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    2008年5月の連休の四国四万十川の旅

公園散歩

ヤマガラ   Ⅱ    せっせと運ぶ種子

 ニイニイと鳴くヤマガラの鳴き声は猫の声に似てかわいらしく聞こえる。葉の落ちたエゴの木の緑の実の皮をむく場面を見ることが多かったので、声が聞こえると頭上を見上げてしまう。

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 ところが、この秋の大きな台風でその木が倒れたらしく、倒れたエゴの木の枯れ始めた実を採りに来ている。

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 遠くで見ると地面の近くに降りるので、何を採っているのかと思う。それも採りやすくたくさんあるのか、入れ替わり立ち代わりにヤマガラがやってくる。

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 枯れ始めているので、たぶん実を採るのも簡単で、その皮も剥きやすいのだと考えられる。枝に取りついたと思うと、実を嘴に銜えてすぐに飛び立っていく。

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 そんなに美味しい実なら他の鳥たちも食べてよさそうだが、このエゴの実を狙ってくるのはヤマガラだけのようである。

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 こういう鳥たちの貯食行動はカケスなども行うが、カケスはどんぐりを好む。古木の洞に隠したり地面に埋めたりする。

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 まあ、それぞれ好みみがあって、食料不足や紛争の原因にならないで済んでいるのかもしれないと思う、ヤマガラの冬場の食料確保の場面である。

 

ヤマガラ    エゴの実を

 誰もいない雨上がりの公園のコンクリート造りの擬木でできた階段を上っていると、コツコツコツという音が頭上から聞こえてくる。

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 見上げてみると高い樹木の枯れた横枝で、ヤマガラが木の実を突いている。後ろ向きなので良く見えないが、大好物のエゴの実だろう。

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 両足で抱えて嘴でコツコツと皮をむいている。たまにコゲラが樹木の幹を突いているのかなと間違えることがある。

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 皮をむいて中身の種子を取り出すと、嘴に銜えて貯蔵する場所に運んでいる。行き先を見ると藪の中の地面に降りていく。

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 よく見ると同じところに何羽ものヤマガラが運んでいるので、共同の貯蔵所かと思ってしまう。

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 同じようなところにそれぞれが餌をため込んで、越冬の準備を始めたのだろう。たまにはそれを忘れてしまうので、エゴの木の繁殖にも役立っているようである。

アオゲラ   独り立ちの幼鳥

 早朝の公園を歩いていると、朴ノ木の赤い実がたわわに見える。昨年はこの実を食べにアオゲラ、アカゲラなどがたくさん取りついていた。

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 今シーズンはその姿が見えないなと思いながら、コンクリートの擬木の階段を上っていくと、アオゲラが樹木の幹に見える。

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頭の天辺は一人前に赤くなって見えるが、体の羽はまだ生えそろっていないといった感じで、一見やつれたアオゲラに見える。

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 やっと独り立ちができて動き出したようで、やはりきれいに見えるようになるには1年ぐらいはかかるのだろう。

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 樹木の虫たちを探して動いているが、木の実であれば朴ノ木の実がたくさんあるよと、教えてあげたくなる。

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 数年前まではもう少しアオゲラの営巣が多く見られたが、ここのところ少ないような気がしていたが、がんばっている幼鳥を見て安心した公園散歩である。

 

アオスジアゲハ   黄色の花を独り占め

 渡りの鳥も一段落か台風で様子見をしているのか、最近その姿を見ることが少ない。それでもと思いながら公園を歩いてみた。

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 鳥の姿は見えなかったが、秋の花と蝶がたくさん飛んでいる。秋の花と言えば「コスモス」、漢字で書くと「秋桜」と書く。

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 「秋桜」と書いてコスモスと読ませたのは、あの山口百恵が歌ったヒット曲からであるらしい。

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 作詞作曲のさだまさし調の雰囲気のある気にいっている曲である。嫁ぐ娘が母を思う気持ちを静かに聞かせてくれる。

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 そんなメロディーが流れてきそうな黄色一面のコスモス畑である。70万本が見事に満開である。

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 イエローキャンパスとサンセットイエローの2種が咲き競っている。この花は、気温が下がるにつれて黄色みが増していくというこの時季にぴったりの花である。

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 そんな花を独り占めしているのがアオスジアゲハである。優雅に動き回るアオスジアゲハをコンデジで挑戦してみた。

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         一眼レフを持って来ればよかったと後悔しながらの追いかけ!

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 一眼レフには及ばないが、何とか黄色のきれいな花を引き立ててくれたようである。

 

ツツドリ    今シーズンは?

 ツツドリの飛来のシーズンになって、各地からその情報が伝わってくる。週末バーダーとしてはいくらか焦り気味である。

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 公園の桜並木も程よく虫の姿が見えるが、そのツツドリの姿は見えない。桜のこずえを見上げていると、それらしき飛翔姿も見えるが、通過だけである。

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 昨シーズンは通常型から赤色型まで、良くその姿を見せてくたが、今シーズンはまだ警戒心が強いのか、他に美味しい餌場を見つけているのか、目の前に出て来てくれない。

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 三度目の正直というが、それでも雨上がりに公園に足を向けてみると、条件は良くないが飛び去る後姿が見えた。

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 遠くには行かないだろうと、近くの桜の枝を眺めながら探してみると、一休みしている姿を見つけた。

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 まず一枚と証拠写真を収めると、正面顔をと移動をする。だるまさん転んだ状態で接近して、その姿だけはファインダーに収めたが納得できない。

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 これもじっくりと待つタイプであればよいのだが、公園を動き回る撮り手としてはここで待っているわけにはいかない。次回に満足できるフォーカスを期待して!

 

ツマグロヒョウモン   恋物語

 空高く細い雲が流れる秋の空、公園の緩い坂道を上ると開けた草地が広がる。男心と秋の空とかも言われるが、草場の陰でツマグロヒョウモンの恋物語が展開されていた。

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             きれいなメスが翅を休めている叢

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            後ろ姿も見て!

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            前からの表情も自信あるけど!

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          少しくたびれた得意のヒョウ柄をこれ見よがしに!

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           メスを意識して、アカツメクサの花の上をゆっくりと一回り

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          本当はアザミが好きなんだけど、アカツメ草で我慢してるんだ!

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             花にも飽きたのでそろそろ・・・・

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           メスに言い寄りディスプレイを始める

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           こっちを見てよ!という言葉に、かたくなに翅を閉じたメス

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            ねぇー仲よくしよう!

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           寄り添ってもいい?

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           一心同体だね?

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 この先はどうなったのでしょうか? ツマグロヒョウモンの公園の広い叢での恋愛物語でした。

メジロ     親子で朝食

 「食欲の秋」 公園の木の実も熟してきた。真夏日の公園には足が遠のいていたが、少し過ごしやすくなった昨今、連日公園散策を続けている。

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 新たな出遭いを期待しながら、色づき始めた桜の葉や、虫に食われて丸く穴の開いた樹木の葉を見上げて歩く。

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          餌をほしがる幼鳥

 緑の葉に穴が開いた樹木の光景を見ていると、最近孫に読んであげている 「はらペコあおむし」 の絵本を思い出してしまう。

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           やさしい母親

 はらぺこあおむしは大きくなってきれいな蝶になるが、この樹木の虫たちは旅鳥や留鳥たちの獲物になってしまうのか。

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 ミズキの実が青黒くなってきて食べごろのようである。メジロの親子がやって来て、それをくちばしで採って幼鳥に食べさせている。

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          こうやってとるんだよ、と自分で食べてしまう親

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 見た目は親と同じ姿であるが、まだ餌は撮れないのか、ほほえましい光景である。朝起きた家族が、モーニングサービスでも食べに行こうか、と言ったどこかの家庭に似ているなと思ってしまった。

ヤマガラ     ホウの実大好き

 ホウの実に集まり始めた留鳥たち。コゲラは鳴き声と共に姿を見せてくれたのですぐにわかったが、静かに取りついたのはヤマガラである。

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 よく見るとシジュウカラもいるので、その混群の回遊のコースになっているようである。ここで食事を済ませると、近くの水場に向かうのだろうか。

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 エナガを中心とした小鳥の混群は二組確認しているが、混群の中には旅鳥が混じっているのでそれを探す。この中にいる旅鳥はキビタキのメスである。

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 この時季には混群の移動姿を見つけると、中には必ず珍しい旅鳥がいるので軽視できない。他の散策路で見かけたもう一組には、ムシクイとサンコウチョウ二羽が混じっている。

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 旅鳥にすれば、休憩地の環境に不慣れなので、公園を縄張りにしている留鳥たちの下に草鞋を脱ぎ、一宿一飯の恩を受けるわけである。

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 今まで静かだった公園が、鳥たちとそれを狙ったCMでにわかににぎわい始めた。にぎやかになってきた公園散策に、新しい出遭いを期待しながらまた明日も脚を向けるのである。

キビタキ    旅の途中で

 遠慮がちの旅鳥キビタキはそのチャンスを狙っている。コゲラの去った後はヤマガラが木の実を。

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 留鳥たちが独占しようとしているところを、隙あらばと上から狙っている旅鳥。ポーカーフェイスでも横目で狙っている。

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         早く終わらないかな?

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 満腹になったヤマガラが飛び去った後、好機到来とばかりに赤い実の下へ、ホバリングして取りつく。

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 ほかにもそろそろ食べごろの木の実があるにも関わらず、この位置のホウの実が人気がある。

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 キビタキもコゲラのように、赤い実をきれいに銜えて見せてほしいなと思いつつ、そのチャンスを待つ。

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 嘴を突っ込んではいるが、角度から見るとちょうど死角になってしまってまったく見えない。

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 それでもじっと我慢の子で、自分の立場をわきまえながら、狙ったチャンスをものにしているところはさすがである。

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 子育てを無事に終えて、南に旅する鳥たちはこうして命をつなぎながら、越冬の地に向かうのだなと観察しているところである。

コゲラとキビタキ   赤いホウの実

 公園の木の実も日増しに色がつきはじめてきた。昨年はあまり実をつけなかったホウの実が今シーズンは豊作のようである。

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 この実が熟すころ、旅鳥たちが南に向かう英気を養う樹木である。そろそろかと留鳥のコゲラが試食をしていた。

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 美味しそうな赤い実を嘴に銜えていたが、それをうらやましそうに見ていたのは、旅の途中のキビタキのメスである。

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                見下ろすキビタキ

 コゲラは、よそ者になんか食べられてたまるか、と言わんばかりにその姿をにらみながら欲張っている。

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 上から見下ろすキビタキの姿からは、お腹が空いてお腹の音が聞こえてきそうな目つきで見ている。

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 この場所もアオゲラが来るようになると、コゲラも小さくなってしまう。それでもこの実の付き方からすると、結構楽しませてくれそうな予感がする公園である。

 

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