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早朝散歩

ツミ    孵化もまじか

 猛禽類の中でもオオタカとかツミは、公園とか比較的人里に近いところで営巣することが多い。

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 一般的なイメージでは、猛禽類は高山や人の少ない山の中で営巣するものだと思っていたが、最近は身近でその場面に接することができる。

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 特にツミは、人里というよりは住宅街に近いところに巣作りをすることが多い。それも人通りの多いところである。

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 営巣を始めたばかりのころは、メスを呼ぶオスの鳴き声が毎日の通勤路にも聞こえてくる。

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 そんなわけで朝夕の通勤の合間にその進捗をチェックすることができる。獲物を運んでひとやすみするオスの姿が、見上げる松の枝にある。

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 一方抱卵中のメスの姿も見え、抱卵の日数を数えると、もうそろそろ孵化する時期になる。元気な雛の姿が見られることを期待したいものである。

 

マガモ   鳥もレディーファーストか

 水鳥で最後まで残っているのはコガモであるが、ほとんどが繁殖地へ旅立った後には留鳥の水鳥たちである。

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 早朝の池の端を歩いていると、盛んに飛びだしてそのきれいな飛翔姿を見せてくれるのはマガモのペアーである。

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 その飛翔姿を見ていると、いつも先を行くのはメスで、そのあとをオスがついていくというパターンである。

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 それともこれから繁殖期に入ろうとしている行動なのだろうか。お互いに繁殖期にはきれいになるというからそうかもしれない。

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 近くを一回りすると、また池の水面に着水する。これの繰り返しをしているからこれからここで繁殖を迎えるのだろうと思う。

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 こうしてみていると、鳥の世界もレディファーストなのかなと思える場面であった。

 

オオタカ    暁の雄叫び

 写真を現像したらそんな雰囲気を感じたのでタイトルにしてしまった。デジカメになってからフィルム代を気にしなくて良いので、ついつい連写してしまう。

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 しかしその後の現像作業が結構大変である。一般的には”雄叫び”というと、字の如くオスが勇ましく叫ぶさまをいうのだろうか。

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                 雄叫びを上げるメス

 雄叫びとか勝どきといわれるものは、戦いの士気を高めるために、大勢の人が一緒に戦場で上げる声である。

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 夜明けが早くなった森を歩いていると、静かな森に響き渡る「キョッキョッキョッ・・・・」というオオタカの声がする。

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 当たりを見回してみると、遠くの朝陽が射しこむ雑木林の横枝に、スポットライトを浴びたようにオオタカの姿がある。

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 強烈な朝陽にコントラストが強すぎる感があるが、ファインダーを覗くとイメージは「暁の雄叫び」であった。

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 森に聞こえていた早朝のにぎやかな野鳥の声は、オオタカの声で静まり返ってしまう。猛禽は魅力的であるが、夏鳥にも出遭いたい痛しかゆしの早朝散歩である。

 

 

 

 

ヤマガラ     子育て中?

 公園の青々とした葉が茂る桜の木には、留鳥たちが混群でやってくる。その中でもやや遅れてくるのはヤマガラである。

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 いつもはエナガが来たかと思うと、続いてシジュウカラが来る。そのあとに少し飛び方の違うコガラが「ギィーギィー・・」と鳴きながら姿をみせる。

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 混群の中に巣立ち雛がいないかなと、見てみるが見当たらない。ヤマガラの雛は、色があまりはっきり出てないので、シジュウカラと間違えそうなスタイルのはずである。

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 ヤマガラは早朝とあって、忙しく桜の小枝の間を飛び回って餌を獲っている。近くに運んでいるようにも見えるので、まだ子育て中なのかもしれない。

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 今シーズンの自然の営みは全体的に、なんでも約一週間ほど早めに動いているような気がする。

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 移動する夏鳥ばかりを気にしているので、公園の留鳥たちの動きの観察を、少しおろそかにしたかなと反省しているところである。

アオゲラ    早朝のドラミング

 明け方の少しひんやりしたさわやかな公園の散策路を上って、公園の一番高い広場につくと、緑の森に響き渡るのはドラミングの音である。

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 それも一か所ではなく、坂道をやや下がったすぐ近くからも聞こえてくる。アオゲラのペアーが朝食の採餌中のようである。

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 今朝の本命は別の鳥でそちらを追いかけていたが、鳴き声はよく聞こえるがその姿はなかなか良いところで見せてくれない。

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 その上、本命は公園の森を巡回しているのか、定期的に姿を見せるだけで、声が遠ざかったその間は手持無沙汰になってしまう。

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 そんなわけで、耳元で打ち続けるドラミングはどこかと探してみる。周りを見回すと、見上げる目の前の樹木に、そのアオゲラの姿はあった。

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 アオゲラのメスが一生懸命に樹木の幹を突いているところであった。朝のドラミングの音はよく響き渡るんだなと、感心した早朝のアオゲラである。

 

キビタキ  メス   独り静かに

 早朝の静寂な公園の森を歩くと、キビタキのオスのさえずりが聞こえる。コンクリートでできた擬木の階段を、一段一段どこかなと探しながら声のする方向に足を向ける。

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          キビタキ ♂

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           キビタキ ♀

 人通りの少ない早朝の公園の広場には、ヒメジオンの白っぽい花の群生や小さな白い花をつけたドクダミが一面に咲いている。

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 何気ない花も群生しているとなかなか見ごたえがある。そんな群生地の緑の中から飛び出したのはキビタキのメスである。

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 最初は地味な鳥だけどなんだろうと思ってみたが、目線の横枝にとまってじっとして動かないので、よく見るとキビタキのメスであった。

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 近づいても近くの枝に動くだけで遠くに飛び去ってしまうわけではない。オスがにぎやかに囀る割にメスは装いも地味で寡黙である。

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 今シーズンはキビタキのメスに出遭わないなと思いながら歩いていたので、それを察知してくれたように突然現れたキビタキのメスであった。

ウグイス    いつまで囀るの

 最近の夜明けはずいぶん早くなって、朝も四時半というと明るくなってくる。それに連れて朝起きるのが早くなる。日が沈むと寝て、夜が明けると起きる自然人の生き方を踏襲している。

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 早く起きると、雨が降っていない限り近くの公園に向かう。一日一万歩を目標にしているので、アップダウンのきつい公園の散策路を歩く。

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 最近は気温も高くなってきているので、しばらく歩くと汗ばんでくる。その上山道は蚊などの虫が多くなるので、虫よけスプレーの世話になるが、汗で流れてしまう。

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 朝の陽の木漏れ日の中、緑がさえる森では、早朝からウグイスの囀りが響き渡る。さえずりも、春先から比べると上手になって耳に心地よい。

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 しかし、いつまでも囀っているということは、まだ相方が見つからないのか、上空には托卵を狙うホトトギスの鳴き声も大きくなってきた。

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 そんなウグイスが朝陽を浴びたお立ち台で、喉を膨らませ大きな口を開けて、きれいなさえずりを聞かせてくれる。たくさんの鳥の声と、さわやかな森の緑を満喫している公園の散策路である。

ツミ    営巣中の一休み

 環境の変化に対応できないと滅びてしまうという自然界の生物。都市化が進んで都会には雀が少なくなったといわれている。

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         ♀

 その代わりにすっかり都会の鳥になったカラス。巣を作る小枝の代わりに針金のハンガーを使ったり知恵ものである。

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 最近はレッドリストで保護されたオオタカなども、都市公園で営巣したりするようになってきた。それだけ公園の緑が、鳥類の繁殖に適するように育ってきたのかもしれない。

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 さらにそれに輪をかけるように、ツミの営巣地は民家の近くで見られるようになってきている。近くでも数か所、人通りの多いところで営巣中のツミの姿を見かける。

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          ♂

 オスの持ってくる獲物を待っているメスは、抱卵中の運動不足を解消しようとしているのか、ストレッチをしたり、羽繕いに忙しい。

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 しばらく待っていると、イケメンのオスが獲物をもって帰ってきたらしく、餌渡しの場所で食事を始める。

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  オスは一休みをしているが、見返りの姿もなかなかのイケメンである。羽の艶なども若々しさが良く出ている。この次は白い産毛の雛の姿も期待したいものである。

 

 

 

オナガ    新緑に映えて

 若芽が出てきたと思ったら日増しに緑が増えて、やわらかい緑色が目に優しく映る。そんな林の中をオナガの群れが遊んでいる。

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 若葉の黄緑色が逆光に透けた中に、水色のオナガの姿が良く似合う。早朝の公園への遊歩道を歩くとにぎやかな鳴き声である。

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 毎回思うことであるが、姿の割には鳴き声はいただけない。でもその鳴き声があるからオナガの存在を見つけられる。

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 オナガの近くにはツミが営巣していることが多い。今シーズンのツミの営巣場所もこの近くである。

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 暗黙の共存共栄かと思っていると、オナガの雛をツミが狙ったりもする。基本的にはツミはカラスのいたずらを防ぐ意味で、オナガと共存しているようである。

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 カラスの仲間のオナガが近くにいると、カラスの脅威が少しは減るのかもしれない。オナガも群れになるとその鳴き声は結構にぎやかである。

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 新緑のやわらかい緑の葉を背景に飛び回るオナガの群れを眺めて、その飛翔姿も捨てたものではないなと認識を改めたところである。

 

コジュケイ   知らぬが仏

 早朝の公園を歩くと、少しひんやりとしたさわやかな空気が心地よく感じる。若葉が日増しに大きくなって、森の中の見上げる樹木の視界もだんだん遮られてくる。

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 冬の間は、見通しの効いた公園の樹木の間から見た東屋も見えなくなり、鳥の姿を探すのも、鳴いてくれるか飛んでくれないと見つけるのが難しくなる。

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 この広い公園を一回りすると約7、000歩になる。起伏が多いので歩くのは大変であるが、健康にはよく有酸素運動の手助けになる。

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 ただきついのは起伏が多いばかりでなく、滑りやすく上り下りが多いのが難点である。でもそれが足腰を鍛えるには良い運動になると慰めている。

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 プラスチックで作られた擬木で土留めをした階段を上っていくと、目線を上げたところにコジュケイがいる。

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 後ろ姿で採餌をしているので、背後にいるレンズの目には気が付かないようである。よく見るとペアーなのか二羽の姿がある。知らぬが仏といわれるが、早朝の仲良し採餌の場面の盗み見である。

 

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