣向を凝らして客寄せをしている。

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 かみさんの事前情報によると、「桜色のスパークリングワインのシャンドンロゼが有名だから、ここで飲まなければ」と、張り切っている。

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         シャンドンロゼと桜

皆が列を作って待っている店先に同じく並んで、スリムなワイングラスを入手して、片手に持って飲みながらの花見。グラスをかざすとちょうど桜の花のようなワインの色の向こうに満開の花が見える。

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上流に向かって歩きながら橋を交互に渡り、桜並木を両岸から眺める。順光の桜や逆光に白く光る花びらを見せる桜を満喫している。ここの桜の花に集まる鳥はメジロやヒヨドリというよりもカラスとスズメが多い。郊外と違って都心の風景は桜にスズメである。

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        スズメと桜

昼間の酒は酔いやすいというが、いい気分で歩いていると、元気なお姉さんの声に居酒屋風の田舎料理屋の露店を見つける。見るからに美味しそうなメニューなので、腰をすえて花を見ることにする。

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生ビールと蕗のてんぷら、鶏の立田揚げとたこ焼きの揚げ物。調子のよいお兄さんが道路にビール瓶のプラスチックのケースを並べて席を作ってくれた。人ごみの中で桜を見ながら、冷たいビールを楽しむ。蕗の苦味とカラッと揚がった衣が美味しさを倍加する。

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             桜並木整備の記念碑 

そんなところにたまに、「こんなところに車が来るのかよ」と、思わせる左ハンドルの黒塗りベンツが入ってきたりする。「風流が分からない人だな」、と心の中で思いながら、今日は車で来ていないことをいいことに、新潟の酒「八海山」を常温でお代わりして目黒川の桜を心ゆくまで眺めていた。

梅は咲いたか桜はまだかいな  府中郷土の森

3月も下旬になるというのにまだ肌寒い日が続く。今朝も天気予報では朝の6時ごろには雨が上がるだろうといっていたが、まだ小雨が降っている。

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近くの公園の梅が咲いてきれいな花をみせてくれているので、府中郷土の森の梅がちょうど見ごろだろうと思って、小雨ではあるが傘をもって出かけてみることにした。

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 多摩川の関戸橋を渡って右に折れて、しばらく土手沿いに行くと府中郷土の森の駐車場が見えて来る。天気が良いときは、駐車場に入る車で渋滞になるところであるが、今日はスムーズに入れる。

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駐車場の案内のおじさんの誘導に従って車を止め、霧雨の様な細かい雨が降っているが、傘を差さなくても気にならないので、傘なしで歩いてみる。やはり天気のせいか人出は少なく空いている。

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入口の近くでは、赤いテーブルクロスの団子屋さんや、おでん屋さんなどが店を開いているが、閑古鳥が鳴いているといった感じである。花を愛する私には人は少ない方がいいのであるが少し寂しい。

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入口でもらったパンフレットを見ると、梅まつりは2月1日から3月11日までになっているが、開花が遅れているようで今日が満開といった感じを見ると、案内のポスターも梅まつり25日まで延長と書いてある。

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           落ちた花弁がきれいに残っている

この公園では、約60種類の梅が1100本ほどの規模で春の訪れを伝えてくれている。紅梅、白梅、しだれ梅、それぞれの古木がきれいな花を咲かせ、雨の後の露を花びらに残して曇り空ではあるが、梅のよい香りを漂わせてくれている。

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黄色に花のサンシュユと白梅紅梅がよいコントラストをみせてくれる。花の香りに引き寄せられ、花びらに顔を近づけて春を満喫しながら歩く。

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階段を登ったところに紅白の梅の花が重なって、お互いの花を引き立てているように見える。その花の廻りをヒヨドリが数羽忙しく動いて花の蜜を吸っている。

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        サンシュユ

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       家紋のような5枚の花弁

梅の木の下には最盛期を過ぎたフクジュソウが花をつけているが、例年だと黄色の蕾が見える頃に梅の花が咲いていたように思った。やはり今年の梅の花は少し遅れているようである。

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のんびりと園内を歩いていると、メジロの集団が白い梅の花咲く木に次々と飛んでくる。赤い花よりも白い花の方が魅力があるらしい。一つ一つの花びらに嘴を突っ込んで忙しく動き回る。

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あいにくの天気で青い空は見えないが、紅梅、白梅が見ごろで人ごみも少なくゆっくりと花を見ることができた。「♪梅は咲いたか、桜はまだかいな・・・」とお酒があるとさらに楽しいお花見になる。春はそこまで、楽しみな季節である。

キツネのカミソリ 新座市民霊園を歩く

暦の上では立秋とか、そう言われると心なしか朝夕の風に過ごしやすさが感じられるようになってきた。

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                   霊園の三重の塔

それでも夏の暑さは厳しいが,今朝は雲が多く少し風もあるので気分的には楽である。休日をどう過ごそうかと考えていると、キツネのカミソリが満開であるとニュースが伝えている。

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早速かみさんを起こして出かけることにする。どこかモーニングサービスで朝食を済ませようと考えていたので同意は早い、六時半には家を出ることができた。

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昨日は、町田のキツネのカミソリを見てきたが、ここは開放日以外は群生地には入れないので遠くから眺めることしかできない。その代り管理されているので柵越しの花はきれいである。

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早朝なので道路はすいており、七時半ごろには新座の市営霊園にはついてしまった。だが門は閉まったままなので、しばらく時間をつぶしていると八時ごろには駐車場に入ることができた。

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管理のおじさんに聞くと、今年は天気がよく花は早いのだが、雨が少なく花の数が少ないとのことであった。霊園の案内の看板には8日”キツネのカミソリ”まつりとかいてある。

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整然と手入れをされた霊園の中を歩き、黒目川への土手を下りていくと霊園と川の間の木立の中に赤いきれいな花がたくさん咲いている。

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キツネのカミソリは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属で毒性がある。原野や山麓に生える多年草で、春に球形のらっきょうに似た鱗茎から芽を出す。

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葉はやや幅の広い線形で、葉質は柔らかく、白緑色をしている。この葉は夏のころには枯れてしまう。だから、今は葉はない。八月ごろに、30~50cmの花茎を立て、その先に黄赤色の花を3~5個つける。

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花被片は6個で反り返らない。和名のキツネのカミソリの由来は、葉の形がカミソリに似ているので、山の中でキツネがカミソリを使うことの連想と、キツネと名前がつく草花は本来のものとは違うという意味合いもある。

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きれいな花ではあるが、毒性があるので気をつけなさいという意味でもあるのかも知れない。「きれいなバラには棘がある」などともいわれるのと同じなのだろうか。男性への警告か?

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花はきれいに咲いていて目を楽しませてくれたが、いかんせん川端の木立のなかということで、やぶ蚊がすごい、肌を出しているところは軒並み狙われてしまう。かみさんは脛に十か所ぐらいの凸凹、私は顔に一か所手に数か所。

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虫よけを持ってくればよかったのだが、きれいなものを見るにはそれなりの覚悟と犠牲がつきものなのは人生と同じか。地元の方の管理と手入れで毎年きれいな花が見られると聞いて、藪蚊による乱暴な歓迎も美しい花に免じて帰途につくことにした。

大温室と大噴水  浜松フラワーパークを歩く

久々の旧友との一夜の宴の朝、浜名湖を眺めながら弁天島温泉につかる。海のちかくであるが温泉といわれるだけあって、温泉に入っていると肌がツルツルする。

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夕べの記憶もない仲間もいるが、弁天のシラスを製造販売しているところがあるので、それをお土産にして浜名湖フラワーパークを見ることにした。

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3,000種類、10万本の世界の花があるという。入り口で本日の見所コースという地図をもらって園内に入る。

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入り口にはアジサイの花で演出された小さな水車が回り、梅雨の季節ならではの風景である。今日の見所はアジサイ、ハナハス、ヒカリゴケ、大温室のクリスタルパレスと噴水池のようである。

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雨に濡れたアジサイの花をみながら木陰道を歩く、600mに渡る西洋アジサイの並木は見ごたえがある。雨上がりの風情としては最高である。入園が早いのと雨降りなので人が少なくのんびりと観賞できる。

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右下の池にはハスの花が咲き始め、池の水面の上をカワセミが鳴きながら飛んでいる。ハスの花にとまるカワセミの写真を見ることがあるが、こういう場面だなと思いながら、ハスの花にとまらないかとかすかな期待を胸に池の周りを歩く。雨に濡れた芝生に靴の先が濡れてくる。

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アジサイの小道を過ぎ、曲がりくねった坂道を登ると、上りきったところにはバラ園があり、遅咲きのバラがまだきれいに咲いている。

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バラ園のとなりに大温室「クリスタルパレス」がある。季節ごとに変わった花を展示しているガーデンシアターがあり、今回のテーマは「トロピカルガーデン」でバリ島のリゾート気分を味わえるバリガーデン、乾燥地の植物を集めたメキシカンガーデンが展開されている。

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          大温室「クリスタルパレス」

木の扉を開けると突然目の前に花のファンタジーワールドである。あいにくの低気圧で湿気の多い外気に対して、何と温室の中のほうが涼しく感じる。通常は温室に入ると熱気でムッとするのであるが今日は違う。天井から吊り下げられた花、壁いっぱいに広がる花、見事なガラス張りの大温室である。

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うれしいことに、温室の中に売店がありビールがおいてある。最近ではノンアルコールのビールもあるので運転手はノンアルコールで乾杯をする。トロピカルな花に囲まれて飲む冷たいビールもまた楽しからずやである。

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温室を出たところに大噴水がある。温室の建物より低いところにあるので噴水を上から見下ろせる。水と音と光の大噴水ということで30分毎に約7分間の噴水ショーが音楽とともに楽しむことが出来る。大空を舞う水鳥をイメージした噴水はなかなか見ごたえがある。

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          大噴水

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噴水を楽しみながらフラワートレインが走る周遊道路を歩いていると、花で飾った時計、モニュメントなどがあり園内一面花尽くしである。天気のいい日に子供たちをつれてきたらさぞかし喜ぶだろうと思う。

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あいにくの雨ではあったが、それなりに楽しむことが出来るフラワーパークである。アジサイの道の周りの桜の老木などを見ると、桜の花の季節は見ごたえがあるのだろうと想像する。また、それぞれの季節の花を楽しみにくることが出来ることを期待しながら東京への帰途に着いた。

富士山と芝桜  やはり主役は富士山か

 富士山のふもとの芝桜が見ごろだとTVのニュースが伝えていたので、休日の早朝に出てみてきた。先行き心配の1000円高速でいくが、中央高速を河口湖方面に走ると目の前に残雪の富士山がどんと見えてくる。見事である。

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青木が原の樹海を見ながら、氷穴、風穴を過ぎ、精進湖をすぎたあたりから右に入り狭い山道を抜ける。

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1000台は十分だという大きな駐車場があるが、未舗装なので砂ほこりがすごい。現地には八時ごろにはついたがもう帰る人もいる。天気も良く休日とあって多くの人でにぎわっている。

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500円の駐車代を払って、さらに入場料が大人500円、JAFの会員証を見せると10%引きになる。両側にミヤマツツジの花を見ながら、しばらく歩くと芝桜の帯状のパノラマが広がる。

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六分咲きというところでまだところどころに歯抜けの部分がある。ニュースでは満開とのこと、やはりマスコミは信じられないと改めて実感した。それでもはれ上がった富士山をバックにきれいに咲いている。

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富士山に向かっては逆光になるが、朝の陽の光に頂の雪の濃淡がきれいに映っている。これを見ると、やはり主役は富士山で、芝桜は引き立て役だなと思う。

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櫓が組んであって数人ずつに分かれて登って眺めることができる。やはり高台jから眺めるとさらにきれいに見える。

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埼玉の羊山の芝桜もこれに負けないくらいの規模であるが、羊山の方が起伏があってきれいに見える。ここは起伏が小さい分、背景の富士山と手前の池がそれをカバーしている感じである。

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小さな可憐な花がたくさん集まって、赤やピンク、白い絨毯のように見せているが、来週でも十分に観賞することができるだろうと思う。ゆっくりとみて回ったが、朝が早かったので道路もスムーズで人ごみもそんなではなかったのでよしとしよう。

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九時ごろには駐車場を出て富士宮に向かったが、対抗車線はこのために長い渋滞であった。「早起きは三文の得」とはよくいったものである。たぶん、今日も十時ごろには雲が出て、富士山の全容は見れなくなると思う。

モクレンの花    早朝散歩

私の早朝散歩のコースは5コースほどあり、それぞれ約1.5時間から2時間のコースである。このコースを全部歩くと多摩市のほとんどは歩いたことになる。

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 最近市長選挙があり新しい市長が誕生したが、何しろ多摩市の職員の給料は全国一番高いらしい。平均で850万円という。確かに平均値でみると高いと感じる。

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こんなこともあり、現職は出馬せず、古参新人含めて3人で争われた。34歳の若手が出てきたが、得票では善戦したが残念ながら負けてしまった。

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散歩コースの一つにモクレンの花がきれいに咲いているところがある。モクレンの名はマグノリア属の総称として用いられている。一般的にはモクレンとはシモクレンのことをいう。

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シモクレンは株立ちとなりやすく、樹高は3~4メートル、長さ8~10センチメートルの筒形に半開きした暗赤紫色の花を枝先につける

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コブシやタイサンボク、ハクモクレンなどもモクレン科で仲間ではあるが、樹高は高くなる。ハクモクレンなどは3~4月に乳白色の豊麗な花を咲かせて見事ではあるが樹高は15メートルにもなる高木である。

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冬が終わると、コブシ、ハクモクレン、シモクレンと順番にきれいな花を咲かせて春を告げてくれる。ちなみに花ことばは 「自然への愛」 今年は気温が低いせいか長い間、花を楽しませてくれている。

夜桜見物   東京デザインセンター

  仕事の関係で五反田の東京デザインセンターで行われた展示会に参加した。デザイン事務所やそれに関係する企業の多く入っているそのビルは五反田駅のすぐ前にある。

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 まず階段を登ると、見上げたうえには大きな白い馬の石像があり、その上にかかるさくらの花がライトアップされてきれいに覆いかぶさっている。

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  目的の商品はどこにでもあるアルミ製の脚立であるが、著名なデザイナーを使ってインテリア商品としてプロデュースしている。一見アルミ製とは見えない、なかなかのアイデアだと感心する。グッドデザイン賞受賞、ドイツでも同じような受賞をしている。ミラノサローネにも出展するとのことである。私の家のリビングにもちょっと何気なく置いておきたいと思わせる。

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 展示会場のベランダからは夜空にライトアップされた桜の花が浮き上がってきれいに見える。音楽の生演奏を聞きながら、ワインを片手にインテリアグッズを見て回る。いつもの事ながらほしくなるようないすやテーブルがきれいに展示されている。

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 建物の壁には、ミラーボールの明かりが桜を演出する黒子のように控えめに階段周りを照らしている。

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少し暗くなり始めた空の色と桜の淡いピンク色が年輪をつみ重ねた黒い枝ぶりにきれいに映る。低い枝の部分は満開だが、幹の上のほうはまだ五部咲きぐらいである。

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  また、登ってくるときには気がつかなかったが、階段の床に広がる桜の花びらの光が上階の渡り廊下から見下ろせる。ここでもまた別のきれいな夜桜が見られる。

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  今年のわが社の新商品もこれをヒントに、何か斬新的なものが出来るといいなと思いながら、新商品の社内公募をしようと決めた。ヒット商品になったら、ミラノサローネご招待などは夢があっていいものだと思う。今年は桜の花をゆっくりと見る機会が多い、きっといい年になる予兆かも知れない。

さくらが満開  乞田川を歩く

 今年のさくらはちょうど週末に満開になった。この近くには桜ケ丘公園などさくらを見るところはたくさんあるが乞田川の土手を歩いてみる。

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  土手の桜の枝が傾斜に沿って垂れ下がり、きれいに花が開いている。さくらを見ながらぶらぶらするには良い日である。近くの友達の家族が引っ越しをした、ちょうど川沿いにあるので新築の家を見ながら、花見をすることにした。

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 ビールで乾杯をした後、宮城の酒「一の蔵」で花見を楽しむ。辛口でのど越しがいい好きな酒の一つである。宮城ではこのほかに、浦霞などあるが米どころだけあってどれもおいしい酒である。

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  新築祝いに「ルリビタキ」のオスが、凛々しく切り株の上にとまっている写真を額に入れてあげた。幸せの青い鳥なのでプレゼントにはいい野鳥である。写真を撮るときは一日がかりで何枚もシャッターを切るが、気に入ったものは数枚である。中でも一番気にいっているのをあげたが、「ちょうど玄関先に飾るものが何かほしいね」と言っていたところだと喜んでうけとってくれた。

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  満開の桜の枝には、ヒヨドリが夢中になって花の蜜を吸っている。もう少し色のきれいな鳥が来てくれるといいのだけれど、なかなか思うようにはいかないものだ。

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  きれいに整備された土手をのんびりと歩いていると、川面にはカルガモが泳いでいる。河原のベンチには花見の人たちが座ってカルガモに餌を与えている。カモは水面に浮かぶ餌を忙しそうに追いかけて食べている。のどかな風景である。

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  明日はさくらまつりということで、さくら並木には提灯が飾られイベントの準備が行われている。さぞかし大勢の人たちでにぎわうことだろうと思う。さくらは古木の枝ぶりのよい木に花をつけているのが一番よく似合う。古い木には、太い幹のところにも花をつけることがある、さくらも生命力が強いのだろう。

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 小一時間歩くと、川べりに小さな喫茶店があるので、一休みしてコーヒーを一杯飲むことにする。人の考えることは一緒で店内は混んでいる。窓から外のさくらを見ながらコーヒーの香りを楽しむ。かみさんはまた、別腹と言いながらケーキを注文して、しばらくのんびりと窓から入る西日のコントラストを見ながらコーヒーを楽しんだ。

春を探して  青梅・吉野梅郷をあるく

  暖かい陽の光に早い梅の花を見ようと青梅に向かう。青梅駅前の青梅街道に出るととたんに道路わきを走っている人が多くなる。青梅マラソンの練習なのかと思いながら、金剛寺に寄ってみる。

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    金剛寺の境内の本堂の右手前にあるのが、天然記念物に指定されている青梅

  ここには、「青梅」の地名のいわれにもなっている「将門誓いの梅」が植えられている。この梅は実が季節をすぎても熟することなく、落果するまで青いことから 「青梅」 と呼ばれ、地名になっている。

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  ウメの原産地は、中国の四川省から湖北省のあたりで、古くから栽培され、また早春の花として観賞され、詩歌の題材にされていた。このウメ栽培が日本に輸入されると同時に、この梅観賞の文化も伝えられている。奈良時代の 「万葉集」 にウメは多く詠まれ、その気品ある香りが賞美されている。

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  その後、律令社会から荘園経済に移行する10世紀以降になると、花を愛でる文化はサクラに取って代わられていく。

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  まだ、梅の花は早いが2~3の紅梅、白梅の花が開いていた。人影も少ないが同じ目的の同志だろうと思われる人が数人境内を歩いている。将門誓いの梅の木の下に春を告げる福寿草がきれいな金色の花びらを開いている。ここの梅も2月20日過ぎぐらいが見ごろかも知れない。

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  ちなみに、今年の44回の青梅マラソンは2月21日に行われる。30キロメートルのスペシャルスターターは、テニスの女王 杉山 愛 さんとのことである。毎年この青梅マラソンのころが梅の花の見ごろである。

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  帰りに、吉野梅郷の”梅の公園”によってみたが、まだ一般の梅は時期が早く、つぼみが固い。駐車場も公園の前が空いていてすぐに止めることができた。満開の梅祭りのころには車でここまで入ってくることはできない。公園内をぶらぶらしてみると、ちょうど蝋梅(ろうばい)が見ごろである。

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  蝋梅にもいろいろ種類がある、ソシンロウバイ、マンゲツロウバイ、トウロウバイなど、逆光にきれいに輝いている。蝋梅は中国原産で日本には17世紀ごろに渡来している。梅はバラ科の植物であるが、蝋梅はろうばい科、ろうばい属で12月末ごろから開花する。花の少ない季節に咲くいい香りのする、うれしい花である。英語では Winter sweet という、いいにおいがする花である。

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                        蝋梅(ろうばい)

 「蝋細工」のような、梅に似た花から 「蝋梅」 という名がついたらしい。よく見られるのは蝋梅のうち 「素心蝋梅」 で花の外側だけでなく内側も黄色いのが特徴である。

                因みに、花言葉は 「先導、先見」 

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  また、花やつぼみから抽出した蝋梅油は強い抗菌、抗炎症作用や皮膚の再生作用があり軟膏などにも配合されているといわれている。

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  2月末ごろになると梅の公園をはじめ、吉野の梅郷は二万本の梅の花が一斉に開き、甘い香りと紅白の花が私たちの心をを楽しませてくれる。車でのアプローチは混雑するのと梅郷は広範囲なので電車で来て、ゆっくり歩くのが得策だと思う。おいしいそばやなども見つけることができる。

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  梅郷の西端には吉川英治記念館がある。学生時代に吉川英治の作品 「宮本武蔵」「太閤記」 「新・平家物語」 などよく読んだものである。ここで吉川英治は敗戦の日を迎え反省の時期を過ごし、晴耕雨読の日を送ったといわれている。私の好きな言葉 「われ以外皆わが師」 がここにある。