保護色をやっと見つけて ヤマシギ
緊急事態宣言も首都圏を除いてやっと解除されるようになった。この閉塞感は何とかならないかと思っていたので、うれしい情報である。
但し、それぞれの感染させないしない行動は継続しないと、元の木阿弥になってしまう。
平日は家と職場の往復だけなので、週末の休日は運動不足と体力増強のために、人の少ない早朝に近くの公園を歩くことにしている。
それでも最近は、上り下りの少ない平たんな散策路を歩くようになっているのは、寄る年波には勝てないという現実なのか。
目当ての鳥は坂道を上ったところの丘の上なのだが、途中の坂道の藪の中も、じっくりと探鳥しながら登っていく。
枯葉と草葉の中に何か動くものが見える。もしかして期待のヤマシギかと、じっとその動きを待ってみる。
枯葉と地面の保護色になっているヤマシギは、動いてくれないと見つけることはなかなか難しい。
じっと目を凝らしてみると、眼だけが光っているのでそれを追いかけてみた。この類のシギ類はたくさんいるが、ヤマシギの特徴は脚が短いことと、頭に見える白い横縞が識別の好材料になる。二年ぶりかの出遭いになり、うれしい早朝公園散歩であった。
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