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四国・四万十川の旅

  • 金比羅宮
    2008年5月の連休の四国四万十川の旅

早朝散歩

子育てが終わったメスを口説くオス  続 続 キジ

 いつもキジの幼鳥たちが採餌をしている広場には、今日は親鳥のオスとメスが見える。一夫多妻のキジの世界では、オスは子育てをしないといわれている。幼鳥たちも大きくなって一段落したキジの親たちである。

 背伸びをし、周りを見渡してメスの場所を探している素振りのオス。それでは「聞き耳頭巾」をつけてその行動を追ってみよう。

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          「メスはどこにいるのかなあ!」

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      「やっと子育ても終わったのでのんびりしようっと」

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    「おや?あんなところにメスの姿があるぞ!」

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   「この広場は菊芋の花が満開だから、お花見でもしよう!」

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   母衣打ちで気を引こうとするが、「声も出ないし羽ばたきもうまくできないぞ!」「医者に行けば加齢だといわれるかも?」

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   「きれいな花だね、子育ても終わってほっとするね」 「この菊芋の根はてんぷらにしてもおいしいんだよな!」

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  「あれ?オスがこっちに向かっているよ、何か用かな?」

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  「ひそかにメスのところにちかづこう!」Photo_20200915100504

   「オスより花見だよ!」Photo_20200915100505

  「子育ても終わってご苦労さん、久しぶりだね!」「何か?」

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   「虫の居所が悪そうだな! おい、何か怒ってるのかな?」

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    「そんなことないけど、少しのんびりしたいんだ!」

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   「子供たちも独り立ちできそうだし、これからは二人きりだよ!」

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   「それでは子育ての苦労話を聞いてくれる?」「まあよかろう、そのやぶの中でゆっくりとね!」

どこかの子育てを終わった老年夫婦の家庭内別居のような光景であった。

もっときれいに撮って!    モンキアゲハ

 鳥がいないので花を見て回っていると、アゲハ蝶が飛んできた。花にとまってくれればと待ってみたが、どうも地面が好きなようだ。

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 よく見ると大きな翅に白い紋付が見える。これは東日本では珍しいモンキアゲハだと、手元にあったコンデジを向けたがうまく撮れない。

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 近くを飛んでくれるので、花にとまるのを待ったが期待に応えてくれない。せめて緑の葉で休んでほしいと思うがままならず。

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 よい背景になるまでと、そんなこんなでしばらく待ってみると、何がいるのですかと通りがかりの人が聞いてきた。

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 ぶっきらぼうに蝶ですよというと、その人も興味があったのか近づいてみると、あっ、モンツキアゲハだというのである。

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 モンキアゲハですというと、私の地方では白いのが紋付のように見えるので、紋付蝶と呼んでいるという事であった。その方が正しい呼び名かと思うモンキアゲハとの出遭いであった。

 

 

秋の気配     ミヤマアカネ

 秋の渡りが始まっているようで、南に帰る鳥たちが休憩地に姿を見せるようになってきた。

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 それではと、夏の間すっかりご無沙汰だった河原の土手を歩いてみた。久しぶりに見る景色は、土手の草が伸び放題で、見下ろす湧水池が小さく見える。

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 水面に垂れ下がる樹木の枝に、カワセミの幼鳥が二羽で遊んでいる。期待の鳥は気配もなく、それでもと思っていつものコースを歩いてみた。

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 朝露が草木に朝日を浴びて光っている。長靴を履いてくるのを忘れたので、草深いけもの道は避けて通った。道すがらファインダーに収まったのはミヤマアカネのメスだけであった。平地に多いのになぜ深山なのだろうと考えながらの帰路であった。

失敗にもめげず飛び込む    カワセミ

 いつもの土手を下流へと歩いていくと、岸辺に立つ一本のクルミの木が目立つ。昨年の夏この川の増水で、ほとんどの河川敷の樹木は流されてしまったが、この樹木一本だけは残ったのである。

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 その樹木には、いつも高いところから飛び込んでは、採餌をしているカワセミがいる。

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 樹木の緑の葉が多いので、水の流れ側にいるとその姿は見えないが、必ずいるはずだという強い確信で待ってみると、期待通り飛び込んでくれた。

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 小魚を咥えると元の樹木の高いところに戻って食べている。このときは突然だったので、シャッターチャンスを逃してしまった。

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 次のチャンスを待っていると、魚の捕獲は失敗したようで、川の流れのわきの石の上で様子を見ている。

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 見ている方向が川の流れではなく、石ころの間を見ている。どうも石ころの陰になったところに水たまりがあって、そこに魚がいるらしい。

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 土手の上から見ていると、その水たまりは見えないので、石ころの中に飛び込んだように見える。

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 見ている方は、あの長いくちばしが石ころにぶつからないかと心配してしまうが、なんのその。

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 最初は失敗したらしく、また元の近くの石ころに戻った。見ているともう一度狙いを定めて、そのチャンスを待っている。

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 同じ失敗は二度しないという固い決意が見える、再度の挑戦である。すると今度は狭い石ころの間の小魚を見事に咥えて、飛び出してきた。少し大きな石ころの上で、これ見よがしにくちばしに咥えた魚を見せびらかした後、いっきに飲み込んで見せたカワセミである。

 

 

独り立ちした河原の主    カワラヒワ

 カワラヒワはその名前の通り河原の主であるが、最近の河原はスズメの幼鳥たちの方が態度が大きく、我が物顔で草木を占拠している。

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 橋の上から下の河原を眺めてみると、河原の草木の実を見つけて飛び回っているのは、スズメの幼鳥たちである。

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 元気でいいのだがあまりにもその数が多いので、見ていても飽きがきてしまう。スズメの幼鳥もじっと見ていると結構面白いのだが、ほかの鳥を探して下流へ歩いてみた。

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 そろそろ移動のシギチ類が羽を休めているのではないかと、炎天下、暑さに負けないで、朝のジョギングをする人たちの多い土手上から、河原を眺めながらゆっくりと歩く。

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 下の橋の近くまで歩いてみたが、いつものアオサギとダイサギなどで新しい発見はなかった。すると、土手下からはカワラヒワの鳴き声が聞こえるので、探してみるとオオマツヨイグサにその姿はあった。

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 花も終わりに近くなって、茎には実をつけ始めているようで、その実をくちばしでつついている。

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 もうすでに独り立ちしているが、装いはまだ雛を思わせる新鮮さを見せている。朝の日の光にそのきれいさは半減しているが、カワラヒワは意外ときれいな色をしているのである。

 

 

こりゃ暑くてたまらん   続 続 キツネ

 すっかり昼寝モードに入ってしまったキツネ、そちらは涼しい藪の陰にいるのでいいが、真正面から夏の日を受ける土手側はたまったものではない。

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 昼寝に入ってしまったらしょうがないからと、あきらめムードで帰り支度をして、土手の上で立ち上がって歩き出す。

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 すると近くの川にいたアオサギが、大きな鳴き声と共に飛び去って行った。

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 それに目を覚ましたかに見えるキツネは、何事かと思ったのか、ゆっくりと休んでいた藪の下から飛び出してきた。

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 昼寝もゆっくりできないのかといったかどうか、そんな表情を見せて、小走りにがけ下の棲み処に戻っていったのである。

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 ここのキツネは比較的きれいな容姿で、決まった時間にほぼ顔を見せてくれるので、暑さにも負けず足を運んでしまうのである。

 

水分補給と休養   続 キツネ

 毎日の暑さを考えるとマスコミなども盛んに強調しているのは、熱中症対策として、十分な水分補給と日陰での休養と言っている。

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 河原のキツネもそのあたりは心得たものなのか、川の流れで水を飲んだ後は、河原の石ころにある草葉の陰で座り込んで休んでいる。

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 その間、炎天下でその動きを待っている身としては、たまらない暑さである。水分は手元にあるからよいが、照り付ける太陽にはかなわない。

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 それでも、せっかくの久しぶりのキツネとの出遭いなので、じっと次の動きを待つことにした。

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 さすがに河原の照り返しはきついのか、キツネもしばらくすると河原の草の陰から出てきて、がけ下の草むらに向かう。

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 もう帰ってしまうのかと後ろ姿を見送っていると、そうでもなく背の高い草と灌木の間に入って、前足で砂をかきはじめた。

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 どうも日陰で一休みする場所を作っているようである。かなり激しく砂をかきだして平らにして、そこに寝そべって前足を出してリラックスしている。昼寝の時間のようである。

 

 

少し早い時刻の出没    キツネ

 いつもの河原を一回りしてきたが、鳥の姿は少なく出てくるのは全身の汗ばかり。

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 それでも目標の一万歩を達成しようと、土手を汗をぬぐいながら歩いてみる。

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 カンカン照りの河原の水の流れには、アオサギがぽつんと立っているが、まったく涼しさを感じさせない。

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 足元は冷たくて気持ちいいのかななどと、考えながら、崖の上の樹木にオオタカの姿がないかなどと目配りをする。

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 見上げる樹木の上からは真夏の厳しい日差しだけが降り注ぐ、土手の先にある樹木の日陰に早く入りたいなと急ぐ。

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 それでも何かいないかなと、周りを見渡しながら歩いているが、振り向くと河原の石ころの上にキツネの歩く姿が見える。

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 予定の時刻より少し早いが、木陰の涼をあきらめて炎天下のキツネのところに戻って、キツネの熱中症対策をしばらくの間観察をすることにしたのである。

 

子育てを終えて   キジ オスとメス

 春先にあれだけ大きな声で鳴いて母衣打ちをしていたキジのオス、メスをたくさん引き連れていかにも力がありそうにしていたオス。

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 早朝の河原ではそのキジのオスが、単独で餌を啄んでいる。何を食べているのか地面の草の根元をほるようにして、頭を突っ込んでいる。

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 時々警戒するように頭を上げて周りを見渡す。キジのオスは子育てはすべてメスに任せているので、やつれた姿にも見えないが、あの時の勢いは見えない。

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 一方のメスは、子供たちが大きくなって手が離れたように見える。河原で一羽のんびりと背伸びをしながら、高いところの草の実などを食べている。

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 本当は、そのメスの後から子供たちが出てくるのではないかと期待をして待っていたが、そんな気配は見られなかった。

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 河原も草などが多く茂っているので、中にもぐってしまうとなかなかその姿は見られない。それでもしばらく待ってみたが、のんびりしているのはメスだけである。

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 近くには天敵のオオタカなどもいるので、簡単には見えやすいところには出てこない。その点は母親の教育がしっかりされている事だろう。見ていると、子育てをしないオスは小さくなって、子供を育て上げたメスはなぜか威厳を持っているように見える。どこかの家庭の縮図のように見えなくもない。

一人立ちした幼鳥     イカルチドリ

 毎日暑い日々、夏らしくていいと思えばそれでいいのだが、記憶にある子供時代の夏は、野外で飛ぶ昆虫を追いかけたり、森の樹木で鳴いているセミを捕ったりした夏である。

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 真っ黒になって一日中外で遊んでいたものである。それを考えると、明らかに気候は変わって来ているのだなと感じる。今の時季、夏休みだというのに外で遊んでいる子供の姿はほとんど見かけない。

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 環境的には真夏日のしかも新型コロナ禍とはいえ、子供たちの遊びも気候と共に変わってきているのだなと思わせる。

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 暑い夏でも、なるべく早いうちにと早朝に河原を歩いてみる。額に流れ落ちる汗をぬぐいながら、土手に上がって流れる河原の水場で鳥を探してみると、そこにはよく見ないと見つけにくいが、保護色になっているイカルチドリの幼鳥がいる。

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 少しある水たまりの近くを二羽の幼鳥が追いかけっこをしている。ほかにはハクセキレイの幼鳥も二羽飛び回っている。

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 あまりにも暑いので親鳥たちの姿は見えないが、子供たちはそんな暑さをものともせず、元気に飛び回っているのである。この河原の上空はオオタカの幼鳥も飛び回るので、身の危険もあるが幼鳥たちの天国みたいなところである。

 

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