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早朝散歩

イカル   見事な飛翔

 昨シーズンは雲一つない秋の青い空を見上げると、かなりの数のアトリの群れが飛び回っていた。

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       さあ飛ぶぞ!

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 各地からはそのアトリの飛来の話を聞く。わが公園では今シーズンはどうかなと見上げるが、その気配はなく青空に飛ぶ群れはイカルの集団である。

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 鳥の飛翔姿では猛禽類は一羽でも迫力があって見ごたえがあるが、その点小さな野鳥たちは大きな群れで飛んでくれるとうれしい。

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 この公園にはたくさんの美味しい木の実があるらしく、昨日と同じ場所に行くと同じようにイカルの大きな群れがユリノキにいる。

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 イカルの枝から枝への飛び移る姿はよく目にすることはあるが、大きく羽ばたいて飛翔するところはなかなかファインダーに収まってくれない。

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 見上げると針葉樹の高いところで休んでいるので、今回はよいチャンスとばかりに、そのうちに飛び出すだろうと待ってみることにした。

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 飛び出すときは一斉に飛び出すので、どれかに焦点を絞っておかないとその姿をうまく追跡できない。

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       気持ちよく飛んでいる姿はうらやましく思う・・・・・・翼をください ~♪

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 背景は青空なので申し分ないが、あとはカメラで狙ってる人の腕次第というところか、手持ちで待っているので機材の重さがこたえる。頭の中で自問自答しながらのイカルの飛翔観察である。

 

 

 

メジロ   ムラサキシキブと共に

 実りの秋、公園の樹木の実も熟して鳥たちが忙しくそれを食べ廻っている。冬鳥たちもたくさん入ってきているので、餌場の縄張り争いが起きる。

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 留鳥たちは自分たちの庭を荒らされるので、時々威嚇に来て意地悪をする。メジロのような小さな鳥たちは、ヒヨドリなど大きな鳥たちに邪魔をされることが多い。

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 そんななかで、いつもは熟した柿の実に頭を突っ込んで嘴を汚しているメジロが、上品にムラサキシキブの実を啄んでいた。

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 今シーズンはそのムラサキシキブの実が少ないなと思って眺めていたが、そんな目線で散策路を歩くと、あるところにはちゃんとある。

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 しっかりと餌場を確保して朝陽を浴びながら朝食を楽しんでいる姿は、いつものメジロとは違う雰囲気を感じさせる。

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 ムラサキシキブをごちそうになるのには、それなりにマナーを心得てという感じである。場所をわきまえて行動しているところは見習わなければ、わが身を振り返るとはたしてどうだろうか、反省を込めての早朝鳥見風景である。

 

オオタカ    幸運な出遭いの樹木

 早起きは三文の徳というが、意識して早起きをしているわけではなく、朝早く目が覚める年になったのだなと思うこのごろ。

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 それでも朝早く行動をするということは、平等に与えらえられた一日24時間を25時間、26時間に使えるメリットはある。

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 公園内の植物を含めた生物は早朝から行動を始める。最近は同じような考えの人たちの姿も多くみかけるが、鳥たちとの出遭いの多い時間帯である。

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 その公園にも幸せの木とでもいおうか、大きなヒマラヤ杉がある。公園を歩くときは必ずその樹木の天辺を見上げる。

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 いつも必ず何かの鳥が静かに羽を休めていることが多い。あるときはメジロのさえずりの舞台であったりすることもある。

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 その季節ごとに珍しい出遭いを演出してくれる樹木である。初夏の朝はツツドリやカッコウが囀るにぎやかなステージになることもある。

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 ところが静かに姿を見せる鳥は、ブッポウソウであったり、オオタカであったりすることがある。今朝は青空を背景にそのオオタカが音もなく姿を見せてくれたのである。まさに幸運な出遭いを演出してくれるうれしい樹木である。

 

 

イカル   針葉樹も好き

 最近の朝の冷え込みは、頬がきりっとして気持ちの良い感じがする。それも風がないからでこれに風があるとそんなことは言ってられない。

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 公園の落葉樹は葉をそれぞれの演出する色に染めて、朝陽が当たり始めたそれは、今が真っ盛りといわんばかりにきれいな散り際の輝きを見せている。

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      ユリノキの実が好物

 終活を考える年になると、人生もこんな散り方ができればいいなと考えるようになる。だけども、今までそういう生き方をしてきたのかと自問自答する。

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       きれいに口を拭って

 落ち葉を踏みしめながら公園の散策路から寒い朝の青く晴れ渡った空を見上げると、朝陽に羽を光らせながら飛んでくる野鳥の群れ。

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       食休みは高いところで

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 期待のアトリかなと思いながらファインダーからのぞくと、イカルの集団である。近くのユリの木の実を狙っているらしい。

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 ユリノキに取りついていると、留鳥のヒヨドリが縄張りを宣言しにやってくるので、そのたびにこの針葉樹の天辺に避難しているようである。

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 そんな邪魔者を避けながらユリノキに取りついてしばらく食べて、近くの常緑樹に飛んで食休みをしてからまた旺盛な食欲を見せる。今シーズンイカルの最初の群れとの出遭いの場面であった。

 

 

カワセミ    原点回帰

 水面を低く「チッチッチッ・・・・・・」と鳴きながら飛んでくるのはコバルトブルーの鮮やかなカワセミである。

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 このきれいなブルーに魅せられて、鳥見を始めたのは十数年前になる。野鳥観察の原点はこのカワセミである。

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 ところが最近はどちらかというと猛禽類に目がいくようになっている。確かに猛禽類の狩りの場面などは魅力的である。

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 その上にただの止まりものでは飽き足らず、狩りのその瞬間とかバトルの場面とかを期待する。

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 カワセミに対しても岸辺でたたずんでいる姿よりも、餌獲りに飛び出す場面やそれの成功した姿を狙うようになる。

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 趣味趣向の追及をすればおのずとそちらの方向に向いていくのかもしれないが、「初心忘れるべからず」原点回帰をしてみよう。

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 河畔を飛び交うカワセミを追ってみた。早朝で曇っているのでカワセミの魅力的なブルーをうまく出せないが、久々のカワセミである。

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 その姿を眺めていると、このあたりでカワセミをテーマにした子供向けの絵本でも作ってみたら面白いかなと思った河原散策である。

モズ    お相手探し

 モズは秋になると恒例の高鳴きを始めて縄張りを宣言すると、次はよき伴侶となるお相手探しになる。

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       いい子がいるなという ♂

 早朝の河原を歩いて本命を探しているが、その気配すら見えない時、葦原の真ん中にあるニセアカシアの天辺でキョロキョロしているのはモズのメスである。

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       私はここよ ♀   

 しばらく見ていたが顔を動かしているだけで、あまり大きな動きがない。早朝なので餌探しに集中しているのかもしれない。

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       どうも気になるな

 こんな時に凛々しいオスが出てくれればと思いつつ歩いていると、低い柳の枝にその姿がある。

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       こっちも?

 近くの草の中に飛び込んでは柳の枝に戻ってくるので、こちらも餌獲りに忙しそうである。朝食の時間だからしょうがないのか。

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       でもやはり?

 少し上流にメスがいたよと教えたくなる男前のオスである。自分も意識しているのかいろいろなポーズをとってアピールする。

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       やはりこっちかな!

 そのうちに思いが伝わったのかメスのいる方角へと飛び去ってしまった。鶏をかわいがって会話をするおじさんを知っているが、野鳥たちと会話ができたら面白いなと思う場面であった。

ダイサギ   戦闘態勢?

 秋晴れの早朝多摩川の支流を歩くと、ダイサギの群れが河原で勢揃い。何をしているのかとじっと見てみる。

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 青空の割には風もそこそこ吹いて猛禽も出やすい状況である。ダイサギが一斉に上流を見つめている。

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 それもその行動が指揮官でもいるのかと思うように、同じ方向を向いて同じ姿勢をとっている。

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      一斉に背を低くする?

 その姿勢を低くするときも一斉に低くする。中には一羽それに反発するように飛び立つのもいるが、どこかの学校の授業中のクラスの光景に似ている。

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 ダイサギの見ている先の方を見ると、川の中にいる魚を見ているのか、それとも風に乗って魚を狙う猛禽を見ているのか、同じ姿勢であることが不可思議である。

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 そんな整列したところを混乱させるかのように、ユリカモメの集団が上流から飛び込む。そのうちにユリカモメも同じように上流を向いて並んでいる。

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 最近はダイサギの数が増えてコサギの姿が見えなくなったといわれているが、目の前の光景を見ていると現実であるとわかるような気がする。

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 増えているというダイサギを観察しながら、この姿勢の謎が解けない早朝の河原散策である。

 

 

ユリカモメ    数多くの遡上

 ユリカモメといえば海鳥で、河川敷に姿を見せるのは珍しかった。ところが今シーズンはここ多摩川の中流域でもその数が多くみられる。

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      朱色の嘴と脚が魅力的

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 河原を歩いていてもかなりの数のユリカモメが青い空高く飛び交っている。遠くから見るとその鋭く飛ぶ姿は、何かしらの猛禽ではないかと錯覚することもある。

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 通常は河川を遡上することもあるが、せいぜい10km程度かなと思っていたが、河口から30数キロもあるこのあたりまで来ている。

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 その上数が多く、幼鳥から成鳥までたくさんのユリカモメが飛び交う。北の海で繁殖するので夏羽を見ることは少ないが、冬羽の白さと嘴と足の朱色がきれいに見える。

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 塒は海の近くなので早朝に河口を上ってくるようである。今シーズンその姿が多いのはやはり餌が豊富にあるということなのかもしれない。

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 それとも海の魚より川の魚の方がおいしいのか、海の魚ばかりでは飽きてしまうので、たまには違う魚をと考えているのかもしれない。

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 一般に”ゆりかもめ”というとお台場を走る交通機関かと思う。ところが「ユリカモメ」は都民の鳥として制定されていて、別名都鳥とも言われる。ミヤコドリは別にいるので紛らわしいが、やさしそうな目元はかわいいところである。

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 地球温暖化等の気候の変動が生物の動態を変えているのか、今シーズンは特に多摩川中流域河畔をよく飛び回るユリカモメである。

 

エゾリス   秋色の公園で

 北の国の公園はすでに紅葉が始まって、早くも落ち始めた枯葉を踏む音が耳に響くようになる。

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 そんな枯葉の間を小さな動物が動き回る。木に登ったり、枝から枝へと飛び移るときはまるで鳥のようなすばしこさである。

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 エゾリスの朝食探しである。工場で出来立ての生ビールの飲み放題で、もうろうとした頭を冷やすには良い風景である。

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 しばらく歩いていると、頬をなでるさわやかな冷気と赤や黄色に染まった秋色の公園の樹木が、シャキッとした気分にしてくれる。

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 紅葉の樹木を背景に飛び回るエゾリスの姿を追いかけていると、時々止まって覗くように振り返る。

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 そうかと思うと古い木の切り株に乗って、やわらかそうなふっくらとした大きな尾をたてて、両手で見つけた餌を持って食べ始める。

 異国情緒を楽しみながらの北国の早朝の公園散歩である。

 

モズ   高鳴きは続く

 本命を待って早朝から河原を歩いてみるが、聞こえてくるのはモズの高鳴きばかりで、他の鳥の声の聞こえない日がある。

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 秋の渡りの鳥たちは意外と静かで無口で通り過ぎることが多いので、探すのがたいへんである。

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 鳥を探すのには鳴いてくれるか、飛んでくれるかしないとただ見つけるのは至難の業である。

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 その点留鳥たちは声を出してくれるので見つけやすいが、今の時季はあまり人気がない。

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 そんな中で自己主張に忙しく大きな声を出しているのは、高鳴きを続けるモズである。縄張り宣言なので、高いところにいる。

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 この時季はオスもメスも高鳴きをして、お互いの縄張りを主張する。飛び去ってもいつの間にか同じところに戻っていることが多い。

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 高鳴きは聞こえるが、本命の姿が見えない河原の散策である。こういう日もあるかと自然相手の本命探しの鳥見である。

 

 

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